コンクール2日目のレポートは(↓)こちらから🤗
今日はまず、定禅寺通りの
せんだいメディアテークで
『第5回 二科東北支部連合展』
という、地元の絵画・彫刻の展覧会。
47人の作家の多くが2作品ずつ出品。「ビビビ」と来る作品は無かったものの、「おー!」ってなる作品はいくつかありました。
展覧会からスタート。時間調整は下の図書館で…と思うも、展覧会で十分な時間を使ったので、そのまま地下鉄で旭ヶ丘へ🚃💨
日立システムズホール仙台、交流ホールでお友達と待ち合わせ。
今日は栄養ドリンク1本で…
昨日は羽生くんのパネルに目が行きましたが、今日は過去のコンクールの展示。
第1回からのプログラムや報告書の閲覧もできたので、それを見ていると、いろいろビックリでした。
第1回で入賞した『ユジャ・ワンさん』
↑日本語表記、こうだったんだ!
第7回 仙台国際音楽コンクール
The 7th Sendai International Music Competition
ヴァイオリン部門
セミファイナル
Violin Section
Semifinal Round
3日目
14時~
日立システムズホール仙台
仙台フィルハーモニー管弦楽団
指揮:高関 健
今日は7列目(中央通路のすぐ後ろ)ど真ん中の席でした。
4人の演奏、バルトークとプロコフィエフを2人ずつというバランス良好、を聴きました。
昨日、一昨日同様、コンマス席での感想は 最後に4人まとめて記します。←その理由は1日目(一昨日)の日記参照
14:00
34:ケリー・タリム
Kelly TALIM
アメリカ
最初は
🎵バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番 Sz112
第1楽章はとてもゆっくりで穏やかに開始されました。ある意味、ロマンティックな表現。そしてそれに合わせたのか、昨日とは別人のように 控え目な(うるささを感じない)オケ。カデンツァ前(275~)のソロ(特にハープとチェレスタとの絡み)がめちゃ綺麗でした。
第2楽章は、ソロの第1主題が優しく流れました。それは中間部のティンパニとチェロのトレモロの不気味さに乗るところと、鋭いコントラスト。コーダのハープとチェレスタの響きはまたまた絶品。
第3楽章もゆっくり目のテンポ。しかし重さはまったく感じない。ソロに絡むオケの弱音がきれい。そしてやわらかな打楽器の響きも絶品。
私の思っていたバルトークらしくない、バルトークが聴けました。こんなバルトークなら 初めて聴いても好きになれる。
一旦退場して、指揮者とともに出てきて、コンマス席で2曲(昨日から拍手と配置替えを含めた流れが決まりました)。
🎶ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68 から 第2楽章 の81小節2拍目~最後128小節まで
🎶R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 op.30 の舞踏歌前半 409小節~614小節1拍目まで
素敵なバルトークが聴けました。
2人目は
14:40
24:アンドレア・オビソ
Andrea OBISO
イタリア
🎵プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 op.19
彼はオケに寄り添うスタイルを通しました。そしてプロコフィエフとは思えないくらい、旋律をつかむと 気持ち良いくらいに歌う歌う!弱音器をつけたところでは、木管とハープにしっかり音を合わせて、綺麗に響かせました。また重奏では、片方のそれぞれの弦を均等ではなく、どちらかに重点を置くようなバランスにしたのにもハッとさせられました。
第2楽章は、速い!オビソさん、引っ張る。最初はオケが遅れそうになるくらい。しかしオケと闘うのではなく、オビソさんは弾きながらも、しっかりオケに目配せをしながらの音楽づくりでした。
第3楽章は、表情豊かに演奏されました。それはオケの中に溶け込んだり、そこから浮かび上がったり。オケとソロの響きがよく和していました。後半、オビソさんと第1ヴァイオリンとのトレモロの美しさ、ハープとの音の輝きは、絶品でした。
続いてコンマス席で2曲
🎶ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68 から 第2楽章 の81小節2拍目~最後128小節まで
🎶R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 op.30 の舞踏歌前半 409小節~614小節1拍目まで
今回のプロコフィエフの協奏曲の白眉はオビソさんでした。
ここで20分の休憩。
