一応、ユニーと小さな魔法店の第三回が完成しました。
もう一度読み直して、明日には上げる予定。
本当は、もっとさくっと本題の方に入ろうと思っていたのですが、いざ物語を始めてみると単純には行かないですね。
第4回目でようやく腰を落ち着けられるかなと言ったところです。いや、もっとかかるか…。
今回の第三回目は、ようやく他のメインキャラクターも登場します。
いつも一次創作を書くときに、名前で迷います。被るのを良しとするか否かです。
ユニーたちの名前は、なるべく被らないようにつけました。
それから、作中にリッシェ・プッチエという言葉が出てくるのですが、本当はフランス語あたりで付けようと思ったのですが、よく分からなかったので造語になりました。でも、少しそれっぽくなってるかな?
あまり深く考えないで命名しているので、すごくダサくなる可能性をはらんでいるのがなんとも…。

話は変わりますが、ついにエルシャダイが発売するじゃないですか!
僕は、ブームになってから知ったのですが、ゲームのデモも割と見ていたので、素直にゲームとしてどうなるか楽しみにしていました。
28日には発売してしまいます。
購入は…アマゾンのレビュー次第かなぁ…。でも、話題作は特にアマゾンのレビューの信頼性が下がりますよね。まぁ、そこのレビュー戦争も楽しみの一つなのですが。
なので、とりあえずは様子見です。

デッドライジング2面白そうだなぁ…。1は持ってるんですが、途中放棄していたりして…。
プレイ動画を見ているのですが、魔改造がたくさんあるのに惹かれる…。
1に比べると評価がいまいちでしたが、そんなに悪くなさそう。
カメラが下手だった僕には、無い方がすっきりしていて良いかも。
これは、いつか買いたいですね。

という事で、明日、第3回を上げたいと思います。
パカラパカラッ
馬車は軽快な音を立てて、丘陵を進んでいく。
ユニーが生まれ育ったグィンダルの街も遠くなっていく。
このアラスト丘陵を越えれば、ユニーにとって完全に未知の地域に入ることになる。
肩にかけているポーチを開き、中から一枚の封筒を取り出した。
荷物は、ポーチとトランク一つ。トランクの中は着替えなどの生活用品で、ポーチには貴重品が入っている。
ここまで荷物を削るのには苦労した。身軽な方が良いとは分かっていても、見知らぬ土地に一人で行くのだ。
お気に入りのぬいぐるみをと思ったが、それもかさ張るから没になった。
封筒の宛名を見る。そこには、
『クローベル魔術協会 会長 フェディック殿』
と書かれている。差出人の名前は祖父だ。
商売の修行地には、いくつかの条件があった。
まず、ユニーが全く知らない土地であること。特産や、売れそうなものを自分で探す過程で必要な条件だ。
次に、祖父が知っている場所。どのくらい、そこでの商売が難しいか分かるし、顔が利くのは商売上有利だ。
と言うより、まだ15歳の小娘が知らない土地に行っていきなり商売を始めようとしても、土地のもの達に追い出されるのがオチなのだ。
最後は、適度に離れている場所だった。簡単には帰ってこれない距離。ユニーの覚悟の度合いも同時に測られていた。
それらの条件に見合った場所が、クローベルだった。

クローベルの街について、祖父は熱っぽく語った。
「もう、かれこれ40年前になるか、クローベルに行ったのは…。あそこは、なかなか素晴らしい街でな…」
街の中心に、シンボルである大きな黒い鐘が付いた時計台があるらしい。
街は東西南北4つのエリアに分かれており、祖父は北西にある商店に冒険家として雇われていたらしい。
「おじいちゃんは冒険家だったの?」
初めて聞いた祖父の経歴にユニーはびっくりした。
冒険家時代に集めた魔法のアイテムを元手に商売を始めたらしい。
その時の人脈は今でも続いており、こうして孫のために使うことが出来るのだ。
クローベルの東側には山脈が連なっている。グィンダルはその山脈を越えた先にあるので、あまり交流が盛んではない。
祖父のように知り合いがいなければ、一生関わらないかもしれない。
南西部には海が広がっている。ウィーラティエ海だ。
海の守護神の名前を冠したこの海は、その名に恥じぬ勇壮さで、遥か彼方の大陸までずっと続いている。
陸路も西側は開けており、陸海から様々な交易品が流入してくるクローベルの中心街はいつも活気に溢れている。
ただ、大体の品物が中心に流れるため、祖父が世話になった北西などの中心街から離れたところなどは、怪しい店が多い。
商人の修行には最適な街だった。

