7月18日、16時40分ハスキーが虹の橋を渡りました。

 

 

 

 

別れは思ったより早くやってきました。

2回目の検査の結果が良かったので、何となく年内は大丈夫かな?

もしかしたら、来年の春14才の誕生日を迎えられるかもしれない

等と、漠然と思っていました。

 

7月6日、3回目の検査結果が悪く、食欲も落ちていくハスキーの為に、何か出来ることはないだろうか?

と考えました。

 

腎不全に対しては、皮下補液と活性炭のコバルジン以外に出来ることはなさそうです。

 

強制給餌も出来ません。

 

白血球の上昇に対しては、長期作用の抗生剤コンベニアを打ってもらっています。 

加速する貧血に対し、何かないだろうか? 

 

以前レオンに造血ホルモン剤を打って貰った事がありました。

 

腎機能の低下と共に腎由来の造血ホルモンーエリスロポエチンが減少し、赤血球が造られなくなり、貧血になるとの事です。

 

主治医が作用機序を書いて説明してくれました。

 

 

一般的にヘマトクリット25%を切るとホルモン剤の注射を勧めるそうです。

 

ハスキーは18.6%でした。

貧血が改善されれば、少しは身体が楽になるのではないだろうか?

と思ったのです。

 

但し、必ず効くとも限らず、レオンの場合は週に一度3回打ちましたが、全く効き目がありませんでした。

 

だから、主治医も特に勧めはしませんでしたが、藁をも掴む思いでこちらから頼み、7/14日に1回目を打ってもらいました。

 

体重は横ばいでした。

ホルモン注射に多くを期待したわけではありません。

間もなく一切の食事を受け付けなくなりました。

 

顔付きからして、お迎えが近い事を覚悟せざるを得ませんでした。

 

7月16日 7ヶ月間ほぼ毎日続けた補液を止め、看取り体制に入りました。

といっても、何もする事はありません。

出来ることは、嫌がる事はやめて見守る事だけです。

 

終末期、どこでどんな風に過ごすかはいつも本にゃんに任せています。

 

定位置を決めて、あまり動かない子もいれば、あちこち移動する子もいます。

 

ハスキーはダイナミックに動き回りました。日頃から水場の好きなハスキーはお風呂場や台所のシンクの中に居ることがありました。

 

お風呂にいるとシャワーが使えないし、ましてシンクは困る

と思っていると、いつの間にか音もなく移動して、ソファーの下や玄関の靴箱の下に身を潜めます。

 

やっぱり、暗くて静かな場所がいいのね

と思っていると、階段の中段に登ったり、驚いたのは、ほぼ虫の息

(と思える状態)にも係わらず、食器棚の上の段ボール箱の上にいるなど

神出鬼没を繰り返します。

 

もしかして、まだ補液の前の「かくれんぼ」をしている積もりなのでしょうか?

でももう、その身体に補液はできないのよ、ハスキー

 

さすがに、一気に上り下りは無理とみえて、休んでエネルギーを蓄えては次の行動に移る

といった感じです。

 

もしかして回復に向かっているのでは?

と、チュールを勧めると顔を背けて拒否します。

顔回りをそっと撫でると、首を伸ばしました。受け入れて貰ったようで嬉しかったです。

 

呼吸は浅く穏やかで、苦痛を感じさせないのが救いでした。

 

最期は最も人の出入りの多いリビングの直ぐ側の廊下に横たわり、迎えの時を待っているようでした。

 

それから 4時間後

またまた私が通りかかった時に、深い呼吸を2度して、息が止まりました。

尿は最期まで出ていました。 

 

補液を止めて3日目

特別な事は何もせず、私たちも普通に日常生活を送る中で旅立ちました。

レオンやジャムのように強制給餌を受け入れてくれたら、もう少し寿命を伸ばすことができたかもしれません。

 

しかし、ハスキーはあれで良かったと思います。

 

今頃は大好きなジャムとの再会を喜んでいる事でしょう。

そして、こんな事を言ってるのかもしれません。

「ボクはもっと早く来たかったんだよ。だけど、母ちゃんが引き留めるからさぁ~」と。

 

 

いつも隣にジャムがいた

 

初めはうろたえましたが、よいお別れができました。

 

たくさんの猫を看取ってきましたが、病気に依っては辛い看取りになる事もあります。

苦しむ様子を看るのは身を切られる思いです。

 

けれど、この子たちを遺して寝たきりになったり、余命宣告を受けることに比べれば、看取れることはむしろ幸せです。

 

 

レオンに補液を始めたのが、2023年 1月

その後、ジャム、ハスキーと続き、時には2匹同時にやることもありました。

 

2年半、ほぼ毎日日課になっていた皮下補液ですが、ハスキーの死によって一旦終了となります。

 

たくさんの輸液剤が残りましたが、早晩また、誰かに使うことになるでしょう。

 

その時がやってくるのは、出来るだけ遅く

と念じています。

 

保護猫No. 387番 ハスキー 享年13才3ヶ月