　
30年前、1989年の今日、私は初めて「親」になりました。

こんないい加減な男が親になってもいいんだろうか？
その頃はそう考えていましたが、ある友人が一言。
「あらかじめ親になってから子供を持つヤツなんていない。未熟だからこそ子供と一緒になって親になっていくんだろ。親として育っていくんだろ。」
はい、名言でした。

そこから子供と一緒に自分も「ちゃんとした親」として育とうと考えてやって来ました。
いつしか子供たちは順に手から離れ、それぞれが伴侶も見つけ、そうして今の私は新たに「祖父」という席に座らされることとなりました。

「親」として子供たちにどう接するかを考えてきましたが、これからは「祖父」として孫たちにどう接するか、も考えていくことでしょう。

時に応じて、場面に応じて、それに対応する自分が変化しなくてはいけない。
それが自分自身の成長であり、大袈裟にいえば進化なのでしょう。

今までの経験の中でよかったことは踏襲しながら、よくなかった点は反省し修正していく。
うん、人生だって仕事のやり方と同じですね。
いや、仕事が人生と同じ、なのかもね。

昨日も書いたように「人間の可能性は無限」です。
ここから先に自分がどうなっていくのか？どうしていくのか？
何を選んで、そして何を捨てていくのか？その先はどうなっているのか？

分からないからこそまた、楽しみでもあります。

まずは、お誕生日おめでとう♪

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2251：あの日から、ちょうど30年。