谷川岳登山~鉄分補給済み | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~きわめて降らない~

高崎で宿泊。朝一番で空を確認すると晴れている。
6時半~の朝食をとり、高崎から電車で 新清水トンネル内にある土合駅へ。
高崎からの電車が登山者で混んでいたので、 これは…と思っていたら、3割方 沼田で下車。尾瀬に行くハイカーでした。
水上で降りたたくさんのハイカーが長岡行き電車に乗り換えたかと思っていたら…

水上駅を電車が出たのと同時にバスが出発。行き先を見てビックリ。「谷川岳ロープウェイ」
水上駅から直通が出ているんだ。でも電車の方が早いに決まってるし…
そして新清水トンネル内にある土合に到着。


降りた瞬間寒さにビックリ。天然クーラーは気持ちいい。
さぁ ホームから改札口まで、400段を超える階段が待っている。
土合駅から出て 次は谷川岳ロープウェイ乗り場まで、車道を15分以上テクテク。

空は晴れている。

ロープウェイ乗り場に着いたらすでに汗だく。
土合駅から歩き出した時、件の水上駅を電車と同じ時間に出たバスが、ロープウェイ乗り場にお客を降ろして下っていった。
階段を歩いている間にバスに抜かれていたんですね。

教訓。水上駅からはバスがいい。土合駅から歩くとロープウェイ乗り場までで疲れてしまう。

そして ロープウェイに乗って天神平へ。
ニッコウキスゲの黄色が鮮やかでした。
そこからリフトで天神峠へ。

空には雲が7割方はあるものの、山々のまわりにはくっついていない。これならば雨はそれほど心配なく登れそうだ。

10時ちょうど 登山開始。

雨が降らないうちにサッサと登ってしまおうと思いきや、かなりの登山者にペースを乱され気味。ゆっくり登るも、下りが大変そうなところが多そうな登山道。

ゆっくりペースのおかげで、ほとんど休まず 一気に谷川岳のトマの耳(頂上)に11時40分過ぎに到着。


途中で雨がパラリと来ましたが、ザックカバーをかけるだけで大丈夫。ミストを浴びるような気持ちよさで、逆に元気を補充できました。

頂上も人がいっぱい。
四方の山々の景色を楽しむも、刻々と変わる雲の姿が楽しい。


今日は日本海側から太平洋側へ、緩やかな風が流れている感じ。でも 雲が湧き上がっているのは太平洋側という複雑な天気。

谷川岳のもう1つの頂上。オキの耳に行こうとしたら、ガスがかかってきて真っ白に。
日本海側には高い雲が。
ヤバそうな雰囲気だったので、オキの耳は次回にして 12時ちょうどに下山。

一気に下山しちゃえ~ と思ったら、肩の小屋の下で2つの高齢者のグループ。列をなして、渋滞。途中、休憩のところで抜かして、ロープウェイ乗り場には13時30分過ぎ到着というのんびりだったのですが、下りはかなり疲れました。
ロープウェイ乗り場に着くなり、雨がザッと降り始めるナイスタイミング。

そのままロープウェイで下りると、待ち時間無しで 水上駅行きのバスに間に合うラッキーさ。

あとは温泉でゆっくりと思っていたら、水上駅に蒸気機関車が煙をモクモク、止まっているじゃないですか。

C61だ!


高崎線開通130周年とかの特別列車らしい。
留置線から客車につなぐまでの移動を しっかり楽しませていただきました。
やっぱり蒸機はいい。

その後 水上温泉街へ歩いていく。ラ フォル ジュルネ新潟の帰りに行った道筋と同じ。
山岳資料館を見学、割引券をもらいお隣のふれあい交流館という、公営の温泉施設でゆっくり。そしてサッパリ。
やっとここで遅い昼食、っていうか夕食。山に持って行ったおにぎりとパンをやっと食べることができました。
休憩室でのんびりしていると、なんと雨。

同じバスで水上まで降りてきたグループさんもいて、やはり雨待ち。ところが列車を1本遅らせても止まない。お風呂に入ってサッパリなのに濡れるわけにはいかないということから、まとまってタクシーに乗って駅に向かいました。

最後で雨にやられましたが、昨日の天気予報からでは考えられない、登りやすい、太陽が隠れてくれて暑くならない、1日になりました。それにもまして、土合駅のみならず、SLまでもと、鉄も充実したのが嬉しい誤算でした。

これからゆっくり帰宅します。