普段は腕時計しないんですけど明日は出張なので準備していたら
そういやコレまだ動くのかな?
っていう時計が目に止まっちゃいました
コレ

シチズン クラブ・ラメールってヤツです

1980年代後半にシチズンがレトロなデザインで世にだした腕時計ですね
色んなデザインのモノがあったようです
実はコレ今は亡き母親がとあるお祝いに買ってくれたものです
当時G-ショックやクロノグラフのダイバーズウォッチなんかが流行っていましたが
皆と一緒のベタなのはイヤやな~と店内を見て回ってた時に
「あ、コレがええ!」と一目惚れしたやつです
でも元々時計やアクセサリーを身につけるのが嫌な性分なので
この時計も最初の内だけで殆ど身につける事はないまま年月は流れて行きました
時計をはめる時と言えば趣味の釣りや登山なんかに行くとき用の
G-ショックやプロトレックなんかがせいぜい
そんな状態で放置されてたクラブ・ラメールですが
ふと、電池交換してみよ~っと思い立ってホームセンターに電池買いにキコキコ
だいぶ傷んでますがバンドも当時物でバックルにCLUB RAMERの刻印

裏蓋開けてイザ交換…
裏蓋の内側に購入日と思われる日付が書かれていますね 昭和62年12月3日

チッチッチッ
(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- 動くでないかいv
秒針が動くのを確認して裏蓋を閉めようとしたら
\(◎o◎)/!
あっちゃんが飛びついてきてポテッっと落っことしちゃいました(;´Д`)
そのはずみでムーブメントがちょっとズレていましたが何とか収めて
裏蓋閉めてハイ時刻合わせ…
ああー! 秒針動いてないんですけど━━━━!!
更に竜頭回しても長針と分針がコクッコクッ同時に動いて時間が合わせられませんorz
コレって修理できるんだろうか…
今まで放置してたくせに壊れちゃったとなるとヤッパリ直したい
母親の形見でもあるしね
次の休日に時計屋さんに持っていこ
裏蓋に「Noli Metuere」の刻印

調べてみるとラテン語で「恐れるな」の意味らしい
きっと直るなb
2013/03/12 追記
オーバーホールから帰ってきました
秒針が動かなかった原因は経年劣化による
グリスのカスが引っかかった事によるものだったそうです
防水用Oリングは交換で後は各部清掃でまた元気に動き出しましたv
オーバーホール代:14700円也
時刻調整の仕方
リューズを引き出し針を進めたい方向(時計回り=手前)に
リューズを2回連続でカチカチと音させて回します
このカチカチの間隔が難しい(;^ω^)
すると針がビューンと回りだしますので止めたいところでリューズをもう一回回転させてクリック
それで針は止まりますので後はそのままリューズワンクリックで20秒分長針が進みます
時刻を合わせてリューズを押し込んだら時間を刻み始めます
直ってよかったv
このオーバーホール代が高いか安いかはその人の時計に対する価値感でしょうネ
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僕も30年前、家の事情もあって名古屋の会社を辞め、博多行きが決まった時、
送別会で歩けなくなるほど呑まされ(笑)、
その場で餞別として貰った腕時計が、
高価な物じゃなくても、仲間の気持ちがしみ込んでいるようで、
電池切れのままですけど、捨てられずに残してあります。