152:俳句=HAIKU
日本の文化の一つとして「俳句」がある。
そう、季節を感じる季語を使い、5・7・5で詠む句。
これが最近では海外でも人気があり、英語で詠む俳句が盛り上がっているらしい。
英語だと日本のように5・7・5という訳にはいかないけれど、
それでも最低でも以下のようなルールが決められているのだとか。
#1 季節感のある単語を使用すること
#2 3行で表現をすること
#3 一行は17の音節であること
どちらかと言えば日本の俳句のようなものではなく、
季節感を詠んだ3行の短い詩(ポエム)、という捉え方のようだ。
まぁ、それにしても日本文化が海外で評価されるのはうれしいことだよね。
日本の俳句の名所(?)といえば、愛媛県の松山市。そう道後温泉のあるところ。
ここは、「近代文芸として個人の創作性を重視して俳句を成立させた」と言われる、
正岡子規が生まれた土地。それに高浜虚子なんかもそう。
愛媛の街中には至る所に俳句ポストが立てられ、
一般の人たちが気軽に、身近に句を詠んでいるらしい。
海外では、そんな愛媛にたくさんの英語の俳句が送られてくるのだとか。
特にEU(欧州連合)とは日本と合同でのコンテストも開催し、盛り上がっている。
参考 → 第4回 日EU英語俳句コンテスト結果発表
ちなみに…日本でも有名な 「古池や蛙飛こむ水のおと」は英語だと、
An old quiet pond...
A frog jumps into the pond,
Splash! Silence again.
になるらしい…。 う~ん…なんかビミョー…。 (´・_・`)
英語が得意で興味のある方はいろいろと探してみてください。(^^ゞ
※ここで一句。 『ぐつぐつと 煮えるうどんに 腹鳴らし』 詠み人知らず…。(^^ゞ