今日は、前回の「購入予定マンションの管理状態を知るポイント」のひとつめ、そのマンションの居住者からの聞き取り調査についてです。
“聞き取り調査”というと、何やら探偵のような大げさなことと思われてしまいますが、簡単なことですので気楽にいきましょう。
まずは、売主様に聞いてみる。
大概、中古マンションの現地内覧には不動産業者の担当者が同行しますが、売主様が居住中の案件も多いので現場には売主様とそのご家族がいらっしゃることもあります。その際には、“これチャンス”とばかりに直接売主様に聞いてみるとよいでしょう。また、売主様が既に引越しているような場合は、不動産業者を通じて聞いてみるとよいでしょう。
次に、売主様以外のそのマンションの居住者に聞いてみる。
売主様が不動産業者であったり、ずっと賃貸に出していたのでマンションの現況(管理状態等)が分からない、というような場合はこの方法しかありません。ここでの相手方として一番良いのは、そのマンションの管理組合の現・理事長もしくは役員になっている居住者ですが、これらの方へのヒアリングは不動産業者や売主様を通じて要請する必要が生じるので、タイミング的には購入決定の最終判断時になると思います。また、「管理組合の資料は開示するが、面談は勘弁してほしい。」となる場合も考えられます。
そうなると、現地内覧後にたまたま会った居住者の方へ「このマンションの購入を考えていて今日見学に来ました。失礼ですが、マンションのオーナー(所有者)さんですか?」と丁寧に声をかけてみましょう。ここでのポイントは、その居住者が“所有者”か否かという点です。所有者でないと管理組合の運営状況が分かる資料や、管理組合の総会に出席する機会が原則ないため、管理について把握していないことが考えられるからです。
次回は、どのようなことを聞くか?についてお話ししたいと思います。
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