さて今回は、前回の「この絵本、何才むき?」の続きです~
「○才むき」の絵本、違う年齢の子が読んでもいい!
前回、子どもに、どの絵本を読んで
あげたらよいのか迷ったときに、
「○才むき」「○才から」という表示が目安の1つとしてあります。
ということをお話ししました。
ではお子さんの年齢が、この目安の年齢でなかったら、その絵本はその子には合わないのでしょうか………
①「この絵本はまだ早いかな?」
興味を示していれば楽しめるかも!?
②「この絵本は、もっと小さい子が読むやつだからやめようね~。」
いえいえ!「読みたい」の気持ちがあるなら楽しめます!
では、もうちょっとだけ詳しくお話しします↓↓↓↓↓
①まだ早いかな?
少し長さのある文章で物語を楽しめるようになってくるのは、大体3~4歳からです。
お子さんの好きなものが描かれていたり、興味を示していたら、一緒に楽しめるかもしれません
その場合、気を付けていただきたいことがこちらのこと……
3・4歳になったからといって、ある日突然物語の絵本を読めるようになるということはありません
焦らず、始めは「絵を楽しむ」「大体のストーリーを楽しむ」ところから、
お子さんのペースで読んでみてください
②小さい子むき?
お子さんが「これがいい」と選んだ絵本に、お子さんの年齢より小さい子むきの表示があった時……
「この絵本は、もっと小さい子が読むやつだからやめようね~。」
と、棚に戻してしまうこと、ありませんか?
発達段階に合わせた絵本をお子さんと出会わせてあげるのも、大切なことです
ですが、お子さんの
「これが好き!」
「読んでみたい!」
という気持ち、自分で選んだ意思を否定しないで、まず、受けとめてみてください
と言ってみるのもよいかもしれません
赤ちゃんむき、とされている絵本は、
幼児や小学生が楽しめない……なんてことはないのです
だって、好きなものは、いくつになっても好き!なんです
(大人が絵本を楽しめるのだから、年齢制限なんてないのです)
前回もお伝えしたことですが………
もりのゆが思う大切なことは、
・お子さんをよく見る
・今、お子さんの興味が何にあるのかを、なるべくキャッチする
ということです
色々書きましたが……
あまり難しく考えすぎず、直感で「おもしろそう!」と思ったものから読んでみてください
お子さんとの絵本選び、ぜひ楽しんでみてください