年が明けても庭猫生活を続けるビン子の身に、ミステリアスな事が起こりました。

 

 

窓を隔てたテラスから、リビングに向けて、頻回にコールがあるのです。

 

 

ビン子がコールする時は大抵 置き餌のドライフードが無くなった時ですが、まだ十分残っています。

 

夜になると特に鳴き声も大きくなります。テラスの通路からリビングに向けて何やら訴えているように、必死の形相です。

 

寒いのかなぁ~

と思い、早めにパウチを開け、ホカロンを追加しました。

 

予報では、今年は春の訪れが早いとの事ですが、今はまだ寒の真っ盛りです。

 

他の猫たちはぬくぬくしているのに、ビン子だけが寒さに耐えてる

と思うと不憫で仕方ありません。

 

本来ならリビングを独占できた筈なのに、出入り自由の通路をあけたばかりに、猫部屋の子たちに占領され、ビン子の居場所がなくなりました。

 

せめて、箱の中で快適に過ごせるように

とフリースやホカロンで居心地よくしつらえたつもりのワンルームにこの2~3日入っていないようです。

 

パウチを食べた後は、どうやら以前犬小屋として作り、今は物置になっている場所を新たな居場所にしている様子です。

 

体調が悪いのでしょうか?

右目が腫れていますが、食欲は落ちていないので、身体的な問題がある訳では無さそうです。

 

ワンルームの寝床に問題が発生したのかもしれないと思い、検証する事にしました。

 

フリースを引っ張りだして、臭いを嗅いでみました。

 

鼻を近づけると異臭がします。

尿臭や腐敗臭、吐物の臭いとも違う、明状し難いイヤな臭いです。

 

他の猫が居れば、嫌がらせのマーキング等の可能性もありますが、今のところ、庭にいるのはビン子だけです。

ビン子の体内から出た臭いと考えるのが妥当そうですが、思いあたりません。

 

巣に帰らないのは明らかにこの異臭が原因と思われます。

 

この際、段ボールハウスも新しく変えることにしました。

 

フリースも替えて、ホカロンを2個入れて様子を見ます。

 

これで戻らなければ、猫部屋でのリマとの同居を真剣に考えなければなりません。

 

1時間後、新しいワンルームで満足げに寛ぐビン子の姿がありました。

 

やれやれ、やっと分かってもらえたか…と言ってるようでした。

 

毎日補液を嫌がって逃げ回るハスキーに「どうして分かってくれないの?」と、猫語の話せないもどかしさを感じる私ですが、この時のビン子もさしずめ同じ思いだった事でしょう。

「人間の言葉が話せなたらなぁ~」と。

 

異臭の原因はその後 判明しました。

丸めて捨てれば良いものをハイターで臭いをとってまた、使おうとしたため、フリースの間から出てきた物体と遭遇することになってしまったのです。

 

一瞬、息を飲みました。

それはクルミ大位の小さなネズミの死骸だったのです。

 

ビン子にとっては久々の宝物だったのでしょう。

 

大事に隠した宝物がその内腐り始めたのです。

夏場なら腐敗も早く、もっと早く気付いたかもしれません。

いや、夏場ならそもそも段ボールハウスには持ち込まないかもしれません

 

 

ギョッとしましたが、やはり原因が分かって良かったです。

 

ビン子の日常を垣間見た思いです。

 

家の中の子達と比較して、可哀想にしか思えなかったのですが、ビン子なりの楽しみもあったのですね。

 

人も猫も幸せの形は一律ではありません。

 

暖かい部屋で他の子と仲良く寛いで欲しいというのが、私の願う幸せの形です。

寒い思い、ひもじい思いはさせたくありません。

 

そう思って、時々抱っこして室内にいれても暫くすれば庭に出てしまうビン子。

 

 

ビン子の幸せの形はまた、違うのかもしれません。

 

ビン子の姿に、子どもの安心と私の幸せの形が違うという―そう遠くない自分の将来を重ねることもあります。

(単なる想像ですがネガティブ

春がくれば13才と若くはありませんが、幸い今のところ健康体(らしい)です。

 

今暫く、見守りながら現状維持で行くことにしました。

 

 

免疫力が落ちると眼にトラブルが発生するビン子には、逃げるので点眼ができません。

 

 

ビブラマイシンという抗生剤を3日半飲ませましたが効き目がありません。

 

クラリスという薬に変えることにしました。

腫れは引いてきたものの、まだ時間がかかりそうです。

 

錠剤をオブラートで包み、ゼリーチュールでくるみます

 

一日のルーチンが終わったら入口を塞ぎます。

ゆっくりお休みニコニコ