医師への信頼


散々迷った挙げ句

途中離脱することなく、手術に踏み切れたのは、ひとつには主治医に対する信頼が挙げられます。

 

大まかな印象に過ぎないとはいえ、それは大きな要因となります。

 

実は60代後半で、白内障の手術をしているのですが

その時クリニックから紹介された眼科医の印象があまりにも悪かったのです。

傲慢な態度で、質問すると不機嫌になるような人でした。

 

初診日に手術の日程も決まり、術前の血液検査も終えたのですが、帰宅して直ぐに電話でキャンセルしました。

 

血液検査の結果も聞きに行っていません。こんなケースはざらにあるのか、電話に出た職員もアッサリしたものでした。

 

やはり信頼のおけない相手に任せる事はできません。

実際に手術を受けたのは

それから2年余り経って、初診からみて4人目の医師でした。

 

その時のことも、機会があればまた、振り返りたい、と思います。

 

今回の医師は決して口数が多かった訳ではありませんが、安心感を与える雰囲気を持っていました。

 

記録と情報開示

 

4~5日の入院なのに、山のような書類を渡され、サインを求められたのには少々辟易しましたが

現役だった15年以上も前から、書類の量は年々増えていました。

 

診療報酬を受けとるためには

裏付けとなる記録が必須です。

記録していない事は実施していないに等しい

と、記録漏れは厳しくチェックされました。

そのため患者さんと接する時間が減ることに矛盾を感じることもありましたが、

お蔭で日常生活でも記録する習慣が出来ました。

 

当時はスマホを持たず、手紙のやり取りが主でしたが、書いた手紙はほぼ、コピーしています。

 

家に印刷機がなかった時はわざわざコンビニに走ったものです。

返事が届く頃、自分が何を書いたのか

案外忘れていることもあるので、やりとりの整合性をみるためにも有効です。

 

インフォームドコンセント(説明と同意)と共に

どんな医療をしたか

という情報開示も大事です。

 

入院費と引換えに渡された

診療明細書にはその内容が事細かに記載されていました。




使用した薬剤を一つ一つネットで検索しました。

何でも調べられるので便利です。

 

手術後は感染予防の抗生剤が処方されると思ったら

処方薬は痛み止めのロキソニンと胃薬のみでした。

 

手術中にセファゾリンナトリウムという注射用抗生物質を一回使っただけです。

多剤耐性菌への警戒から、抗生剤の使用はなるべく控えているのかもしれません。

 

その分腹帯をしたり、外来の診察まで湯船に浸からないシャワー浴のみ

とする等、感染予防の為の日常生活における注意点が幾つかありました。

 

退院後は他の人に比べて決して清潔とは言えない環境に戻る私としては、不安でした。

 

退院直後から猫の世話は今までどおりやりましたが、さすがにびん子、リマと、同じ部屋で寝るのは止めました。

 

夜の同居は、行動制限のある2匹に寂しい思いをさせたくない

との親心から始めた事ですが、

独り寝は快適で、暫くはこの方式で行こう

と思います。

電話を掛けたり、昼寝をする時はなるべくこの部屋でしています。

 

夫の協力

 

骨折の時は役に立たない

と思った夫ですが、今回は良く頑張ってくれました。

 

年に1度位、1~2日家を空けることがあり、その時は有料で夫に世話を頼みます。

 

有料なのに恩着せがましく、帰宅して玄関開けたとたん、悪臭がして楽しい気分が吹っ飛ぶのですが、今回は無料なのに違いました。

 

なんだ、やれば出来るじゃん!

と言ったら

あんたも遊んでいたわけじゃないから、と。

遊びか、病気かは猫には関係ないと思いますけどね。

 

私に何かあれば、即猫問題は自分の身に降りかかってくる

一蓮托生、運命共同体

という現実は夫にとってもかなり心理的負担が大きいようです。

 

病院は車で10分位の距離です。

それが安心感に繋がったようです。

国内で近場とはいえ、私が家を離れると、事故か何かで帰らなかったらどうしょう

という不安に襲われるようです。

私を心配する

と言うよりも、残された猫と自分が心配なのです。

同様の不安は私にもあり、家路が近づくにつれ、

「無事に帰れた」と、いつもホッとします。

短期間とはいえ、入院治療が出来たのも夫がいたお蔭です。

単身生活なら、手術はしなかった

でしょう。

 

私たち夫婦にとって、正に猫は「カスガイ」であり「しがらみ」なのです。

 

身体への負担

 

腹腔鏡下式術クリニカルパス(卵巣)が正式名称のようです。

尿道カテーテルのせいで手術当日は辛かったですが、それ以降は問題なく、退院と同時に普通の生活に戻る事ができました。


たまにお臍がシクシク痛む時もありますが、痛み止めを飲む程ではありません。

傷もほぼ、残りません。

開腹手術だったら、こうはいかなかったでしょう。

 

恐れていた腹腔鏡でしたが、身体への負担が少ないということを実感しました。

 

摘出した卵巣嚢腫は病理検査の結果、漿液性の良性腫瘍と判明し、婦人科は診察終了となりました。

 

骨折の方が何倍も大変です。

新たな骨折をしないよう、毎日ビタミンDとカルシウム劑を飲み、半年に一度プラリアという注射をしています。

整形外科へは一生通い続ける事になりそうです。

 

補足


個人的な事を詳細に記事にすることについてはためらいもありましたが、記録しておきたい

という性分が頭をもたげ、どうせなら体験者の意見も聞きたい

となりました。

 

その結果

尿道カテーテルの違和感については

AIモードでは検出されなかった症状(我慢出来ない尿意)の方の体験を知る事が出来て

自分だけではない

と、とても安心感を覚えました。

 

こんな一方通行ではないやりとりがblogの魅力なのだと思います。

 

次回からはまた猫ジャンルに戻ります。