譲渡会を開いていた頃、「この猫たちは何処からきたんですか?」
また、並んでいる猫と飼い猫の毛色が同じだと、「
勿論、そんな偶然も幸運もある筈はなく、猫違いですが。
譲渡会に並ぶ猫のうち、餌やりさんからの依頼というのは、
猫の幸せとご自分の負担軽減のために、
と考える餌やりさんは少なくありません。
先の長い子猫であれば尚更でしょう。
そして、色々なルートから、
引き受ける際、「もしこの子たちが人馴れせず、譲渡が厳しい
と判断した場合は元の場所にリリースしますが、宜しいですか?」
と念を押します。
2ヶ月位の子猫にそのような条件をつける事はありませんが、
譲渡出来ない猫が増えすぎるとスペースを塞ぎ、活動そのものがたち行かなくな
と考えます。
1ヶ月位で判断したい
とお話しします。
あまり長く置くと情が移って手放し難くなりますので。
この月齢だと不妊去勢手術は可能なので、手術ワクチン、
この条件を了承しないと引き受けて貰えないので、
兄妹姉妹、全員馴れてるとか、
難しいのは、何匹かいても馴れ具合が違う事です。
微妙だ
と思うこともあります。
ある日を境に馴れる子もいます。
迷いつつ、餌やりさんに今後の相談をすると、
7年前の今頃、
黄一の兄弟は、茶トラ(♂️)黒とら(♂️)キジトラ(♂️)グレー(♀️)
と毛色が全員違っていましたが、楓の姉妹は全てキジトラで♀️でした。
河べりの薮の中で産まれた黄一と玄(げん)の兄妹、
しかし、譲渡となるとどちらも厳しい状況でした。
せめて、半分はリリースしたい
と、電話で餌やりさんに相談を持ちかけたところ
楓の餌やりさんは無言になり、返答しません。
黄一の餌やりさんは、それでは…と、
引き受けられない私にとやかく言う資格はないかもしれません。
しかし、
結果、2人の餌やりさんに対して、「リリースはしない」
と回答しました。
こんな成り行きになることを実は私も
心のどこかで望んでいたのかもしれません。
季節は晩秋
これから益々寒くなるというのに、
餌やりさんが拒むんだから仕方ないじゃない
という自分への言い訳がたちます。
リリースしないと決意して1ヶ月後、
キャットフードに毒を混ぜて、
警察が動きマスコミにも取り上げられ、犯人も判明しました。
若い男性で面白半分だったようです。
あの時は、リリースを思い止まって良かった!
と心底思いました。
依頼人との間で交わされる
「譲渡が難しい場合はリリースしますよ」という脅し(?)のような約束ごとは、
自分の判断ひとつでリリース出来る現場の場合はやった事がありますが、いつまでも心に引っ掛かり、これでは手元に残した方がずっとまし
と思ってしまいます。
かくして、残留猫は増えていきました。
黄一と玄の兄妹は2匹、楓の姉妹は3匹譲渡されました。
残った3匹は今7才半
我が家の中堅どころです。
黄一は缶詰めタイムの時は触らせてくれますが、
それでも他の猫達とはそれなりに仲良くし、我が家と思って寛いで暮らしているので善しとしましょう‼









