ネタ切れというか倦怠期というか、いいねが多いことに気をよくしておサボリしておりましたが、いやあ、、2月のブログ記事3件は酷すぎだな。その割に、いつもランキング上位を維持させていただいてしまい、ほんと申し訳ない。もうちょっと頑張ります。

 

ということで、今日は、こんな題名でお送りしております。

 

 

医師は、もちろん病気(生殖医療においては妊娠できない、継続できない)ことに対して検査をして治療計画を立てて、問題を解決していくのが仕事です。心のケア自体は専門ではないですが、もちろん、身体的のみならず、経済的あるいは精神的なストレスに対するフォローは不可欠です。

 

よく、男性が女性から相談を持ち掛けられると、男性はアドバイスしちゃいがちだけど、女性は話をきいて欲しいだけだからウンウンって傾聴するのがいいんだ、みたいに言われることがあります。

 

もちろん、大間違いではないんだろうし、誰かから相談された時、なんでもかんでもアドバイスしちゃうよりはひたすら傾聴したほうがマシかも知れませんが、こんなの真に受けてただ聴いているだけではアウトなわけで、上手に相槌打ちながらよく話を聞いた上で、終盤で時折何か気の効いたコメントなり感想なりをいくつかできると秀逸です。

 

医師が相談される時は、傾聴も大事なんでしょうけれども、患者さんはどちらかといえば解決策を求めているので、少しアドバイス的な割合は増えることになります。

 

ただ、生殖医療ってデリケートで、例えば、排卵日近くだというのに夫が飲み会続きでタイミング取れないとか、夫婦で子供が欲しい気持ちに温度差があるとか、そういうことって友達に相談できる人とできない人といて、医療者くらいにしか相談できない、という場合もありますので、時間に余裕がある日は色々お伺いできることもありますが、夕方や土日などはあまり長時間は聞いてあげあれないですけど、いずれにしても解決策があればお教えするし、あまりない場合は上手に傾聴して、何かまたあればお話ししてくださいね、と申し上げます。

 

ただ、基本的には医師が何か相談される時は、問題解決型というか、医師自身の経験から答えを出してあげる的な役割が期待されます。

 

これに対して、カウンセリングというのは、お話をお伺いすること自体がメイン、それであなたはどう思いましたか?どうすればよいと思いますか?ということを一緒に考えていきましょう、というスタンスです。でも悩んでいる時って、自分の中にしか答えがないことも多いし、アドバイスをもらったところで結局その通りにしないこともよくありますよね。あくまでも自分の側(立場)に寄り添いながら一緒に考えてくれる人がいるだけで、解決の糸口が見えることもあります。


 

看護師も、色々な患者さんから様々な相談を受けることもあります。もちろん、医師ではないし、カウンセラーでもないので、できるコメントも限られているかも知れませんが、いい意味で中間的な役割と言えるかもしれません。あまり男性が女性がというのもあれですが、やはり生殖医療は究極のジェンダーですので、同じ女性に話したいことも色々あることでしょう。内容や時間的な制限はありますが、お話なさりたいことがあれば、お伺いいたします。

 

でも、1日でも早く結果を出すのが私たちの役割です。そのことを忘れず、日々しっかり努力していきたいと思います。

 

カウンセリングのご案内

 

心理カウンセリング関連のブログ