京都の旅館はとっても落ち着ける、私にぴったりの施設でした。
素泊まり3600円(込)は、めちゃお得でした。
今朝はしっかり寝坊して、起きたら7時半。行動がアバウトな私は もちろんマイペースでスタート。三条から地下鉄で山科へ抜け、ここからは18きっぷ。東海道本線で名古屋へ行き、そこから今日は中央本線。中津川まで快速で、そこから乗り換えたのが 南木曽止まり。
どこまで行くか…
ひとつの候補が坂下駅そばで見れる、阿寺断層。
しかし、その準備(地学ガイドもしくは論文)をしてこなかった!
駅を出てすぐのトンネルの崖が、阿寺断層。現在も活発に活動しているという断層に飛び込むスリルが味わえます。ただし 活動周期は ヒトの一生よりはるかに長いスケールですから…
ということで、南木曽駅で途中下車、というか終点。
まずはお昼で、喫茶店へ。南木曽って 中津川からすぐなのに、行政的には長野県だってとは 油断。南木曽行き各駅停車があるので、てっきりここまでは岐阜県(中京圏)だと思っていました。なので なごやめしはお預けで、オムライスとなりました。お味噌汁も合わせ味噌で、信州の味でした。
お昼のあとは、前から列車から見て、気になっていた橋へ(喫茶店のすぐお隣)。
桃介橋という、およそ250mの木製の吊り橋。
大正11年に架けられ、当初は 発電所建設のための軽便鉄道が通されたとのこと。
昭和25年に町に受け渡され、人道橋として利用。昭和53年に廃橋。しかし取り壊しの予算が立てられず そのままになっていたものを、平成5年の『ふるさと創生事業』で、文化遺産の観点から、整備し直して、重要文化財に登録となったという、紆余曲折の建築物。
対岸の公園もそれに合わせて整備され、その隣には2つの博物館もありましたが、列車の時間(ここはしっかりチェックしないと 大変なことになるところなので)もあり、今回はパス。ともに魅力的な博物館だったので、次回は 十分な時間を取り、妻籠宿と合わせて1日コースで行きたいところとなりました。
南木曽から塩尻までの各駅停車は、本数の少なさと青春18きっぷの効果で、混雑。
塩尻で中央東線に乗り換え、下諏訪で途中下車。
下諏訪温泉の公衆浴場『菅野温泉』に寄り道。
路地裏にある、昭和の雰囲気を残したお風呂。浴槽はタイル張り。
パッと見、町の公衆浴場みたいですが、浴槽からはお湯が溢れ出ているところが、温泉ならでは。
ちょっぴり熱めのお湯が とっても気持ち良かったです。もちろん洗浄剤などが置かれていない、昔ながらの温泉でした。
駅から歩いて5分強って近さは、便利です。
あとは頑張って、中央本線から横浜線と乗り継いで帰宅するだけ。帰宅予定時刻は23:10くらいかも。
大阪や盛岡よりも、遠い!