先月、およそ100年前に作られた水道管の破裂によって水びだしになってしまったUCLAですが、その後、復旧したこととお祈り申し上げます。
そのUCLAを訪れたのは、もう7年前ですが、当時作成したUCLAの旅行記を更新しました。
次の飛行機の待ち時間が14時間ほどあったので、この合間を利用して取材したものです。
そして、更新内容はチーム名の由来です。
チーム名は、UCLA ブルーインズ(Bruins)ですが、ブルーインとはクマのことです。
だったらベアーズじゃないのか、という声が挙がりそうですが、単なる熊ではなく、「クマくん、クマさん」といった、親しみのこもったニュアンスで、日本で犬をワンちゃんと呼ぶ感覚に近いかも知れません。
UCLAはLAの西北の方に所在していますが、LAのイメージというと、ハリウッド、ビバリーヒルズ、ステイプルセンター、ドジャースタジアムといった都市・都会が連想され、そんなところに熊?と思いがちですが、郊外へいくと、画像のような風景がしばしば見られます(LAから北東の方面です)。
その姿を目にすると幸せになれるという、グラニオンという魚の訪れるビーチはLAの南に、北にはエンジェルス森林公園があり、乾燥地帯で、都市部が多いカリフォルニアでも、自然や緑が多いことが伺われます(これはUCLAのチームカラーにも関係しています)。
LAから少し北の地域に住む筆者の知人の話ですが(エンジェルス森林公園の南端地域に在住)、家を留守にする際、施錠をしなくてもいいほど、そこは治安がよい反面、散歩の時は必ず棍棒などを携帯することが必須と話してくれました。
どういうことかというと、そこは泥棒は出ないのですが、コヨーテの群れやガラガラヘビ、そしてクマも出没するため、その護身用というわけです。
そこのとある住民の話ですが、お風呂を沸かした後、一汗かきにウォーキングに出かけて家に戻ってきたところ、家のトビラが開いています。
施錠はしなかったのですが、泥棒にしてはトビラを開けっ放しというのも…と訝しげに思いながら家に入ると、お風呂場のトビラも開いています。思い切ってお風呂場に入ると、そこで目にした光景は、なんと一頭のクマが風呂に浸かっていました。
あまりの光景に悲鳴をあげたところ、クマはその人に襲いかかることもなく、ノソノソと家から出て行き、警察に捕獲されて事なきを得たそうです。
後日談ですが、この経緯を聞いた地元の住民達が「猛獣でも、大人しい動物を殺すべきではない」として、すでに殺処分が決まっていたこのクマを助けるために募金を募り、オリとクマの当面の生活費を工面して、地元の動物園に引き取ってもらったそうです。
オリには風呂がついていたと言いますから、いかにもユーモア好きなアメリカ、このクマがいかに愛されていたかがが、うかがわれます。
このエピソードの通り、LA付近でもクマが生息していたり、出没することが珍しくないことがわかります。
そして、なぜUCLAがブルーインになったのか、なぜベアーズやグリズリーズではないのかにつきましては、本編をご覧下さい。

