2019年8月11日(日) ROCK IN JAPAN FESTIVAL
 BIGMAMA、[ALEXANDROS]、UVERworld 私という人間を構成する3バンドが同じ日のロッキンで見られるなんて、夢のような一日でした。すごく特別な日になりました。しかも数日前までの台風予報もどっか行って、暑いかと思いきや風が涼しくとてもすごしやすい稀にみる快適なロッキンでした!以下、将来自分が見直して楽しむだけの自己満感想文です。

■BIGMAMA
1.Mr.&Mrs.Balloon
2.神様も言う通りに
3.Cinderella~計算高いシンデレラ~
4.Strawberry Feels
5.mummy mummy
6.No.9
7.Sweet Dreams
8.MUTOPIA
9.秘密
10.荒狂曲“シンセカイ”

 まず始めにみんな登場してきて、3か月ぶりに見る金井さんの容姿の変化に驚きました。(髪、短っ!え、かきあげ!え、昔みたい!やっぱおでこ出すとちょっと老けるね!ていうか足、細っっっ!カモシカ?前に自分で言ってたけど、カモシカ?また痩せちゃったね?え、細…大丈夫かな…でもゆうじゅうふにゃんでも痩せたか聞かれるの嫌で、太るのがめんどくさいから調整してるだけって言ってたしそういうんだろうな…まあ大丈夫か…?)
※この間5秒

 でも風船夫婦始まって、予想外の始まりにすぐ楽しくなっちゃって、久々に夏空の下大声出して歌って、神様も言う通りにで更に予想外で楽しくなっちゃって、しかも金井さんが喋って!あの間奏のところで!結構喋って!なんならちょっと笑って!「未来を変えていける」ってめちゃ大声で歌っちゃいましたね。


 シンデレラは、なんなら予想通りで(JAMでロックラセトリやって、母の日でもやって、秋にロックラツアーあるので)でもいつだかのフォレストステージを思い出して、またここで聴ける有難みを感じていました。そこからのStrawberryへのつなぎ意外で良かったな~!!!
 そしてね、ここですよ。mummy mummyでですね、なんと金井さん、ギターを置き、ハンドマイクで!端から端まで動いて!歌って!煽って!フロアをめっちゃ見て!煽って!笑って!笑って!笑ったの!!!!!!2年ぶりですよ。全部。


 もういいのかな?頑なに感情を出さないようにして、喋らず笑わずあまりフロアを見ず、すべてを歌と演奏に乗っけてサッと去っていくの、もういいのかな?それも格好良かったし、普段より歌と演奏から伝わるし潔かったけど、なにかを押し殺している風に見えていたから、嬉しくて嬉しくて。動揺して嬉しくて涙でました。彼らが楽しくてやりたいようにやれるのが一番いいです。そのあとのNo.9もそれはそれは大きな声でララララ歌っちゃいましたね。
 

 でもこの時くらいから、金井さん見たこともないくらい赤くなって汗だらだらなって声出なくなってきて「めちゃめちゃ暑いけど、僕らは手加減できないので」って言いながら自分が一番暑さにやられてそうで、あれ多分熱中症なっていたのでは…?ステージで倒れることは何が何でもしないでしょうけど、終わって下がった途端ぶっ倒れるのでは…?絵音くんも前ロッキンで熱中症なってたし、金井さんのあの細さと白さは絶対久しぶりにこんな過酷な状況で外に出てるだろうし、と本気で心配になってしまいました。嬉しさと心配でこちらの感情大渋滞。


 そして衝撃はさらに続く。Sweet Dreamsの間奏で、なんか金井さんがにやっとして真緒ちゃんのピアノに近づいたなと思ったら、弾いたの。一節だけど、弾いて、それがたどたどしくて、真緒ちゃんも微笑んでいてちょっと温かい気持ちになってしまったのだけど、なんかなんだろう。どういう心境の変化があったんだろう、こんなにも色んな気持ちにさせてくれる彼らからやっぱり目が離せないね?11年ずっと見ててもこんなにドキドキさせてくれるのかと高揚していました。でもその間も金井さん真っ赤で心配。でもMUTOPIAも秘密もとても楽しくてなんかもう本当感情大渋滞。


