白馬岩岳MTBパークと日本海カニ地獄の巻 後編 | りんぷーの …ひとりごと

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白馬岩岳MTBパークで最後の最後でズッコケて痛む体を騙しながら

 

 

R147で一路糸魚川市を目指しますヨ
 
途中、フォッサマグナミュージアムの看板を見つけて
駐車場までいってみるもリサーチ不足で見所がわから無いためキャンセル
 
正面に日本海が見えた所で左折してR8へ
キレイな海岸線沿いですネ
 
そして見えてきたマリンドリーム能生(のう)
駐車場はほぼ満杯(;^ω^)
なんとか入り込んで無事に駐車
 
車から出るとぷ~んと漂うカニの香り
もう、スゴイですネ
広い駐車場で車から降りただけでカニの臭いが漂ってきます
そしてそのカニに群がっているのであろう人の群れ
 
よくわからないけど取り敢えずその人の群れに突入
 
カニです! おびただしい数のベニズワイガニ!
 
 
 
 
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そして桶イッパイのソレを無心に貪る人達
なんでしょうかこの光景は!
 
これを怪談風に語るとすると
 
なにやら妙なにおいがする
すえたカニの臭い 大量のベニズワイガニの屍の臭気
その在り処を探って人だかりに目を移せば
大ぶりの桶から真っ赤なベニズワイガニがぐずりぐずりとあふれ
かたわらにはその亡骸が無造作に棄てられていた
それは正に地獄…
 
…まぁ、こんな感じでしょうか
 
いやぁ、なんともスゴイ光景です
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ちょっと、暑さと人混みと臭いと体の痛さからか
イマイチ気後れしてしまったので気を落ち着かせる為に
マリンドーム裏手の日本海が見渡せる公園へ移動
 
なんか独創的なオブジェが点々と設置された芝生公園は気持ちイイですネ
家族連れやカッポーなどがのんびり寛いでいます
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…でもよく見ると皆んなそれぞれ何やら取り囲んでいますヨ
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
カニや! ベニズワイガニの死体や!
ココに居る人たちは皆んなかにや横丁で買った桶一杯のカニを貪り食っているのですヨ
まるで死体を貪るゾンビです
ウォーキング・デッドの世界です
家族連れもカッポーも女子グループも皆んなカニゾンビなのですヨorz
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すっかり毒気に当てられて
ではなく、色々疲れてしまったのかイマイチ食欲がわかないので
しばし潮風に当たってリフレッシュ
まぁでもそんなにゆっくりしている時間も無いしせっかくなので
まるまるの茹でガニはいいとして何か他の美味しいカニ料理を食べましょうb
 
二階の番屋でカニ汁定食を注文
どうも頭打ったせいで顎を動かすとこめかみに響いて苦痛です
でも美味しゅういただきましたヨ (*_ _)人
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さぁ、帰ろうかと駐車場に戻ってふと道路の向こうを見ると
山肌に久比岐自転車道と書かれたトンネルがありますネ
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気になって調べてみると旧国鉄北陸本線の線路跡地を利用した
国道8号線に沿って走る全長約32kmの自転車道で
一部の橋やトンネルは当時のままの煤けたレンガが使われていて
SLが走ったその面影を感じる事ができるとの事
 
へぇ~、なかなか面白そうじゃないですか!
 
でもこの時間から往復64kmはなかなかですネ
残念ですがまたの機会にしましょう
 
でも旧北陸本線の名残りを楽しめる所は他にもあるみたいですヨ
そっちに行ってみましょうb
 
国道8号線の洞門と呼ばれるトンネルをいくつも潜り着いたのは
新潟県糸魚川市の親不知という日本海に面する断崖を切り開いて作られた
古くから交通の難所と言われる地域です
 
親不知観光ホテル前の無料駐車場に車を止めて
親不知コミュニティロードを歩いていきますヨ
 
このコミュニティロードは第二世代と呼ばれる明治にできた旧道らしいです
その道から百数十年前の波打ち際を通る第一世代
崖っぷちの中腹を通るトンネル主体の現国道8号の第三世代
そして高速道路である第四世代の北陸自動車道が見渡せるそうです
 
現国道8号線はこんな感じのひたすら曲がりくねったトンネルです
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そして全世代が見渡せる景色
北陸自動車道が海にはみ出しちゃってますネ(ノ∀`)
因みにこの断崖の下が北アルプスの起点となっているようです
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著書日本アルプスの登山と探検で親不知を紹介した
日本近代登山の父と言われるウェルター・ウェストンの像が見つめる
第二世代の明治道を更に歩いて行きますヨ
それにしても湿度がスゴイ 汗だくだく(;´Д`)
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やがて海岸線に降りる階段がでてきました
かなり急で長いです
時間の経過と共に転倒した影響で体中が痛くなってきててちょっと辛い
そしてアブがスゴイ寄ってきますヽ(;▽;)ノ
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やっと下りきった所にはレンガ造りのトンネル
かつて北陸本線の蒸気機関車が通っていたトンネルの遺構ですネ
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それにしても異様な湿度とアブの猛攻がハンパじゃないです
止まるとアブに噛まれるし汗が止まらない
もう既にTシャツは絞れるぐらいになってます(;´Д`)
 
トンネルの中に入ると急に照明が点きました!
ビックリしたw
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奥は湿気で靄っています
…不気味
入口には懐中電灯が置いてあるので入ってイイようですが何処まで続くのか…
 
リサーチ不足に体調含めた色んなネガティブシチュエーションで
入って行く気にならずさっさとその場を後にしてしましましたorz
 
あとで調べたらトンネルを抜けると駐車場近くまで出れた様ですネ
残念
でもこういう遺構を土木遺産として保存する取り組みはイイですネ
また機会があれば来たいと思いますb
 
 
日本海に沈む夕日を眺めた所で帰路につきます
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二日間の短い夏休みで体にダメージも負いましたがまぁまぁ内容濃く楽しかったv
残りの繁忙期も頑張れる… かな(ノ∀`)