2020 僕の夏休み 立山曼荼羅の世界にふれてみる | りんぷーの …ひとりごと

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気まぐれに更新していきますb

今年の夏は雷鳥沢テント泊で立山縦走する予定でしたが

7月下旬に親父の急死

四十九日明けたら自分の転勤と

まぁ何かと落ち着かない日々が続いています(ノ∀`)

 

新職場に行ってからでは中々希望休も取りにくくなるので

旧職場在籍中に連休取得して立山に行ってきましたヨ

立山言うても登山には準備不足過ぎるんで立山観光ですb

 

立山上るならある程度は知っておきたいというのもあって

まずは山岳信仰の立山の歴史について興味あったんで

立山博物館」に行ってきましたヨb

立山博物館は三つのエリアから成り立っているみたいですネ

 

教界ゾーン

立山の地質的な歴史から信仰的な歴史までを展示物で見る

そして一部で話題の妖怪で有名な「展示館」

 

聖界ゾーン

立山信仰の歴史を映像で観る「遥望館」

 

遊界ゾーン

最後は立山曼荼羅をアートとテーマパーク的に体感できる

「まんだら遊苑」ですネ

 

 

ホントは展示館、遥望館、まんだら遊苑の順で周りたかったんですが

時間の都合でまんだら、展示、遥望の順になっちゃいましたが

まずはまんだら遊苑の様子から

※写真多めで結構ボリュームあるので二記事に分けます

 

立山博物館の敷地はめちゃめちゃ広く

まんだら遊苑の入り口は自然の地形を活かした山の中ですネ

周辺はリアルのお墓などが点在してますヨ

 

敷地内の藪の中にもお墓

そして何処からともなくうめき声の様なモノが聞こえてきます

 

地獄の門番 …受付で3エリアセット650円也を支払い

地獄の門を開きます

目の前は地獄の一丁目「地界エリア」の「閻魔堂」

 

閻魔堂の地獄百景

地下14000kmにある八熱地獄ですって

14000メートルじゃ無いですヨ! キロメートル!

そりゃ地獄やわ

 

閻魔堂の音界閻魔

この梵鐘を撞くものは閻魔の裁きを受けるそうです

なので現在はお気軽な観光客が裁きを受けないように

撞木が取り外されています

…ウソです なんかコロナの影響だそうです

えんまサマー!

 

閻魔堂の音触鬼

炎熱の轟音と鬼たちの叫び声で全てを焼き尽くす

音触鬼が待ち構えているそうです

…が 多分コロナの影響なんでしょうかね

出口の扉が開け放たれていて明るい外光に照らされて

間抜けな自分の姿が鏡に映っているのが地獄です(ノ∀`)

 

 

閻魔堂を出ました

目の前には水泡鬼

水質汚染に怒る鬼たちの怒りが気泡となって

吹き上がっているそうです

決して温泉的な事では無いそうです

その証拠にちゃんと冷たかったです、ハイ

 

餓鬼の針山地獄

コレは有名ですよネ

バックの木々が色づき始めています

もう少し遅い季節だともっといい具合だったんでしょうネ

 

赤とんぼも飛んでいます

 

針山地獄の先に何か見えますヨ

 

地唸鬼

そこで発した声は鬼の声となって返ってくるそうです

…が、現在は獣よけのラジオの楽しそうなトークが流れています(ノ∀`)

ま、楽しいが何よりですネ (´ー`*)ウンウン

 

水窟鬼

地獄の蓋を開けると地獄の寒さを伝える

それぞれの匂いと音が聞こえてきます

確かにすえたお香の様な何とも言えない匂いが

呻き声の様な音とともに流れてきました

五つの蓋にはそれぞれ虎虎婆地獄とか阿婆婆地獄とか名前があるんですネ

 

そしてこのエリアでひと際目を引く精霊橋

常願寺川に突き出たこの橋は八寒地獄の

最も恐ろしい地獄を表現しているそうです

 

先端にある鐘は現世復帰の救済の鐘だそうです

高所恐怖症ですがこの地獄から抜け出す為に勇気を振り絞っていきましょう

定員は20魂だそうです

他に誰もいないんで重量的には全然余裕ですネb

 

ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!