まだ見ぬクローベルに、期待と不安を滲ませながら、そっと封筒をポーチにしまった。
馬車がクローベルに付くには、山を迂回しなければならないため、3日もかかる。
途中で田舎町に寄って休憩を取りながら馬車を乗り継いでいく。大半は馬車内での退屈な時間だ。
「お嬢ちゃんはどこまで行くんだい?」
隣に座っているおじさんから声をかけられた。
茶色のベレー帽を被ったおじさんは、膝の上にバッグを乗せている。荷物はどうやらそれだけのようだ。
おそらく、次か次の町辺りで降りるのだろう。
「クローベルまでです」
ユニーがそう言うと、おじさんはオーバーリアクションで驚いた。
「そんなところに何をしにいくんだい? ここからだと後3日はかかるじゃないか」
頬を掻きながら、ユニーは商人修行の旅だといった。
おじさんはさらに驚いていた。
そして、
「そうだ、これをあげよう。おじさんからの餞別だよ」
言いながら、おじさんはバッグの中から箱を取り出した。
その箱をユニーに手渡す。
「箱を開けてごらん? オルゴールなんだ」
言われた通りに箱を開けると、確かにオルゴールだった。
「えっ、でも、ただで貰うなんて…」
ユニーが遠慮すると、おじさんは顔の前に人差し指を立てて横に振る。
「お嬢ちゃんも商人の端くれなら、多少強引にでも貰わないと。それに、それを作ったのは俺なんだ」
おじさんは、オルゴールを作っていた職人だった。
今回は、久しぶりの里帰りらしい。グィンダルより東の街に工房を持っているということだった。
「それの代金は、出世払いで頼むよ。お嬢ちゃんが立派な商人になったら、うちのオルゴールを仕入れてくれ」
そういって、おじさんは豪快に笑った。
ユニーは、苦笑いをしながらも嬉しくなった。
裸一貫になっても、人脈だけは失わない。
それが、祖父の考えだった。
ユニーは、今こうしておじさんに出会えた。
こうして、少しずつ出会いを重ねていきたい。そうして、みんなの笑顔がみたい。
それは、ユニーの人脈などの損得勘定ではない本心だった。

やがて、馬車は、今日の目的地に到着した。
「おっ、着いちまったな。…まぁ、お嬢ちゃん、修行がんばってな」
応援してるぜと言って、おじさんは町へと消えていった。
ユニーも馬車を降りる。馬車は乗客全員を降ろすと、来た道を引き返していった。
そうして、ユニーだけが停留所に残った。
自分が来た道を振り返ると、夕日に染まるアラスト丘陵が遠方に見えた。
手に持っていたオルゴールのぜんまいを回すと、どこかで聞いたような優しい音が流れ出した。
…とにかく、頑張ろう。
改めてそう思いながら、ユニーは今夜の宿を探すのだった。

はい、予告していた魔法店もののプロローグが何とか出来ました。
主人公は、ユニリア・オルゼット。亜麻色って、綺麗な色ですね。ウィキペディアによれば、金髪の表現に用いられるものと、栗毛の表現に用いられるものがあるそうですね。
金髪の方がいいのかなぁ…。ふわふわの髪で、亜麻色って思いっきりメルルちゃんですよね。
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予約しました。一万とか高いなぁ。
ちょっと、そこは修正しておこう。金髪と言うことで。
なんとか、アトリエのパクリとか言われないようにしたいなぁ。
まぁ、ゲームと違って、さくさく話が進むということも無いので、じっくりと世界を広げていけたらと思っています。
それから、(仮)って言うのは、もう少し気の利いた名前がつけられないかなと思っての仮です。
良いものを思いついたら変えたいと思います。


あと、コメントをもらったのですが、友達申請のやり方とかわからないので、申し訳ないです。ご期待に添えられません。
その旨をブログのコメントで書こうとしたんだけど、何故か反映されませんでした…どういうことだ!?