援助が必要なお子さんを見守る
という仕事
必要な援助は
ひとりひとり全く違うし
その日その時その場所…
関わる周りの人でも変わってきます
その子の体調や気分にもよるし…
さらに、子どもの成長は
日々驚くほど違います
継続して関わるからこそ
少しの違いも分かるし
今、このタイミング
援助すべきか?!
少し様子を見るか?!
・・・と、色々考えて
関わっているのですが…
そんな想いを踏みにじられることが
よくあります
今年、援助している3歳の
Kくんは、初めての集団生活に
なかなか慣れませんでした
癇癪を起こして泣く
今どき、マンガでしか見たことないような
床に転がってバタバタして泣く
なんてことが
日常茶飯事でした
その日も靴下のまま外に出る!
というのを止めると
大泣き😭
あまりの大泣きっぷりに
子どもたちが集まります
4歳のCちゃん
昨年度は
部屋に入りたくなーい!
好きなときに、好きなところに行きたーい!
ごはん食べなーい!!
と、大泣きこそしないものの
援助対象の子でしたが
4歳になると、何が違うのが
急にお兄ちゃんになり
泣いているKくんを気遣ってくれます
「どうしたの?」と聞かれたので
「靴下のまま外に出たいんだって
でも、それはダメだよって言ったんだよね~」
と言うと
「あ~」
と、去年の自分を想い出しているのか
遠い目になっています
そして
「靴下のままで外に出るのはダメだよ」
とKくんに言ってくれました
が、Kくんは
「ヤダ~!」とさらに大泣き😭😭😭
こりゃダメだねと
Cちゃんは行ってしまいました(笑)
他にもRくんやSちゃん、Rちゃんらが
見守ってくれています
「やりたいこと、ダメって言われたら
イヤだよね~
泣くよね~
でも、ダメなものはダメなんだよね~」
そんな話をしながら
みんなでKくんが落ち着くのを待っていると
Y先生が通りかかりました
「どうしたの?」とKくんに声を掛けると
返事も聞かずに
抱っこして連れて行ってしまいました
唖然とする私たち
私たち、居なかったことにされた?
え~と、じゃあ解散しますか…
Kくんの気分を変えてくれるのは
良いんです
でも、そこに居る私たちは?!
私だけならともかく
(いや、それもおかしいだろ?!)
子どもたちが見守っていてくれているのに
何も言わずに連れて行ってしまうって…
もちろん、その後のフォローもありません
こんな事がよくあります
毎年毎年
援助に付いて下さいというだけで
全て丸投げ
日誌は書かされるのに
ねらいの共有もないので
こんな事が起こるんでしょうね
援助対象の子どもだけを
保育している訳ではありません!!
育ち合ってほしいと思うので
なるべく子どもたちの力を借りているのに
そんな想いは蹴散らされます
でも!
子どもの成長は
そんな大人のくだらないやり取りなんか
関係ありません!
3ヶ月経った今
Kくんは集団生活に驚くほど慣れて
大泣きの回数もグッと減りました
夏休み明けには
さらに成長しているだろうなぁ~
成長しないのは
大人ばかりですな