北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いています!

一昨日の夜、ゆうパックの不在通知を受け、0時を過ぎたのに気付かず、「明日の午前中なら大丈夫」とスマホの日にちを確認してメール。

昨日、午前中「サン=ジョルジュ」と「クリスチャン・バッハ」と「マリー・テレジア・パラディース」のCDを待つも、来ず。そこでやっと気付くも仕事の時間。

という流れで 今日の午前中、CD待ち。もうすぐ午後という時間に来ましたが、午前と午後の予定が午後に集中。おかげで床屋✂️💈に行けず仕舞いとなっちゃいました。

そのあとの「夜」の予定が…


日本テレマン協会 第327定期演奏会

〜延原武春プロデュース ウィーン式ヒストリカル・コンサート〜



<主催者からの概要>

モーツァルトやハイドンの時代にウィーンで開催されていたコンサートを模した公演です。最初に交響曲の第1楽章が演奏され、協奏曲や歌曲などの様々な演目が続き、最後に冒頭の交響曲の残りの楽章が演奏されるというスタイル。一度に様々な曲が楽しめるコンサートです。 


文京シビックホール 小ホール

18時30分〜

今日は前から4列目中央という ベストの座席で聴くことがてきました。


指揮:延原 武春

フォルテピアノ(ヴァルター):高田 泰治

ソプラノ:渡辺 有香

テレマン室内オーケストラClassic

<ヴァイオリン:浅井咲乃、三谷彩佳、ヴィオラ:姜 隆光、チェロ:鷲見 敏、コントラバス:橋本 将紀、ナチュラルホルン:中村一男、籔内 泉>


概要にもありますが、今日は モーツァルト(18世紀)の時代の宮廷でのコンサートのプログラムの再現を試みた企画。ですから、楽曲の一部の楽章やアリア、さらには 作品を「分けて」演奏したりと、今の感覚からすると、バラバラ、もしくは落ち着かないと感じられる構成になっています。

ということなのて、楽曲の解釈を細かく聴くというよりは、リラックスして音に浸るように楽しみました。


最初は

🎵F.J.ハイドン:交響曲第17番 ヘ長調 Hob.Ⅰ:17~第1楽章

弦は各1の元気いっぱいの演奏。ヴァイオリンの掛け合いが明瞭なので、両翼云々関係なく 愉しく聴ける。第2主題は ヴァイオリン二重奏の方が生き生き!反復後、浅井さん、お洒落に前打音を1つ💄オーボエは弦と多くが被るため、抜けていてもさほど抵抗はありませんでした。


🎵W.A.モーツァルト:アリア『ああ、情け深い星たちよ、天にいて」Kv.538

馴染みの無い曲でしたが、三部形式のコロラトゥーラを組み入れてはいるものの、地味目の作品。


🎵W.A.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」~「序曲」『もう飛ぶまいぞ』、『開けて、早く お開けなさい』~弦楽四重奏版

当時の宮廷や家庭で、オペラやオーケストラ作品を演奏するために 様々な編成に編曲され、この楽譜は 18世紀に編まれた管楽合奏版を、同時期に弦楽四重奏版に編曲されたものとのこと。『もう飛ぶまいぞ』の冒頭の響きは「コントルダンス」と同じ響き!フィガロの旋律をヴィオラに振ったのが良かったです。次の曲は、夫人の部屋でスザンナとケルビーノがあたふたとして、ケルビーノが飛び降りるまで。その場面を彷彿とさせる楽しいアンサンブル。

🎵W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第11番 ヘ長調 Kv.413

モーツァルトの30曲ある鍵盤協奏曲の中で、私の「頭に入っていない3曲」のうちの1つ。フォルテピアノと弦各1とホルン2とのアンサンブルがバランス良く響きました。素直にモーツァルトを楽しめました。~どうせならピアノ協奏曲第17番を選んで欲しかった!~


後半は

🎵W.Aモーツァルト:ディヴェルティメント第17番 ト長調 Kv.334~第1楽章

浅井さんが時にソロっぽく弾いたりと、なかなか聴かせてくれました。


🎵W.A.モーツァルト:歌劇「魔笛」~『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』

アリアの前半のあの高音の箇所を2回とも、表情豊かに歌ったのが めちゃ新鮮、魅力的でした。


🎵F.J.ハイドン:ピアノ・ソナタ第41番 変ロ長調 Hob.XⅥ:41

2楽章形式の充実した佳曲。高田さんのフォルテピアノは、落ち着いた温かい演奏。特に第1楽章の呼吸(間)の取り方は、絶妙!第2楽章も走ることのない1音1音丁寧な演奏が フォルテピアノにピッタリてした。好演!


🎵F.J.ハイドン:交響曲第17番 ヘ長調 Hob.Ⅰ:17~第2、第3楽章

秋の寒々とした空気感の、弦楽合奏で書かれたAndante の第2楽章。心地よいリズムに揺られるAllegro の第3楽章。こちらは原曲のオーボエがヴァイオリンとユニゾンで動くため違和感なしで愉しく聴けました。


アンコールは

🎵W.Aモーツァルト:ディヴェルティメント第17番 ト長調 Kv.334~第3楽章

演奏開始前に延原さんが浅井さんに「指揮しないから」と言って脇に… 浅井さんが率いた演奏は、ダ・カーポ後のテンポの大きな弛緩を伴った濃厚な表現は アンコールだから? めちゃサイコーでした😍

今日はまるで梅雨の中休みのような、高温多湿の中での クラシカル楽器による演奏会。ガット弦には大変な環境の中で、弦楽器の方々は大健闘でした。
そして 元気な延原さんの指揮とお話しも健在(復活)でした。

声楽から協奏曲に器楽作品までの多彩なプログラムの贅沢な音楽会。このような 色彩豊かな演奏会も良いですね!