12年前の7月のある日

 

例の「猫の捨て場所」になっている所の餌やりさんから、緊急電話が入りました。

 

生後3~4ヶ月位の子猫が捨てられ、木に登り啼いている

というのです。

 

早速かけつけると、錆びちゃの子猫が桜の木にしがみつき、どうしていいか分からない

という風に啼いています。

 

それ程高い位置ではなく、運動神経の鈍い私でも何とか登れそうです。

 

怖がらせないようにソロリソロリと近づき手を伸ばしました。

 

馴れています❕

抵抗なく抱っこ出来ました。

 

もしもの時用に持参した捕獲器は使わずに済みました。

 

やれやれ、先ずは一件落着❕

と、

キャリーに入れて帰ろうとすると、道端から同じような錆びちゃの子が「にゃあ~」と出てきました。

怯えた様子もなく、ごく自然に「私も一緒に連れて行って~」と言っているようでした。

 

それがびん子との出会いです。

 

体も綺麗で人馴れしている

2匹は明らかに元は飼い猫でした。

 

とは言え痩せており、凄い食欲です。

充分に食事を与えられていなかったのでしょう。

 

 

落ち着いたところで、ウイルス検査とワクチンに連れて行きました。

AIDS(+)でしたショボーン

 

当時さびちゃの猫は人気がありませんでした。

 

一緒に生活してみると性格や飼い易さが大事ですが、最初は見た目、第一印象が決め手になります。

 

AIDS陽性といっても、この月例だと母猫からの移行抗体の可能性があり、確定ではありませんが、他の子猫と一緒にする訳にはいきません。

2匹はリビングに下ろされました。

 

リビング猫はいわゆる「家の子」で「運命共同体」です。

 

これが白血病(+)だとそうはいきませんが、AIDSキャリアは問題ない

と経験上分かっています。

 

しかし、譲渡となるとそうはいきません。

当時はAIDSと聞いただけで、グーンとハードルがあがりました。

その上、錆びちゃです。

 

折しもその年は凄い数の子猫が押し寄せてきていました。

とっくにキャパオーバーです。

 

 

貰われやすい子から減らして行かないと、パンクしてしまいます。

 

2匹の譲渡は当面棚上げとなりました。

 

その後の再検査で2匹は陰転が確認されましたウインク

 

しかしその頃は庭を駆け回り、他の猫との関係性も悪くなかったので、「もういいや…」という気になり「家の子」にすることにしました。

 

 

 

同年の居残り組としては

もも、ハスキー、うのがいます。

 

 

姉妹猫のモカは2022年8月、10才で一足早く虹の橋を渡りました昇天

 

       
 

さて、ストライキ中のびんこですが、22日の深夜、庭にいるところを抱き抱え、部屋に入れて暫く抱っこして撫でていました。

 

最初は緊張気味でしたが、だんだんリラックスし、控えめなゴロゴロの波動も伝わってきます。

 

張り詰めていたんだなぁー

と愛おしくなりますニコニコ

 

ジャムも今夜はハスキーの元にお泊まりで、リビングにいるのはサクラだけです。

 

窓に貼り付き「出して!」アピールしていましたが、「今夜はここで過ごすのよ」と、鍵を閉めて寝てしまいました。

 

翌日、びん子はちゃっかり庭にいました。

夫が起きた時には既に部屋の外だったそうです。

 

サッシの鍵は閉めています

とすればー

 

 

びんこは何故か扉を開ける事に執着し、目的を達成するまで努力を惜しみません。

その為開けて欲しくない扉にはびん子対策をしています。

 

 

 

そんなびん子なのでガムテープで塞いだ庭への通路もこじ開けてしまったようですえーん

 

翌日も抱っこタイムをもうけましたが、その後は本人の意志を尊重して庭に出しました。

 

深夜に出入り口をガタガタやって、最近すっかりリビング猫になったサクラにその存在を知られて脱出でもされたら、それこそ大変な事になります。

 

びん子との攻防戦はまだまだ続きそうです。