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マンション管理士です!!川崎市麻生区・多摩区で散策中

小田急沿線の分譲マンションに住んで20年のマンション管理士です。快適なマンションライフと川崎市北部麻生・多摩に関する情報を発信していきます!!

前回からの続きです。

物件の内覧も終え、とりあえずハード面(建物や部屋・専有部分)はクリア。

いよいよ、管理に関することについて売主様へ聞いてみましょう。


まず、聞くときの留意点は、

1.かしこまらず、できれば売主様との会話の中で何気なく気軽に。

2.「わからない。」といわれたら、その質問についてそれ以上聞くのはやめる。

3.同行の不動産業者担当より「それは、あとでまとめて私がお聞きします。」等、質問を抑止するような要望が出た際は速やかにそれに従う。


そして、質問の内容です。

質問の内容は、物件の築年数や戸数によって若干変わりますが、ここでは検討の物件を「総戸数50戸、築12年、売主様は分譲当初から住んでいる。」と仮定します。可能な限りメインの質問は3つ以内に絞るのが理想です。

1.管理組合の役員さんはやられたのですか?

2.初めての大規模修繕工事は行ったのですか?

3.管理組合の恒例(年間)行事はあるのですか?


それでは、なぜ、この3つなのかをひとつずつ詳しくみていきましょう。

まず「質問1.管理組合の役員さんはやられたのですか?」についてです。

「総戸数50戸、築12年」のマンションであれば、通常の輪番制(役員の就任が順番に回ってくる方式)なら売主様は1回は役員を経験している可能性が高いです。そして「やりましたよ。」との回答なら、「大変でしたか?」と続けてみましょう。これで、組合役員の仕事が大変なのか、あるいはそうでもないのかがある程度把握できます。
逆に、「役員はやりませんでした。」という返事であれば、「順番ではないのですか?」と続けてみましょう。その後、売主様が発言する内容としては、大概「立候補者(やりたいという方)が出るから。」ということが想定できます。

そして、質問1.については終了します。質問1.に対する売主様の回答から管理状態を分析すると、売主様が「役員はやりましたよ。でも、管理会社がサポートしてくれたので大丈夫でした。」との回答がベターです。一方で「役員は大変でした。」と回答した場合、何が大変だったのかできるだけ続けて聞くようにしましょう。

次に、「立候補者(やりたいという方)が出るから。」と回答した場合、本来はベストです。ただ、総戸数50戸程度のマンションで考えた場合、「立候補者が出て役員の順番が12年間1回も回って来なかった。」ということは、同じ顔ぶれが何期(何年)も続けている可能性が想定でき、それはそれで問題となることもあります。長期政権をあまり良しとしないのは、政治もマンション管理組合も理由は同じという心配もあります。ただ、これ以上は想像の話になってしまいますので、実際は余計な心配だったという結論になるのが一番です。


次回は、引き続き「質問2.初めての大規模修繕工事は行ったのですか?」以降をみていくことにします。




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