 最後はシンセカイなの分かってたから、もうその時にはちょっと心配が勝っていました。いや本当細いし赤いし…。でも楽しそうで格好良くて、しかも最後、フロアを見ておじぎして去っていったんですよ!!最近は終わったらそのままの勢いでフロアを見ずに誰より先に下がっていたのに!最後まで残っておじぎして去っていたんですよ!泣ける。でも今日はむしろ一番最初に下がって早く涼しいところで休んで下さいと思ってた。


 情報量がえげつなくて、でも何より笑って好きにやってるのが嬉しくて、感情が大渋滞してとりあえず同じ感情であろうちゃばに連絡してすぐ会って語り合っていたら江沼くんのステージが始まってしまって、ダッシュするはめになりました。汗だくぜえぜえで見る江沼くんはとても癒されて、気持ちが凪いでいくようでした。

でテントに戻ったりなんだりして、グラスステージにて[ALEXANDROS]
 

■[ALEXANDROS]
1.Adventure
2.アルペジオ
3.Starrrrrrr
4.Mosquito Bite
5.Kick&Spin
6.PARTY IS OVER
7.月色ホライズン
8.ワタリドリ

 すっっっごいはしゃいでご機嫌で楽しそうすぎて、ご機嫌なままにえげつないキーを6万人に歌わせて、ちょっと意味わかんないMCがいっぱいあって控えめに言って最高でした。笑


 舞い上がっちゃて様子がおかしかったね!楽しかったんだね!私もめちゃくちゃ楽しかったよ!!!安心感100%で見れて、絶対これ初めてみるひと聞き取れてないよな~「暴れたいやつは暴れればいいし、おとなしくみたいやつはおとなしくしてればいいし、自由に楽しんじゃってください」とそう言ってますよ~と思っていた。笑


 あとモスキートの間奏でヒロさんが立って、ヒロさんが立った!!と思っていた。笑 まだ完治はしなかったんだね、でも立ててよかったね…!


 ちょっと夕暮れ時になって涼やかな風が吹く中での、PARTY IS OVERがとっっっても良かった。ゆるく好き勝手に踊ってカメラを使いこなしているあの人たちとこの楽曲が、めちゃめちゃグラスステージに似合っていた。


 月色ホライズンの「飛行機の窓から~」のところで洋平さんが空に手振りながら「飛行機だ!!!」って少年のように嬉しそうに叫ぶから振り返ったら本当に飛行機飛んでたから、え!何事!雨バンドがそんな天候とタイミングをいつの間に味方に!?と思っていたらあれ多分ドローンだったね。笑 小さかったね。曲の途中にステージ裏に降り立っていったもんね。良かったけど!ラブシャみたいな演出するじゃん!と思っていた✈
 本当100%安心してただただ楽しくて、最高のステージでした!

そしてまたテント戻ったり休憩して、いよいよUVERworld
 リハで真太郎と誠果がナノセカンドやるから、待ちきれないフロアが合唱始めちゃって、途中からTAKUYA∞の歌声入ってすでに最高潮だったね。笑 絶対定刻に始める彼らが少し押すから何事かと思っていたら、途中のMCでホルモンが4分押しやがってって言ってたね。笑

■UVERworld
1.Touch off
2.ナノ・セカンド
3.WE ARE GO
4.ODD FUTURE
5.Forever Young(Guest:AK-69)
6.PRAYING RUN
7.ALL ALONE
8.君の好きなうた
9.Ø choir
10.Massive
11.EDENへ
12.恋のメガラバ(with ダイスケはん・ナヲ)
13.Q.E.D.
14.零HERE ~SE~
15.IMPACT
16.7日目の決意
17.在るべき形

