こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

 

「ここで話したことはカルテに書かれてしまうんでしょうか?」

 

カウンセリングのお部屋にご案内したタイミングで、しばしばお尋ねいただくことがあります。答えは「カルテには内容は書きませんし、医師やスタッフにも知られません」です。「守秘義務」は、公認心理師、臨床心理士にとって最も大切なことの一つであり、カウンセリングのお時間にお聞きした内容は他の人に漏れることはありません。

 

もちろん医師に伝えておいた方が治療に役立つのではないかという情報は、患者さまとご相談の上、カルテに記載することはあります。あくまでも同意をいただいた場合です。

 

「治療のこと以外も話していいですか?」ともお聞きいただきますが、もちろんです!ここからここまでのことを話してください、というのはナンセンスです。治療も人生の1つのポイントですが、人生には無限にポイントがあって、線になり、面になっています。皆様の人生すべてを応援することが、妊活を応援することになると思います。逆もまた真なり、切り離せるものではありません。

 

カウンセリングに興味はあるけど・・・でも何を話せばよいかわからないし・・・なんか怖い・・・という方はいらっしゃると思います。お話になる内容をきちんとまとめてきていただく必要はないので、大丈夫です。もやもやしてまとまりのない気持ちのままでどうぞ。

 

「予約した時の心境と、今の気持ちがだいぶ変わってしまった」ということもありますが、それも当然です。その時々でお話も変わりますし、なんとなく困っていること、気になっていることをお話いただけますように進めて参りますので、安心してお越しくださいませ。

 

自分の気持ちを話すことができると、心がほぐれていきます。心の凝りほぐしとしてお気軽にご利用いただけましたら幸いです。

 

最近、男女のコミュニケーションについてしつこく書いていたので、ご夫婦での来室が増えました。気になるなという方、ぜひお待ちしています。