東京 春 音楽祭ストラヴィンスキー・ザ・バレエ:東京文化会館 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
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~春のお祭り~

1日 暖かくなる予報。軽装でお出かけ。
お友達と池袋で待ち合わせ。

池袋西口で、バングラデシュのお正月をお祝いする催しに参加。民族衣装で着飾ったお友達は、キラキラ輝いてとても綺麗でした。
女性の民族衣装の鮮やかな色彩に目を惹かれっぱなしでした。屋台がたくさん出ていたので、香り高いカレーでお昼。体中が暖かくなりました。

その後、上野に移動。


15時~
東京文化会館

東京 春 音楽祭
ストラヴィンスキー・ザ・バレエ
に行ってきました。


前半は
『アポロ』
🎵ストラヴィンスキー:「ミューズを率いるアポロ」
の音楽によって踊られました。
振付:パトリック・ド・バナによる新作。

ダンサーは
ディモ・キリーロフ・ミロフ
秋山珠子
橋本清香
アレーナ・クロシュコワ

演奏:長岡京室内アンサンブル

オーケストラピットに誰もいないのに幕が開いてビックリ。なんと舞台上に柱を組み合わせたひときわ高い舞台をつくり、そこにオーケストラを配置しました。2階左の席だったので、高い位置での演奏でも音がしっかり聴こえました。1階だったらオケも見えなかったり、2階席はラッキーだったかも。
弦楽合奏で、ほとんどfがないこの曲、舞台上の演奏は2人1組で、なんと左右様々な方向を向いて演奏している。その演奏、驚くべき艶としなやかさでホールを包んでいきました。音楽の美しさが格別でした。
舞踊は読み替えをしたために、予習不足もあり、ちょっぴり私には意味不明的な部分が残ってしまったのが反省でした。
線的な動きが印象的でした。

休憩のあとは
東京バレエ団
ベジャールの『春の祭典』

🎵ストラヴィンスキー:「春の祭典」

東京都交響楽団
指揮:ジェームズ・ジャッド

幕が開くと舞台全体に男性がうつ伏せに膝をついて広がっている。青白い照明の中では、まるで海の中の様。そして音楽が進むと1人1人立っていく姿は、まるで 海の中のヒトデの様。
その後の群舞はそれは見事。
激しい踊りの一糸乱れぬ合わせは、素晴らしかったです。

第2部は女性の群舞で開始。
男性と同様に大きく動く舞踊は、ダイナミック。
音楽と完璧に一致した舞踊は圧巻でした。
第2部後半、男女の生贄が一緒に踊り始める場面からは、躍動的であり 官能的でもある。短いリズムの中で、曲芸ともいえる技術は本当に見事でした

素晴らしい舞台、久しぶりのバレエ、楽しめました。