京都国際現代芸術祭2015と女人高野 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

柳の緑が鮮やかな京都!
昨夜の『ムーンライトながら』、当日指定券取りで出発。

まずは9時~ 京都市美術館で
PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015
におでかけ。

地下鉄の東山駅から歩いて行くと、聞いたことのある声の歌が!
昨年夏の札幌にも出品していたS.フィリップス。素人っぽい温かさと 有線放送が流れてくるようなスピーカーを使うことになぜか惹かれます。

目立たないように作られた?チケット売場で共通入場券を1800円で買い、中へ。

映像作品も多かったのですが、今回の映像作品にはビビビ⚡って来るものは無し!残念。

それに対して 興味深く鑑賞できたのは動きのある造型作品。

高嶺 格の『地球の凸凹』






音をバックに 空き缶に見える振り子を回転させるもの。暗い中に缶?から白い光を出しながら回転している時に、天井に梁の影が柔らかく揺れるのが印象的でした。

圧巻だったのは中央のホールで実演?していた
蔡 國強の絵を描くロボット



インクを浸けた筆から落ちたり、布をキャンバスに押しつけたりして完成させた絵画が即売されていました。

結局、全て観るのに3時間以上はかかるのでは…と予定していたのに、1時間半ほどで観終わってしまいました。

現代美術は鮮烈でわけがわからない作品であればあるほど 頭をリセットできるのですが、今日はそこまで刺激的な作品が少なく残念。対応が出来ちゃう 考えられる作品と、作者の勝手じゃん!みたいにこちらに伝わってこない(映像)作品が多かったです。
しかし 広い空間でのゆとりを持つ展示は良かったです。

バスで京都駅に戻り JRを乗り継ぎ桜井へ。
当初予定した場所に…と思えば、バスが出たばかりで 2時間待ち!歩いた方が早いくらい。でも歩きたくないから、近鉄に乗って 室生寺へと行き先変更。

久し振りの室生寺になりました。
前回行った時は、五重塔を壊した倒れた杉の木をちょうど現場で伐採していて、その杉の木の破片をどうぞ、といただいたのを覚えています! それから行ってなかったっけ?

平日で桜が咲き始める直前の今日の境内はとても静かでした。
私の好きな金堂



と その上にある五重塔



をのんびり散策。奥の院まで登れば、シャツ1枚で気持ちいい暖かさ。
綺麗になった五重塔の記憶があったので、杉の切れ端を貰ったあとに 訪れているみたいです。
音楽会の記録はしっかりファイルをして取っているものの、旅の訪問先の記録を何もしていないのは 失敗かも💦
特に関西は もう ごちゃごちゃ

予定より1日早く来るのが決まったのが 今月あたまだったため、大阪市内のホテルがまったく取れず、今夜は室生寺近くの榛原の温泉つき保養センターにしました。
美味しく作りたての天ぷらに焼き魚が出てくる夕食は 価格以上。それより温泉がかなりのアルカリで お肌ツルツルにはビックリ!

今夜は夜行明けなので 早寝になりそうです。