研修も善し悪し
というはなし
1歳クラスの担任と言われ
非常勤からの評判が
すこぶる悪い先生３人と
過ごした１年間
扉を開けると
ピリピリした暗～い空気が漂っています
他の非常勤の方々も
体制表を見て1歳クラスに
自分の名前があると
あ～💧
今日一日終わったわ～
と思ったとか…
そのクラスで言われたのが
先生は黒子なので
こどもは見守るように
して下さい
もともと、
こどもたちを主体的に過ごさせたい
と言っている園なので
必要以上に手を出さないようには
していました
多分、園内の誰よりも
こどもが出来ることは自分たちで
やってもらっている
と自負しています
まぁ、それを続ければいいだけなので
ハ～イと軽く流していたのですが・・・
ある日
ブロックで遊んでいたKくんが
ブロックをスマホに見立てて
「もしも～し」と言ってきました
当然
「ハイハ～イ」と返した私
すると横にいた主任Mに
「自分たちで遊べるんで
答えないで下さい！
先生は黒子なので
！！」
と、怒られました
Kくんは明らかに私に向かって
もしもしとしたわけで…
無視しろと？？？
毎朝、扉を開けると
子どもたちがワ～っと集まってきて
おはよう！とハグしてくれます
（コロナ前のはなしです)
その日も
みんなでハグタイムを楽しんでいたら
担任Rが来て
「子どもたちを集めないでもらえます？💢
噛みつく子がいるのに
危ないじゃないですか？！」
と怒られました
イヤイヤ、集めてねーし
朝の挨拶してるだけだし
噛みつくのは
あんた達が出している
このピリピリした空気のせいだろうよ！
その後は部屋に入る前に
すぐさま園庭に行け
と言われるようになりました（笑)
極めつけは
絵本を持ってきて
私の膝に座ったKくんを
無理やり引き剥がし
椅子に座らせて
「そういうこと、やめてもらえません？
先生は黒子なんだから！
」
と怒鳴った担任S
Kくんはびっくりして泣きそうだし
言ってる意味がわからないし
怒鳴る？ここで？
すぐさま副園長に報告しました
「主体的にって言いますけど
絵本を読んでと膝に座った子を
引き剥がして
椅子に座って読めって！！
それがこの園の
主体的にということですか？
そういう園の方針なんですか？」
「いえいえ、そんなことはありません…
S先生には言っておきます」
何かにつけて言ってくる
先生は黒子
というキーワード
他の非常勤の方々も言われるらしい
で、調べてみると
見守る保育を実践している
藤本メソッドの中で出てきていました
見守る保育とは
引用すると…
保育者がしなければならないのは、
子どもが早く立てるように手を貸したり
後ろから支えたりすることではなく
はいはいをしなければならない時期に
十分にはいはいができるような
環境を作ってあげること。
そして、赤ちゃんが
はいはいしたくなるような
その子が今できることより
少しだけ背伸びが必要なものを
用意することが必要です。
また、子供が大人とのかかわりを求める
何らかのサインを出したときには
必ず気づいて答えなければなりません。
子どもが欲していることを
「やってあげる」のではなく
かといってただ「見ている」だけではなく
一人ひとりの子どもの発達過程を
しっかりと「見て」、しっかりと「守る」
そして発達に応じた適切な「援助をする」・・・
