個別許可制だった庭(フェンスで囲まれているので敷地外には出られません)への出入りは、7月頃からなし崩し的に増えて、今や誰でも自由になってしまいました。

 

原因はその都度網戸やサッシを開け締めするのを面倒がった夫が、網戸の隅に出入り穴を取り付けたからです。

 

 

許可制の時は認可されていない猫が出ないよう常に気を配らなければならず、2人とも寝てしまった後はサッシを締め切りました。

 

夏の夜は暑いので、冷房を切った後はせめて網戸にして外の風を入れてやりたいものです。

 

結果はどうなるか分からない

という不安はありましたが、半ば破れかぶれな気持ちでした。

 

 

リビングの通路は常に開いているので分かりやすいのですが、

網戸の方はスイング方式なので、頭や手で押して開けなければなりません。

一見閉まっているように見えます。

 

人馴れしているバオに「こうするんだよ」と教えてやりました。

 

後の猫たちはそれをお手本にして、見よう見まねで出るようになりました。

 

 

猫は好奇心の強い生き物ですが

学習の早さには個体差があり、直ぐに覚える猫もいれば、呑み込みの悪い猫もいます。

  

2人とも寝てしまった後

試行錯誤の末に脱出したのか、朝見ると庭にいた猫もいました。

 

テラスに水と砂のトイレを一個置きましたが、完全庭猫になってしまわないよう、食事は中でして貰います。

 

問題は室内に戻る時に起きました。

 

初回出る時は、オートロックのマンションのように、誰かが出た直後に続けて出る

ケースが多いようです。

 

たまたま出たものの、戻りたい時に都合良く先導する相手がいるとは限りません。

 

外から室内は丸見えです。

そのまま通過できそうな気になるのでしょうか?

しかし、網戸が行く手を阻みます。

実力行使で網戸に体当たりして外してしまう猫もいました。

 

体当たりしても駄目と見ると

端っこに爪をかけてカリカリしているうちに網が剥がれたようです

 

こうなればしめたもの。

朝になると網戸の下は破られ、無惨な姿になっていました。

 

網戸破りは一度習得してしまうと何度張り替えても破られます。

なので下に板を張り付ける事でその部分は通過出来ない

と知らしめる事にしました。


猫との知恵比べです。

 

網戸の張り替えは勿論夫の仕事です。私は外れた網戸を戻すこともできません。

 

破られた網戸を前に、差程のショックを受けるでもなく、黙々と作業する姿にはいつも感心します。

 

ご飯やトイレ掃除など、日常の世話には手を出さないけれど、こうしたことは厭わず手を貸してくれるので助かります。

 

4度めの張り替え後、通路はスイングドアしかなく、網戸破りは無くなりましたが、その前で入るに入れずうろうろする猫もいます。

 

 

一度庭のフェンスの隙間から脱出して、5ヶ月もの外猫生活に耐え、以来出禁のサクラもついに出ました。

 

 

しかし、戻り方が分からないようです。さくらがお気に入りの夫は

手動で開けしめ出きる装置(?)を作りました。


 

一旦庭に出ると帰り方が分からず、2度も捕獲器を使ったミルキーも

出入りする猫の数が増えるにしたがって、学習のチャンスも増え、今や

出入りは自由自在です。

 

 

 

やはり「自分で出て、戻る」これが出来なければなりません。

 

昼ひなかでも、エアコンの効いた室内ではなく、わざわざ暑い庭で過ごす猫が多くいました。

 

フェンスで囲まれた狭い空間とは言え、何年ぶりかで体感した屋外の空気に新鮮さを感じるのかもしれません。

 

対して、少数派ではありますが、外に全く興味を示さない猫もいます。

旧猫部屋組、古参のマック、ウノ、スバルは出ません。

 

一時は庭猫だったリマは猫(人)一倍出たがりですが

1日2回の服薬時に捕まらないと困るので、庭への出入りは禁止です。

リビングにお出ましの時はサッシを締めます。

目の前で閉じられる窓を前に怨めしそうなリマです。

 

 

元々リビングには庭に抜ける通路が有りますが、これを開放すると

完全に人の手で管理出来なくなるので、閉鎖の状態です。

 

 

以前はみなここから、庭に出ていました。

さらにフェンスのない時代には、素性の知れない猫が勝手に入り、住み着いたこともありました。

 

この奥に秘密の通路が有ることを知っているのは今やビン子のみとなりました。

 

そのビン子はもう外への興味は全く失い、部屋のドアを開けても階下に下りることもありません。

 

 

猫にも個性があり、一律に決める事はできません。

この自由選択制が気に入っています。

 

保護活動から引退して3年目の夏になります。

 

それまでは保護した猫の譲渡に忙しく、我が家が終の棲家となった猫たちには随分と我慢を強いてきました

せめてもの罪滅ぼしとして

可能な限りの自由は与えたい

と思っています。 

 

 

 

 
 


茶っしーくんからのお便り

 

blogをみたWさんからお手紙と写真が届きました。

 

 

 

茶っしー母子のエピソードを知る事が出来て良かったです。

 

写真を見て懐かしく感じると共に

時間が経つのは早いなぁー

と思いました。

 

茶っしー、プラともに毎日元気に過ごしています。

 

 

 

お幸せに! ありがとうございました。