こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

 

今回は、出産に向けての準備について考えてみたいと思います。

妊活中だからまだ関係ないわ。。。と思われるかもしれませんが、妊娠判定は突然のことですので慌てないように今のうちからイメージしておく、というような意味会いでお読み下さい。

 

40代の出産となると、

「身内が高齢になっており頼れる人が少ない」

という場合があります。

育児は大変で当たり前なのです。気合で乗り切るのはなかなか困難ですが、悲観することはありません。用意周到といきましょう。

 

男性が育休を取らない場合を想定して考えますね。

 

産後、有償でお世話してくれる人を探す

産後、退院してすぐ、母子で滞在できる施設があります。そういった所を利用し赤ちゃんのケアなども教えてもらえることができます。産婦人科が運営している施設が多いですし、自治体によっては金銭的な補助もあります。

または、シッターさんや、家事代行の方に来てもらうということもできます。赤ちゃんを見てもらってご自分が家のことをしたり、赤ちゃんは自分で見ていて家のことをしてもらう、ということも。事前に面接して相性の良い人を探しておくことも可能だと思います。

出産前にいろいろ検討され、ご自分たちに合ったスタイルを見つけましょう。

 

買い物に行かなくても食材を調達できるようにする

今はネットスーパーや食材のデリバリーなど、様々な選択肢があると思います。育児中は思うように買い物にいけない日もあるかもしれません。冷凍庫にもすぐに食べられるものを備蓄し、時間を節約しましょう。

 

家電を充実させ楽をする

家電に活躍してもらい、家事の負担を減らしておきましょう。

赤ちゃんがいると洗濯物が多く出ます。乾かないとイライラするので、天気が悪くても乾燥できる環境を用意しましょう。乾燥機でも良いですし、除湿器を使うのも良いですね。

掃除も省力化しておきましょう。ルンバなどの自動掃除機が使えると便利です。床をすっきりさせておく必要があるので、ハイハイを始める頃に慌てて物を移動させなくてOKですね。

哺乳瓶を洗ったり、離乳食を作ったり、使用する食器も増えます。食洗器は時短に役だってくれます。導入を検討してみてください。

 

また、今回は産後は自宅で過ごす想定で考えましたが、ご実家や婚家で過ごされる場合もそれなりの大変さはあります。いくら実家といっても、疲れると人間余裕がなくなりストレスを感じますが、それで「普通」なのです。

 

川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」というエッセイがあります。ご自身の妊娠・出産・子育てのエピソードを赤裸々に綴っていらっしゃいます。ご夫婦間のコミュニケーションの様子も登場し、なかなかリアルです。男性にも読んでいただきたい1冊です。

 

お金かかるわ、と思われるかもしれませんが、お金で解決できることは割り切ってしまうことも一つの選択肢です。赤ちゃんが小さい期間はずっとは続きません。その分イライラしない時間を作り、快適に生活できるように心がけてください。余裕がないと赤ちゃんをかわいいと思えない瞬間が増えます。工夫して乗り切りましょう。

 

管理人註:心理カウンセリングは12/9が年内最後となります。皆様のご予約をお待ちしております。