2020.08.21(金) BIGMAMA
We Don't Need a Time Machine 2020 @ 新木場STUDIO COAST(配信)
BIGMAMAのライブを見るのは昨年のクリスマス以来で、あの日私はとっても幸せだったけど次の日にリアド脱退が発表されて頭が真っ白になって、そこからリアドの言葉を聞くこともなく、5人体制でのライブも全部中止になって気持ちの整理をつける間もないままリアドは母の日で脱退して。
実感のないままサポートドラマーを迎えた新体制を、しかも配信で観ることになって、どんなことになるかわからな過ぎてすっごい緊張してました。
だけど、最終的にはこんなに幸せな気持ちで終えられて、これからのBIGMAMAにどきどきわくわくして。
は~~本当BIGMAMAが大好きで胸がいっぱいだ~~。私の大部分というか根底というか、を勝手に預けちゃってるんだなあと今日実感した。大事な日になった。ので、感情のままに書き綴ってしまおうと思います。
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00.I Don't Need a Time Machine(1フレーズ)
▶Back to 2007[Love and Leave]
01.the cookie crumbles
02.Neverland
03.We have no doubt
▶Back to 2017[Fabula Fibula]
04.Make Up Your Mind
05.SPECIALS
06.ファビュラ・フィビュラ
▶Back to 2012[君がまたブラウスのボタンを留めるまで]
07.beautiful lie,beautiful smile
08.#DIV/0!
09.最後の一口
▶Back to 2009[and yet,It moves~正しい地球の廻し方~]
10.Lovescape
11.I Don't Need a Time Machine(サビまで)
12.ダイヤモンドリング(2035/09/02)
▶Back to 2006[short films]
13.little cloud
▶Back to 2015[The Vanishing Bride]
14.Flameout
15.神様も言う通りに
16.Sweet Dreams
17.セントライト
18.the Neled King(新曲)
19.I Don't Need a Time Machine
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タイムマシンの1フレーズで始まって、デロリアン的な映像で2007年に飛んでクッキーが始まって。2013年の時はルーレットみたいな感じでジャケ写が変わったなあ。なんて演出なんて何にも頭に入ってこないくらい、「ドラム席がリアドじゃない」ショックが大きくて、心臓抉られたように悲しくてただただ泣けた。
基本的に「信じない期待しない」でなんとかやり過ごしてきた中で、勝手に拠り所にして手放しで全幅の信頼を寄せていた存在からの裏切り、みたいな気持ちになってしまって。
リアドの口から理由を聞く機会があるわけでもなく、もうリアドはいなくてBIGMAMAのライブ中にあの笑顔を見ることはなくて、すべてライブは中止になって気持ちの整理がつく間もなく迎えた今日。混乱するのは当たり前だけど、メンバーはもう前向いて進んでいるのにただただ悲しい気持ちで満ちてしまっている申し訳なさみたいなのも感じてしまって。ただの一ファンが。笑
でも曲を重ねていくうちにだんだん落ち着いてきて、そんな時のLovescape。
金井さんがコーストの裏側を水鉄砲持って歌詞を再現しながら行き来して、スタッフも参加したりして、昔UKFCで皆がいたバルコニーってああやって行くんだ、みたいなこと思う余裕も出てきて、
このコロナ禍でコーストも厳しい状況の中で敢えてここでライブをするというコーストへの愛、みたいなものが伝わって、らしさが愛おしくて笑っちゃいました。
そしてからの、完璧なタイミングでの、タイムマシーン(サビまで)
前半は、バケツのひとすごいけど尊敬するけど、リアドじゃないドラムなんていつになったら受け入れられるのか、悲しさにまみれないライブはいつになるのかって、そんなことばっか思うのも嫌だって思いでずっとぐるぐるしてたけど、
Lovescapeからのタイムマシーン聞いてたらやっとこのライブの趣旨を頭だけでなく理解できたかも、という気持ちになってきて、ダイヤモンド、リトクラでは普通にライブとして楽しむことができていてびっくりした。気持ち作っていく流れが上手すぎない?
神様も言う通りで、またこんなに今ハマる曲になるなんてな、なんて思ってたら真緒ちゃんイントロ盛大にミスって金井さんにジロリされたりかっきー爆笑してたり、こちらも楽しくなってしまって。
たった3秒あれば「未来を変えていける」を新木場にその場にいるように一緒に歌っている自分に気づきました。
Sweet Dreamsでは今日唯一金井さんがキーボード弾いて、つい金井さんがピアノ始めたきっかけとか思い出して、またちょっとなんとも言えない気持ちに勝手になってしまって。でも心配よりも期待が膨らんできちゃって。アレンジ良かったなあ。
そしてタイムマシーンは現在に帰ってきて、セントライト。
今までどのライブで聴いたときよりも重みが違って、これが本当のこの曲の真価なのかなと。画面越しだけど、ずっとこの日を待ち焦がれていたし、最高の未来で会えたね、という気持ちで嬉しくなってしまった。
そしてまた約束をくれることへの信頼感というか。ずーっと言っているけど、次の約束をくれることが一番誠実ですね。
ライブ序盤との気持ちの差が本当すごい。この感情のジェットコースター本当高低差がすごい。
新曲と言ってやった「the Naked King」はまた歌詞がさ~~~~そういう意味で捉えるのは金井さん嫌がるかもしれないけどさ~~~~
「疑って後悔するより信じて後悔したい」とか「それでも人を信じたい」みたいなさ~~もうさ~~また泣けるんですけどお~?????
今日の序盤で勝手に全幅の信頼を寄せていた存在に裏切られて置いていかれる悲しみみたいな言いようのない気持ちになってしまって、今まで考えないようにしていた自分の負の感情の大きさに面食らって戸惑いとか怖さとか感じてしまったのだけど。 ただ、誰より何よりそんな気持ちとか状況になったのは他ならぬメンバーのはずで。
それでもライブが進んでいく中で彼らの愛情の深さとか、誠実さとか、今日のためにどれだけ準備したんだろうと思う演出諸々とか、どんどんまた信頼が勝手に寄っていってしまってあたたかい気持ちになったときに、この新曲よ。
なんか頭の中読まれているような、対話しているような。すごすぎでは…?こんなパズルがカチッとはまるような瞬間あります??こんなのがあるからライブってたまらないし、BIGMAMAがもうね、愛ですね。
そして満を持しての、フルのタイムマシーン。流れが完璧すぎて、もうこの頃には本心から「タイムマシーンなんていらない」と思っていました。
1時間15分でこんなに気持ちが変わることある?????
金井さんのノートやら連載やらで言葉をもらうと嬉しくて、思いも誠実さも伝わるけど、どんな言葉よりも言葉少ななライブ1本の方が伝わることって確かにあるんだなと。
そしてそれを受けたこちらも何か残したいと思って思いのままに書き殴っているけれど、全部言葉にすることなんて到底できなくて、もどかしい~~けどそういうものだよね~~。
新体制でさらにパワーアップすることを選んだBIGMAMAにも、そんなBIGMAMAでドラムを叩くことを選んだビスたんにも感謝しかないし、今後が楽しみ。まだ全部悲しさを払拭できたわけではないけど、少なくとも今日のライブ以前の心配とか不安はもうないなあ。ただの一ファンが何を偉そうにと思うけども。笑
アフターパーティーでも、他と同じにならないようにって工夫が散りばめられていて、いい感じにゆるくて、やっしー大活躍でみんな楽しそうで笑顔でいっぱいで、この人たちに幸せになって欲しいな…と味噌汁を飲みながら眺めていました。美味でした。
早くライブ行きたいな