セラ(SERA)、筆者の最初の愛車(買ったのは格安で中古でしたが)。鉄道マニアの筆者がお送りする、まさかのカーマニア的記事をお送りいたします。

 

ドアが上に開く、いわゆるガルウィング車なのですが、作ったのは実はまさかのトヨタ、名車というべきか、迷車というべきか。

写真は借り物です(「トヨタ・セラ」は奇跡だった【迷車のツボ】)

 

実際には台車はスターレットで、それがドアが上に開くようにしただけで、普通に走っている分には何の変哲もないコンパクトカー、高速道路でナメられて煽られたことも数知れず、そんな時は、制限速度を守りながら頑張ってついて行って入ったパーキングで隣に止めてドアを開けると、煽ってきたドライバー氏がガルウィング見てポカーン、みたいな、煽ってくる方も煽ってくる方ですが、筆者もなかなか怖いもの知らずでした。

 

意外と車高低いので上は問題ない、ドアが横に開かない分スペースが必要ないので狭い場所での乗り降りはスライドドア並みにスムーズ、上に開くのは油圧ポンプなのでドアも意外と軽かったのです。

 

筆者は車は大事に長く乗るタイプで、この車、最初は青かったのですがフェラーリの赤い塗料を取り寄せて塗り替え、エンジンをパワー系に載せ替え、ライトもギラギラのやつにして、バンパーもバリリバリエアロのかっこいいやつにして、ホイールもインチアップして細いタイヤにして、ダンパーもブレーキブレードも、手を変え品を変え、最後は完全にヤバい車でしたが、もう無理というところまで乗りつくしました。それでも新車で買うよりは全然安かったので楽しめてよかったのですが、まあ、こういうのを大事に乗るというかどうかは感じ方色々でしょうけど。

 

この車は、現代のコンピュータ制御された複雑な車とちがって結構シンプルな車だったので、自分でバッテリー交換したり、ランプ交換したり、シフトレバー自分で変えたり、ホイールの塗装自分でやったり、電装系いじくったり色々できて、当時、鉄道マニアそっちのけでカーマニアというかイエローハットとかオートバックス通い詰めて車いじりばっかりしていました。

 

ちなみに、この車のあとは、トヨタ卒業してスバリストになったわけですが、そのお話はまた今度。

 

ということで、筆者のことを知らない人も、知ってても筆者にあんまり興味がない人にとってはどーでもいい記事ですが、たまにはいつもと違うことをということで、今日は元愛車についてお話してみました。では今夜はこの辺で。