鉄道にお酒に、と来て、ついに液晶保護フィルムって、全っ然関係ないじゃんって感じですが。

 

誰にでもこだわりってあると思うのですが、筆者は、「鏡面であるはずのものが、ちゃんと鏡面でないと許せない」という変なこだわりがあって、たとえばスマホを買い換える時は、保護フィルムとカバーが揃うまでは本体を開封しないし、保護フィルムがちょっとでも剥がれたり割れたり傷ついたりした時点で、即フィルム貼り換えしたくなります。そのため、常に予備の保護フィルム買い置きしています。保護フィルムと本体の間に1個でもホコリが入ろうものなら・・・(これ以上書くと、そういうとこ嫌いとかドン引きされそうなので以下略)

 

液晶保護フィルムは、慣れれば短時間で一発できれいに貼れるようになりますが、今日は、プロ級の貼り換え技術を持つ筆者が、今日はその液晶保護フィルムの貼り方のコツをご紹介したいと思います。

 

①用意するもの

 ガラス保護フィルム

 保護フィルム付属のホコリが出ない拭き拭き

 ガムテープ

 懐中電灯

 アルコールスプレー(貼り換えの場合のみ)

 

とりあえずガラスフィルムはピンキリです。適当に買わずにAmazonでちゃんとレビューしっかり読んで、どうせ割るので2枚セットとかの方がよいです。高いからよいというものでもありません。どうせ消耗品ですから、レビューさえよければ安いもので十分です。

 

拭き拭きは大事。ティッシュとかタオルとか布巾などはホコリの温床ですから絶対NGです。付属のフキフキを用意しましょう。

 

②準備

もし可能なら上半身何も着ないのがいいですが、それはちょっとという場合でも、せめて半そでか下着のみ、そしてできるだけホコリが飛びにくい素材のものを選びます。服からホコリが飛ぶのはあるあるです。

 

次にテーブルを広く整理します。ホコリが飛ばないように周囲に布製品などは置かないようにします。できればエアコンや換気扇、空気清浄機も消します。次にテーブルにアルコールスプレーをたっぷるかけて、ウェットティッシュで拭きます(これが一番ホコリが飛ばない。大事なことだから2回書きますが、ティッシュとかタオルとか布巾は絶対NGです)。

 

③作業【新品の場合】

新品の場合はもともとついてる薄いフィルムをこの時点ではがします。拭く必要はありませんが、周囲にホコリがついている可能性があります。懐中電灯でくまなく照らしながらガムテでホコリを取ります。ガムテについたホコリが再度スマホにつくのもあるあるです。ガムテは2~3回ペタペタしたら廃棄して次のものを使います。最後に懐中電灯で3往復して小さなものも含めて1個もホコリがないことを確認したら、ガラス液晶保護を取り出します。カメラや通話口、あるいはボタンなど、特にずれてはいけないものがある方から貼ります。また、上下左右のマチをどのくらい取ったらよいか、よく考えてから貼ります。最初は、ギリギリまでガラスに近づけてからパタっと軽く載せる感じ、数mmのズレは爪でずらせばずれてくれます。

 

④作業【使用品の場合】

使用品の場合、割れたり汚れたりしていますので、まずはガムテで予洗いします。あまりこだわらずペタペタして大きい汚れが取れたら、次にアルコールスプレーでシュッシュします(最近のスマホはほぼ防水なのでこのくらいなら大丈夫)。続いて、フィルムに付属している拭き拭きで拭き取ります。この時に、拭き拭きがテーブルや拭きにつかないように気を付けて作業しましょう。多少水分が残っているのは問題にはなりません(空気抜きになってちょうどいい)。ここから先は【新品の場合】に移行します。

 

⑤空気が入ったら

空気が入った場合は、周辺に近い場合は爪で角からはがして空気の場所までつなげて、そこから貼りなおすと大体うまくいきます。ガラスフィルムが指と爪の間に入り込みすぎると、爪垢がガラスフィルムについて汚くなります。

 

⑥ホコリが入ったら

ホコリが入ったら、そおおおおおおおっと剥がして当該部分をガムテできれいにします。絶対ダメなのが、拭き拭きで拭いたり、ティッシュ使ったり、布使ったりそういうのは絶対だめです。必ずガムテでポンポンします。この場合は、ガムテは可能な限り小さく、そして1回ペタっとするたびに交換が必要です。この作業であらたなホコリが入ることもありますので、懐中電灯でよく照らして全くホコリがないことを確認してから貼りなおします。

 

なお、フィルムタイプの方がちょっと安いし、良くも悪くも「割れる」ということはありませんが、フィルムははがれやすいし、傷がつきやすくてツルツル度がどんどん下がります。ガラスのほうが貼りやすいし、いつまでもツルツルする、使用感もいい、床にスマホを落としても身代わりに傷ついてくれて本体保護機能も上ですので、保護フィルムを買うなら9Hのガラスフィルムがお勧めです。100均でも売っていますが、どうせならレビューちゃんと読んで画面ピッタリの、周囲が浮きにくくはがれにくいやつがいいです。

 

 

こういうのはセオリーがあってセオリー通りにやれば、失敗することはまずありません。自己流の作業(行程を守らない)、急ごうとして必要な行程を省いてしまうこと、焦って作業が雑になること、作業中にうまくいかないからといってムキーと感情的になること、これは失敗への第1歩です。実際には上手になれば多少行程を省こうが、多少雑になろうが大丈夫なことが多いですが、この慢心がよくない結果につながることも往々にしてあります。やはり、たとえ素早くできてもちゃんと行程を守って焦らず落ち着いて作業、これが鉄則です。もちろん、液晶保護フィルムが上手に貼れたからといって、別に何がどうというわけではありません。単なる自己満足です。ただ、この作業をしながら、こういうのって仕事なり他のことなり、あらゆることに通じるよなあ、と思いながら、心のトレーニングだと思って実践しています(少し生殖医療ブログっぽいこと書いてみた)

 

ということで、今日は液晶保護フィルムの貼り方についてお話してみました。次回もお楽しみに!