2020年1月29日に

おみかんママさん宅に迎えられた三ヶ月(♀)と茶々丸(♂)です。

 
 

ベージュの茶々丸は、今blogで取り上げている

K地区で保護した子猫です。

 

 

投げた玩具を咥えてママさんに持って来て遊ぶ、無邪気な茶々丸くんの様子をご覧下さい。

 

2019年11月20日

ご近所の方から♧さんに「子猫の鳴き声がする」と、連絡が入りました。

その年の春、♧さんの庭では、パンダちゃんとその姉妹、2匹の三毛猫が合計8匹の子猫を産んでいました。

 


だから、子猫と言えば♧さんだろう、と言うことで連絡が入り、私がそのまま保護する事になりました。

 

ミルクティー色の可愛い男の子で生後2ヶ月位。汚れてはいましたが、直ぐに人に馴れました。

 

 

馴れていると「人に飼われていて、捨てられたのだろう」と思いがちですが、ノラのお母さんから産まれて、何かのはずみに、はぐれてしまった

と考えるのが自然だと思います。

 

それから2週間後には別の情報で、パンダちゃんたちの親が近所の納屋で3匹の子猫を産んでいたことが分かりました。

ゆずとその兄弟です。

 
 
 
 

母猫は娘に場所を譲り、自分は他の場所を開拓したのです。

 

全てはこの一匹の茶トラから始まっていました。この猫はパンダ達の子猫からみればお婆ちゃんに当たるので婆ちゃん猫と呼ばれていました。

茶トラや茶白の♀️は珍しいです。 

2019年の春秋、2回に渡り婆ちゃんの産んだ6匹の茶トラは全て♂でした。

 

12月16日に、母猫と3匹の子猫を同時捕獲。母猫は無事避妊手術を終えてリリースしました。

 

その後は♧さんの庭にご飯を食べに現れるようになったそうです。

 

 

その頃は2匹の娘たちの産んだ8匹の孫たちも保護されていたので、古巣に戻る事が出来たのでしょう。

春産まれの大きな3匹の息子連れで、びっくりしたそうです。



外暮らしの猫たちはその辺の状況を実に良く見ています。

 

♧さんの庭に集まった猫たちは、可能な限り、手術しました。

 

 お婆ちゃん初め、2匹の三毛猫も、そこから産まれた子も全て手術は終わっています。

 
 

3匹の子猫と茶々丸は月例が同じ位だったのと、保護した場所が近い事。他に親や兄弟らしき子猫が見当たらなかった事などから、

4匹は兄弟だったのだろう

と言うことになりましたが、実の所は不明です。

 

今回♤さんの老猫さんと同じ毛色をしているのをみて、もしかしたら親子とは限らないものの、こちらと血縁関係があるのかも?

と思ったりします。

 

 
 

老猫さんも20年ほど前、♤さんの玄関前に現れた子猫だったそうです。

 

猫の繁殖力の強さを俗に「猫のネズミ算」と言いますが、その事を目の当たりにしたのがこのK地区です。

 

♧さんが経過を覚えていたので、系図を書く事ができました。

手書きですが…

 

 

元はと言えば…

♧さんが庭に来た一匹の茶トラにご飯を上げていたら、翌年2017年、2匹の茶トラを産みました。

 

その一匹が婆ちゃんと呼ばれるパンダ、トラ、ゆずの母猫です。

 

この3匹は各々産まれた時期は違いますが、同じ母猫から産まれた姉弟です。

 

その子(婆ちゃん)は翌年(2018年)6匹の子猫を産みました。

 

その内の2匹の三毛猫(パンダと美人ママ)が庭に住み着き、2019年、各々4匹ずつ、子猫を産みました。

 

婆ちゃんは餌場を2匹の娘に譲り、近くの納屋で、2019年春秋2回にわたり、3匹ずつ子猫を産みました。

 

さすがに危機感を覚えた♧さんの知人が私を探し、

その方の妹さんであるもう一人のボランティアと協力して対策を講じたので、♧さんの庭でそれ以上増えるのは食い止められました。

 

避妊、去勢の手術代金は環境省も推奨する「地域猫」に認定されれば、全額行政負担になります。

 

しかし、それには自治会の承認が必須であり、立ち入り調査もあります。

環境整備、現況報告などの書類提出があり、ハードルは高いのです。

 

一般的なTNRの場合、手術代は餌やりさんの負担となっています。

しかし、高齢で経済的に余裕がなく、餌代だけで限界

と言う方も少なくありません。

 

出せても、何故そこまで…

そんな事を言われるなら、もう餌やりは止める。

と思う方もいます。

 

分からないでもありませんが、手術をせずにご飯を与え続けると、どんどん増えて、結果的に餌代が高くつきます。

先行投資の意味で、手術をした方が結果的に節約に繋がると思うのですが、理解して貰えない場合もあります。

 

幸い♧さんは手術代や、子猫の養育費など、かなりの金額を負担して下さいました。

 

とは言うものの、引き取った猫が譲渡できなければ終生世話をしなければならないので、こちらもリスクを負います。

我が家では、トラとゆずが残りました。

 

 
 

お婆ちゃん猫は知る限り、2年間の間に12匹の子猫を産み、2023年7月3日に、近所の庭で腐乱死体となって発見されました。

 

少し前までご飯を食べに来ていたそうです。死因はわかりません。

6才でした。

 

ノラさんとしては標準的な一生だったかもしれません。

 

♧さんの庭を離れた猫たちは各々散ってしまい、その後の消息は分かりません。

 

近くにいれば何らかの形で情報が入ると思うので、亡くなってしまったのかもしれません。

 

外猫の暮らしは厳しく、寿命は4~5年と言われています。

 

 

交通量の多い道を挟んで住宅地があります。

トラを途中保護したのも、それが心配だったからです。

トラの兄弟2匹は不審死しています。

 

初めは譲渡予定でしたが、♧さんには懐いていたトラは我が家ではすっかり警戒心が強くなりました。

 

それに7~8kgはあろうかという巨体をケージに入れて会場に運ぶことは不可能でした。

 

同年半年後に産まれ、トライアル2日目に出戻ったゆずと共にわが家が終の棲家となってしまいました。

 

 

暗い話題が続きましたが、朗報もあります。

 

老猫さんの飼い主♤さんが退院しました!

 

♧さんが、家まで連れて行くと、

みーちゃん(老猫さんの名前です)は久しぶりの我が家を探検し、♤さんに甘えていたそうです。

 

これで、パンダちゃんが♧さんの元に戻ると良いのですが…