てか鐘ないやないかー!

恐ろしや コロナ地獄orz

 

 

さて、この橋を渡ると「陽の道エリア」に入ります

立山登拝をミニ体験できるアートの世界です

 

「立山登山の道」と「水辺の道」がありますが

お馴染みの美女杉や称名滝が見れる立山登山の道から行きますヨ

 

お馴染み美女平駅の脇にそそり立つ美女杉

女人禁制の立山に挑んだ尼僧、若狭国の止宇呂が神の怒りに触れ

一本の杉にされてしまったというアレですネ

なんか斧みたいなモノで切られた様な感じになってるのが気になります

 

所々に立山登拝の道標として置かれたという

三十三観音に見立てた香観音が置かれています

香りが出てるらしいんですがよくわかりませんでした(ノ∀`)

 

コレはよく知らないですけど現在の滝見台と大観台の間のヘアピンカーブ付近に

立山登拝の登山者の為に桑谷の沢水を利用した茶店があったらしいですネ

桑谷は立山の神に捧げる絹を作る為に

蚕の餌になる桑を植えた事に由来しているそうです

それにしても昔の人はすごいなぁ

今はバスでブイ~ンって室堂まで行けるんやもんな

 

立山登山の道と水辺の間には季節がイイと

色とりどりのお花とか見れるらしいですけどちょっと遅かったのかな

 

なんやかんやで天界、立山三山が見えてきましたヨ

と思ったら須弥山(しゅみせん)だそうです

 

神々しく鏡石に映っています

鏡石は天狗平の下辺りにあるそうですが笹に埋もれて

バスからは看板しか見えないみたいですネ

歩いた人だけが見えるんでしょうか

 

 

それでは天界の中に入っていきますヨ

撮影禁止の場所が多くて写真はあまりないですが

古代インドの須弥山(しゅみせん)思想から色界、無色界

極楽浄土の世界、精神世界を象徴する芸術の

三つの概念で構成されているそうです

 

味は無かったと思いますがまぁ五感が研ぎ澄まされる様な空間が多かったです

胎内をイメージした瞑想空間

…なんですがコチラもコロナで体験できずorz

 

 

視、聴、嗅、触などを色々体験して

それでは闇の道を抜けて現実の世界に帰ります

 

こ、こわい

 

 

( ´ー`)フゥー...

抜けました

 

そこにはカモシカ園とかあって一気に現実世界に戻った事を感じさせてくれます

 

茅葺屋根の休憩所

五箇山や白川郷に代表される合掌造りの建物ですが

ここら辺にもその昔は多く存在したんでしょうネ

 

傍らには曼荼羅にも描かれている立山開山に至った伝説

佐伯有頼(さえきありより)と熊の像がりました

室堂から一の越への登山道脇にある玉殿岩屋がその舞台ですネ

 

すごいネ この梁!

 

デカイ!

 

18世紀の終わりに建築されたこの地方の豪農有馬家の内部

すごい豪邸

 

立山信仰の拠点芦峅寺の旧宿坊善道坊

これらも敷地内にあります

 

因みにコチラの善道坊

映画「剱岳 点の記」のロケ地としても使用されたそうですヨ

 

 

次は遥望館に行こうと思ったけど上映時間に間に合わず

ゆっくりしすぎちゃいましたネ(ノ∀`)

でもじっくり楽しめて良かったわぁ!

こういうの大好物v

 

チケットは半券切られるまで有効なのでまた翌日きます

次も楽しみな展示館や本物の閻魔堂に寄りたいと思いますヨ

 

あの世とこの世の境、布橋の向こうは…

 

明日はスッキリ晴れてくれるとイイなぁ

 

 

 

今日のお宿は富山市内に戻ってAPAホテル

GO TOキャンペーンでお安く泊まれた上にアパカレー食べ放題w

通常メニューもボリューム満点でカレーはそんなに食べられなかったけど

なにかに似てるなぁと思ったら金沢カレーですネ

カレーのチャンピオンの様なドロっとした食感の甘いカレー

キャベツ乗せて食べるとより美味しかったv

 

 

 

2020 僕の夏休み 立山曼荼羅と称名滝につづく