 結果から言うと、とんでもなく感動してしまって、処理しきれない感情が涙になって出てくる現象が数年ぶりに発動して、なんかもう号泣しました。最近どんなライブ見ても泣くことがなくなっていたので、日々の感情を殺しすぎて無くなったと思ってたけど、まだ死んでいなかったようです。いやもうめちゃ泣いた。すごいスッキリした。笑


 UVERworldにとってこのロッキンのトリというのは並々ならぬ積年の思いがあって、MCでも何度も言っていたけど遠くない過去、5.6年前にはオファーを断られていて、このグラスステージを遠くから悔しくて泣きながら見ていたと。やっとUVERworldが認められるようになって、先方からオファーが来るようになって。でもトリでオファーが来てもトリは絶対やらないという前提でこの4年くらいフェスに出ていたけど、ロッキンにだけは、積年の思いにケリをつけるといって今日トリをやると。反骨精神を育ててくれたロッキンには感謝をしていると言いながらやったALL ALONEは説得力しかなくて、この暑苦しい本気の思いに心打たれてしまった少年少女はこの6万人の中にどれくらいいるかな~なんて思っていました。


 何度も言っているけど彼らの「有言実行を人間にしたみたいな生き方」が、自分も歳を重ねるごとにどれだけ難しいことか身をもって知る中で、またひとつ彼らが夢を叶える瞬間に立ち会っていることにとても熱くなってしまって、夜のグラスステージで6万人が大合唱している風景はきっと一生忘れないなと思いました。これだから特にロッキンはドラマがあってたまらないです。


 君の好きなうたはまさかまさかまさかすぎて、すっごいびっくりしました。「俺たちのことを初めて見る人たちも多いと思うけど、少しでも喜んでくれたらと思って」という思想になること自体が意外だったから、この曲に救われた高2の私が出てきてしまいました。そして、27歳の私にもすっと沁みてしまいました。そこからの、全員連れてこうぜ的な、Crewに呼びかける始まりの合唱に、彼らとともに培われた15年が反応してしまってうおおとなってしまいました。この時からなぜか左目から涙が止まりませんでしたね。右は枯れたんでしょうかね。


 18年前に滋賀の小さいライブハウスでホルモンのCDの物販やっていたという思い出から、メガラバのカバーやってダイスケはんとナヲちゃん出てきて、これJAMの動画で見たやつ~!!!!生で見られるの嬉しい~!!!!!とはちゃめちゃに楽しくなってしまいました。


 そして何よりこの時のIMPACTは伝説になったのではと思う。6万人超の「どうかなっちゃうんじゃないかと思うくらいの」一体感で、本当すごかった。あの光景引きで見てみたい。「19年間のやってきたことがすべて報われて、この瞬間のためにあったんじゃないかと錯覚してしまうくらい。でも今日出会ってくれたひとも、これからまだまだUVERworld続いていくから、UVERworldの歴史から言ったらまだ始めの方に見つけてくれたと思うんだよ。」って言っていて、ここまで連れてきてくれたことへの感謝と、これから先の約束をくれることへの絶対的な信頼感でいや本当感情処理しきれない。脳は感情を処理することを放棄して全部水になって溢れていきましたね。左目から。


 最後の在るべき形まで、完璧な、完っ璧なステージでした。自分の中でのここ最近の大きな決断とか、囚われていたものとか、全部些末だったのではと思うくらい、生きてこの瞬間に居られてよかった。この時のために生きていたのかも、と本気で思ってしまいまいました。それこそ5,6年前までは本当BIGMAMAと[ALEXANDROS]とUVERworldが同じフェスで見られるとは思っていなかったし、しかもUVERworldがトリで、こんなにも感情が動いてしまうステージで。めちゃくちゃ特別な日になりました!大好きって無敵だ!

 


 自分に人生をかけて好きと言える存在があってよかった。まだまだ私は大丈夫だと思いました。一緒に行ってくれた友たち、今年もありがとう~!来年もこれからもよろしくどうぞ♡