後半はバルトーク1曲の長さの分、遅れて開始。
15:35→15:55
36:友滝 真由
TOMOTAKI Mayu
日本
🎵プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 op.19
安定感のある音楽が聴けました。
第1楽章は、しっかりとしたリズムの中、想定内でのダイナミックスやルバートは、聴いていてとても心地好い。オケの2本のフルート、2本のクラリネットと 弱音器をつけた友滝さんとの音色は、空からキラキラ輝いた砂が降ってくるみたいに美しかったです。ただピチカートの音が曇っていたのが残念。
第2楽章は明るく元気にスタートするも、中間部がちょっぴり曇り空。もっと大きな表現もできるはず。
第3楽章もきっちりとした音楽づくり。丁寧な音楽づくりは良いのですが、せっかくなので プロコフィエフの多層的な構造を広げるような聴かせ方をしても…と私は思いました。
続いてコンマス席で2曲
🎶ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68 から 第2楽章 の81小節2拍目~最後128小節まで
🎶R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 op.30 の舞踏歌前半 409小節~614小節1拍目まで
今日唯一の日本(アジア国籍)のコンテスタントでした。アジア優勢のこのコンクールにしては珍しいかも。
セミファイナル最後は
16:15
22:イリアス・ダビッド・モンカド
Elias David MONCADO
ドイツ
🎵バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番 Sz112
第1楽章の入りが 速くて荒々しい。その後、テンポの変化を強調させながら 組み立てていきました。しかし全体的なスタイルとしては、メリハリのあるはっきりとした見通しの良い構成になっていたように思えました。
第2楽章は、めちゃ濃厚。そんな中 ハープとの掛け合いが 恐ろしく感じたのは、なぜ? だって モンカドさんの音色は美しく、ビブラートも心地好い揺れだったから。
第3楽章は、メリハリのあるスタイル。ただ どう見てもマイペースという感じがしてしまう。
オケに寄り添うしぐさがなく、オケを引っ張る強さもないから。高関さんから出てくる音楽を待って、そこに乗せている感じがしました。
私的にはちょっぴり不満かも。
続いてコンマス席で2曲
🎶ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68 から 第2楽章 の81小節2拍目~最後128小節まで
🎶R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 op.30 の舞踏歌前半 409小節~614小節1拍目まで
今日の4人のコンマスの演奏。
注目したのが2番目のオビソさん。協奏曲もそうでしたが、コンマス席からも、オケをぐいぐいと引っ張っていく感じがとれました。特に第1ヴァイオリンをまとめるように、ソロを弾く時、アウフタクトのリズムをしっかり出していたのが良くわかりました。
他の3人は、ソロ奏者がそのままトップに座ったって感じ。
1人目のタリムさんは、綺麗なソロを聴かせてはくれましたが、コンマスとして…は、微妙。
3人目の友滝さんは、オケに溶け込もうとした姿勢は感じられるものの、ここではソロだから 特に『ツァラトゥストラ』では もっとはじけても良かったのでは?
4人目のモンカドさんは、ソロがオケからしっかり浮き上がるスタイル。それならば コンマス席でやる意味ないのでは?と私は思いました。
コンマスに座らせてのセミファイナルは、結果をまとめた次のレポートで私の意見を書きたいと思います。
今日の私の聴衆賞は、文句なしにオビソさんに入れました。
ホールから出る時、ファイナルに進むコンテスタントの発表が18:15からと アナウンスされましたが、日曜日夕方の新幹線ということもあり、そちらはHPから見ることにして、仙台駅に急ぎました🚃💨
地下鉄から仙台駅への動線は誘惑が多く、普段 何も買わない私も、今日は、南部せんべい、白松がモナカ、ままどおるをお買い上げ。宮城県だけてなく、岩手県、福島県のお菓子を買ってしまいました。
ちょうど始発のやまびこがあったので、自由席で東京へ🚅 そして東京到着。新幹線は速い💨
レポートあげたら、ファイナル進出のコンテスタント、見てみよう。今年は自分の好みとは別に、残りそうなコンテスタントもチェックしたので、どうなっているか…
それについては、明日以後にまた 書きます。






