私が保護活動を始めた30年前は

猫を飼いたい人(需要)とお家探しの猫(供給)のバランスが崩れ、圧倒的に猫あまり現象が起こっていました。

 

殺処分になる犬や猫の数は今に比べて50倍以上でした。

何と言っても、外暮しの猫の数が多すぎたのです。

 

ネットの普及していない時代、子猫の「お家探し」は動物病院にポスターを貼らせてもらったり、地元紙ショッパーに無料の広告を出していました。

「手術、ワクチン当方負担」と条件付きの場合もありました。

 

手術済みの猫でも譲渡金のやり取りなどはありません。

色々要求出来る時代ではなかったのです。

 

外にいる子猫がせめて、飢えと寒さから守られますように…との願いを込めてのお家探しでした。

 

手術もしてくれるかどうか分からない。

それが心配だから、その時期がきたら、こちらでやりますよと

言う意味で「当方負担」となります。

 

年齢制限等の譲渡条件も今より緩く、アパート住まいでも、信頼出来そうな人なら渡しました。

 

ただ、その場合でもお届けと誓約書、記念撮影、事後の連絡は必須でしたが。

 

 

聞いた話しですが、お届け先の家には別人が住んでいた

という恐ろしい話しもありました。

 

詐欺や虐待目的の人は家を知られたり、顔写真を撮られる事は嫌うでしょうから、ストッパーの役目を果たします。

 

幸い私はそんなケースに遭遇した事はありませんが、

家の中に入られるのば嫌だから、玄関先で渡して欲しい

とか

写真を撮られるのが嫌

と言う方はいました。

 

個人情報とか、プライバシーの保護

が今ほど重要視されていない時代でしたが、その気持ちは分からないでもありません。

しかし、そこはこちらも譲れない一線でした。

 

怪しい人ではなく、その家の子になったら幸せだろうな

と思いましたが、御断りしました。

そこまで、家の中に入れたくないのには何か理由があるのでは?と考えてしまうのです。

 

里親詐欺や

業者が猫を集めて動物実験に回す

という真偽の分からない噂話しもありました。

 

時代が変わり、TNRが進み、猫の数も減ってきました。

 

やっと、譲渡する側が相手を選べる時代になったのだろう

と思います。

譲渡に関する諸々の条件は、過去の苦い経験からきています。

 

一生の幸せを願って託したのに、

「旅に出て、戻りません」と事もな気に言われた時の無念さは忘れられません。

 

ペット可の賃貸からペット不可の分譲に引っ越して、飼い続けられなくなって、戻った猫もいます。

 

お婆さんが施設入居し、一匹だけ残された猫を救出した事もあります。

 

岩のようにガチガチに固まったトイレに繭玉のように転がっていた糞の山

そんなトイレでも律儀に排泄しようとする健気さに胸を衝かれました。

暗がりの中、猫は毛を逆立てて、野生動物のようになっていました。

 

家はもうじき取り壊され、外に出される寸前でした。

 

 
 

 

私もたくさんの人に御断りしてきました。

どんな理由であれ、断られたら良い気持ちはしないでしょう。

 

感謝されるよりも嫌われた方が多いかもしれません。

 

誠実な方だと思っても、猫の性格と環境がミスマッチだと思うこともあります。

 

その人にとっては猫が必要だと思っても、将来の安心安全が保証出来ないと思えば御断りしました。

 

人と猫

両方幸せになるのが理想ですが、人のために猫が犠牲になるのは避けねばなりません。

 

何故なら、私は猫のボランティアだから。 

 

 

写真は里親さん提供です(まろすけ もんた こはく シオン) 
 
 

ちゃおくんの「家猫修行」日記

 

6/15日に偶然捕獲器に入り、ボランティアさんの元で家猫修行中のちゃおくんですが…

 

7/26

毎日暑いですね。

 

お外の猫さんは大丈夫かショボーン

と心配しながら、伸びて寝ているちゃおくんを見ています。

 

最近はケージから出る時間も長くなり、保護猫部屋のみですがカメラで見ていると

代る代る色々なおもちゃを追いかけ回し、一人でもめちゃくちゃ楽しそうです爆  笑

 

一通り終わって、ちゃおくんとの仲良しタイムです(私が勝手にそう思っています)

 

相変わらずの態度ではありますが、すごくグルグル喉を鳴らすようになり、手にじゃれて甘噛みも出来るようになりました

 

最近は携帯の画面にはまってまして、携帯を出すと画面に向かってお座りして待ってます(*^^*)笑

 

この間の連休に母が泊まりに来たのですが、すごいイカ耳のシャーしまくりで唸りっぱなしでしたゲッソリ

ケージ越しに飛びかかって来る勢いでしたので、譲渡会参加はまだ厳しそうです

 

今、何個かのサイトでネット募集しています。

ちゃおくんの幸せを一番に、妥協することなく探しますのでご安心ください。ニコニコ

 


 

ちゃおくん、色んな表情を見せるんですね!

あの時、捕獲器に入らなければ、この暑さの中、今頃どうしていたでしょう?

  

丁寧な関わりの中で引き出されるのだと思います。

 

うちに残っている子たちも、☆さんに見て貰っていたら、違うにゃん生があったかもしれませんね。

 

保父猫ちゃん

おおらかで可愛い子ですね

 

性格の良さが全身オーラで出ています

ちゃおくんも見習えはいいのにてへぺろ

 

 

保父猫さんに今までも本当に助けてもらっています。

 

18歳になる老犬が今介護状態ですがその子にも静かに寄り添ってくれる優しい子で、大切な私の相棒です

 

ちゃおくん、学べるかなぁグラサン

 

 

☆家の人達には気を許しても、見知らぬ人にはまだまだ警戒心全開のちゃおくんのようです。

新しいお家探しまでは、もう少し時間が必要かなニコニコ