145:不公平な世の中 | 名古屋で精進する社長の独り言

145:不公平な世の中

 
同じものに生まれても、全然違う運命をたどるものがある。
ここで言いたいのは、人じゃなくて「モノ」ね。


たとえば新聞紙。


普通に朝に配達された新聞紙もその運命は天国と地獄。
ある新聞紙は読後に八百屋さんなどでおいしい果物を包まれるものに使われたり、
またある新聞紙は資料用にスクラップで保存されたり。
でもある新聞紙はペットのシモの処理に使われたりもする。


タオルもそう。
大事に使われるタオルもいるし、いきなり雑巾にされてしまうものもある。


木々だってそう。
ご神木とあがめ奉られる木々もあれば、
パルプとなってトイレットペーパーにされてしまう木々もある。


何が言いたいかといえば…


やっぱりこの世の中は不公平なものだなぁと言うこと。


世の中、平等ではあるけれど公平ではない。


金持ちの家に生まれる子、そうじゃない子。
容姿端麗で生まれる子、そうじゃない子。
政情不安な国に生まれる子、安泰の国に生まれる子。


人にしろ植物にしろモノにしろ、
この世の中、生まれ落ちた時から不公平は存在する。


だからといって、不公平だから不幸せだという訳でもない。


無い物ねだりをするのではなくて、
今あるモノ、今ある状況に感謝をし、甘んじて受け入れて、努力を重ねる。


それが自分の人生を素晴らしくしていくことなんだと思う。


パルプとなって加工され、
トイレットペーパーになってしまった木々の無念さを思いながら、
トイレの中で一人、そんなアホなことを考えるのだった…。(>_<)


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