瞳うるうるさせて抱きついてくるほどに。
それを知ってて何回か一緒にホラー映画見たりもしたけどね。
最初はルーミアだってノリノリなんだ。でも部屋の明かり消したあたりから
オレの服を掴む力が強くなるようで。うん、ルーミアはホラーのとこ、
だいたい顔を埋めてるから見てないや。でも最後には次に何を見るかの話をするルーミア。
長い前置きだったが、昨日ルーミアが夜中にトイレ行くのに付いて行ったのさ。
扉の向こうにはルーミア。水の音が聞こえてきたと思ったら。

ルーミア「っ~~~~!!」ビクッ

声にならない声。そしてルーミアが扉を開けてしがみ付いてきて事情聴取。
…あー。そういえばトイレ洗浄剤赤いの選んだな。
どうやら、水を流したら赤い水が出てきたから怖かったと。
最初オレもビビったし、ルーミアが怖がるのは解る。
寝るときいつも以上にピッタリくっついてきてた。
ルーミアロケットでない。
服の袖を引っ張るのがすごく可愛いんですよ。
くいくいっ、って感じでこっちみてーって。
それでルーミアのほう見ると満面の笑みでね。
それで、あのねあのね!って言ってきますの。
なんていうか、甘くとろけてしまいそうな笑顔。
一回見れただけで一生分の幸せなのに、それがいつでも。
ルーミアには笑っていてほしくなる。
泣かせたいときもあるけどね。
じーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
ルーミアがこっちを見てる。赤い目でこっち見てる。
口は真一文字に結んで。むーっ、って感じで。

カリンカ「何、どうしたの?」
ルーミア「みてるだけ~」

…何か気になる。
ルーミアがじーっとオレの事を見ているんだが、あ、今瞬きしたな。
ちょっと顔を近づけてみる。でこつん。目の前に目。
全体像がよく見えないので顔を離す。離した、離してるはずだが。
距離が開かない。何時までも目の前に目。…あ、そうか。
ちょっととまってみる。ごつん。ルーミアと衝突。
種明かし。ルーミアが顔を近づけていたのです。
あう~、とクラクラルーミア。そのまま倒れこむように、抱きついてきました。
ぐきゅるるるるるるるるるるるるるるる。

ルーミア「りんかぁ、おなかすいた~」
カリンカ「奇遇だね」

2人で何食べるか会議。
米があるね。オレは卵かけご飯でも頂くとして、
問題はルーミアだ。ルーミアは何が食べたいのかな。
ルーミアにはがっつり食べさせたい。肉は、あるな。
よし、肉を焼こう。と言ったらルーミアが肉を焼くと立候補。補佐やりますの~。
そして、肉にソースを絡めて炒めたもの完成。ご飯をよそって、頂きます。

ルーミア「りんか、お肉食べないの?」
カリンカ「卵があるので平気です~」
ルーミア「りんか!あ~ん♪」
カリンカ「んむ、あ~ん」
ルーミア「おいし?」
カリンカ「美味しいね。 食べる?」
ルーミア「うん! あ~ん」
カリンカ「あ~ん」
基本姿勢がおんぶだったのさ。
ルーミアがまるでマントのように。
ルーミアが手を前に回してるんだけど、首が絞まる。
窒息してすっごい気持tルーミアに窒息していることを伝える。
のでおんぶの仕方を変える。ルーミアが前で手を結ばず、
オレと手をつなぐ。ことで窒息回避。ぷにぷにしてれぅ~。
そしてルーミアの顔が常にオレの真横に。
ほっぺた相撲ですのよな。ルーミアのほっぺがぷにぷになのは
自分のほっぺ越しでも十分堪能できるレベルですの。
そんな状態でたまにくるくるくる~っと回ってみたり、
ルーミアはキャッキャ喜んでくれているようなのです。
ルーミアをだっこしてほっぺたをぺちぺち叩かれるのが
とても安心できるのですが私はマゾヒストでは無くただの中毒者なのです。
いやまあルーミアのぷにぷにほっぺをぷに~っと仕返ししている訳ですが。
ルーミアは見た目以上に幼いですが、純粋な子は大好きなので問題なし。
ってあら?ぺちぺちが止まったよ?
と、疑問に思った途端にむぎゅ。
ソファに座るオレに抱っこされながらオレの方に倒れてくるルーミア。
よってルーミアに潰される形ですが、眼前にルーミアのお腹ががががが
ルーミアの白く細く美しいお腹が迫ってくるのですよ。
ぶぎゅ。丁度いいのでルーミアのお腹をブーッ!ってしておきました。
ルーミア「りぃぃぃんかぁぁぁぁああああああああああ!!!!」
カリンカ「ッ…!!」

久々のルーミアロケットが。
いい具合にきゃっち。そのまま余剰エネルギーを逃がすため回転へ移行。
傍から見るとくるくる踊ってるように見えるはずですわ。
エネルギーを逃がして~、着地。新体操のあのY字ポーズのルーミア。
2人でY字ポーズ決めてから向こうの部屋へ。
そしてルーミアが部屋に足を踏み入れた瞬間、魔の手がルーミアを襲う!
オレが後ろからルーミアを抱きかかえて捕縛。
ルーミアはもがくが悪魔は離さない。むしろすりすり。
ふっと気を抜いた瞬間。ルーミアが脱走。
そしてオレのもとへ本日2度目のルーミアロケット。
ルーミア「りんか…、昨日はごめんなさい」
カリンカ「昨日? …何かあったっけなぁ…?」
ルーミア「そのね、お皿を割っちゃったこと…」
カリンカ「ああ、あれか。 気にしなくて大丈夫だよ?」

だって誰も怪我しなかったし、昨日も言ったがルーミアはちゃんと反省してる。
あ、良いこと考えた。

カリンカ「だ・け・ど、ちょっとおしおきだァ!」

そう言いながらルーミアのもとへ。ムギュっと抱きしめる。
すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすり。
おしおきの内容、すりすり地獄。(ルーミアが嫌がらない程度に)
すりすりしながらしばらく時間は過ぎていった。
何かルーミアがうつ伏せに倒れながら肩で息をしてるんだけど大丈夫かなこれ。
ガチャン!!

台所から聞こえた快音。
なんだなんだと見に行ってみるとルーミアが、
状況理解。なるほどね、お皿を洗っていてくれたのか。
そしてその途中に誤ってお皿を落とし、割ってしまった。と。
あまりにも突然だったからビックリしてしまったのか
その場を動かず震えているルーミア。危ないので破片の撤去に移ろう。
と、言うことなのでルーミアの近くによると

ルーミア「………ごめんなさい、ごめんなさい…!」

あー、そういえばルーミアってこういうの初めてか。
何かこう、失敗っていうのか?をするのが。
ルーミアはまるで取り返しのつかないことをしてしまった
かのような表情をしている。ったく、そんなに悲しそうな顔しないでよ。
ルーミアの頭をポンポンと叩き、なだめる。
ルーミアを安全地帯に非難させたら破片を拾いますかね。
本人は必要以上に反省してるみたいだし、ルーミアに食器洗いのお礼言うしか出来ないよね。