今日 最初に聴いた公演のレポートは(↓)こちら🤗
最後はエネルギー切れで 地下のホール周辺でのんびり。物販を見たり、会場のソフトクリームを食べたりで時間調整。
最後の音楽会は、ピリオド楽器によるショパンコンクールで入賞して話題の 川口さんのフォルテピアノが聴ける演奏会。
公演番号:367
~“歌に恋するピアニーノ ”プレイエル製ピアニーノによる公演~
20:30~21:15
東京国際フォーラム ホールG409:ラ・ペルーズ
ソプラノ:天羽 明惠
ピアニーノ:川口 成彦
紹介文は
『デンマークのグリーグ、マンハイムのモーツァルト、ノアン&マヨルカのショパンを訪ねて』
この公演は追加販売でギリギリ入手できました。そのため、座席は下手横の4列目。今回は天羽さんは下手側から内側を向いて歌ったので、ちょうど背中を見ながら聴いたような感じ。なので小さいホールといえども、響かない空間でもあるので、環境はよろしくない。まぁ、聴けるだけでも幸運といえるプラチナチケット公演ですから文句は言えない。
ピアニーノの音に寄り添うように歌うことにした結果、天羽さんは着席しての歌唱でした。結果、ピアニーノの川口さんと ソプラノの天羽さんの姿が前の3列の人によって、まったく見えませんでした。
最初はピアニーノのソロで
🎵シューベルト:ハンガリー風のメロディー D817 ロ短調
ハンガリー舞曲というよりは、ハイドンの器楽曲に取り入れられた 農民の歌に近い音楽。親しみやすい旋律が、ピアニーノの陶器のような音色にピッタリ嵌まっていました。
次に天羽さんの歌が入って
🎵グリーグ:4つのデンマーク語の歌 op.5
私にすると、こちらこそちょっぴり異国情緒漂う歌。短い曲を続けて4曲。
会議室なので、声楽にはキツい環境。
ここで川口さんによるお話。
・ピアニーノとはアップライトピアノのこと
・使用楽器は1840年、プレイエルのオリジナルを修復したもの。今回がデビュー公演
・プレイエル社がマヨルカ島へ行ったショパンに贈ったのが、このピアニーノ
等々
天羽さんのお話は
・今日はガラス細工のようなピアニーノを生かせる歌唱を心がける
・サロンコンサートの雰囲気で歌います
そのお話を受けて
🎵メンデルスゾーン:無言歌集第1巻から ヴェネツィアの舟歌 op.19-6
🎵メンデルスゾーン:無言歌集第2巻から ヴェネツィアの舟歌 op.30-6
天羽さんがガラスというような、私には陶器のように届く、ピアニーノの音色は、ヴェネチアの曇りの風景。柔らかな音色にうっとりです。
🎵モーツァルト:寂しい森の中で K.308
🎵モーツァルト:鳥よ、年ごとに K.307
モーツァルトのフランス語の歌曲。
美しい旋律のK.308。明るく楽しいK.307。天羽さんのピアニーノに乗った温かな歌が良かったです。ただ 私はフランス語がまったくわからないので、そこまで!
ここで川口さんのお話が入って、後半の4曲
🎵ショパン:24の前奏曲 op.28 から 第15番「雨だれ」
マヨルカ島でのピアニーノで書かれた作品。つまりこれこそショパンが耳にしたオリジナルの音。川口さんは最後、光がさす場面が…と言ってましたが、私は 中間部の暗いところが、ピアニーノのくすんだ音色にピッタリのように感じました。
続いて天羽さんの歌で
🎵ショパン/ボルデーゼ:そり(マズルカ op.59-1歌曲版)
🎵ショパン/ボルデーゼ:美しき日々(マズルカ op.59-3歌曲版)
🎵ショパン/ボルデーゼ:水上の娘(バラード第2番 op.38歌曲版)
天羽さんいわく、これは後に ショパンの曲に勝手に歌詞をつけちゃった作品とのこと。
3曲とも、個性的で美しい旋律にうっとりしてしまう。フランス語なので歌詞がまったくわからないのも、旋律に浸れて いい(訳詞は配布されましたが…)。
マズルカでは3拍子の柔和なリズム、バラードでは水の上に乗っているようなたゆとうリズムが絶品でした。
大きな拍手のあと、お2人は袖に下がらずにそのままアンコール
🎵ショパン:春/フランス語訳編曲~「ねんねんころり 可愛い娘よ」
後半はやっぱりショパン三昧。
ショパンを当時の楽器や、家庭で弾くコンパクトな楽器で聴くと、穏やかで優しさあふれる表情が輝きます。
今年の ラ・フォル・ジュルネ、最高の音楽会で締めることができました。
歌い終わった天羽さんが、その場でひとこと。「ピアニーノをぜひしっかり見ていってくださいね。」
カーテンコールなしで、散会。即、ピアニーノの撮影会になりました。
私も撮影会に突入。浜松の楽器博物館にありそう…と思いながら見させていただきました。
今日は22時前に有楽町駅から山手線に乗って帰宅することができました。
↓15周年のポスターの残りをおまけに








