前日、日中までは特に変わった様子もなく、
いつもなら真っ先に目の前をうろうろするのに、
今なら捕まるかもしれない
という考えが頭をよぎりました。
数ヶ月前?いやもっと前かもしれない。
痩せ方が尋常ではなく、気づいた時はガリガリでした。

本来なら、痩せてきた
と感じたら病院に連れていき、血液検査をして、
その為病院に連れて行く時点で、
仮に診断がついても投薬などの継続治療は望めません。
ならばいっそ何もせず静かに見守った方が良いのでは?
と思うのですが、もしかしたら簡単な感染症か何かで、
という考えが浮かびます。
現に先月ハスキーはぐったりしていたので何とか捕まえて連れてい

ケージカバーを上から掛けて更に座布団カバーに入れて持ち上げる
カバーに入れる時は暴れていましたが、
猫を病院に連れて行く時はいつもこのスタイルです。

そのまま朝まで過ごして貰い病院に直行しました。
さきにとっては12年ぶり、
症状を説明し、
食べるわりにはガリガリにやせてテンションが高いので、
結果は甲状腺ではなく、腎不全の末期でした。
クレアチニンや尿素窒素の数値は測定不能な高値、
体温も下がり始めて36.0℃
体重1 .7kgでした。
にも拘わらず凄い暴れようでカラーをつけての採血になったようで
補液と必要な注射2種類して貰い帰宅。
さてどうしょう?
末期と言われたけれど数値が全てではないことはレオンで実証済み
まだまだ暴れる元気があるのだから、
等と楽天的な事を考えていました。
注射器にチュールを詰めて口に入れると飲み込んでくれました。
しかし…
次第に体温は下がりぐったりしてきました。
ケージのあるリビングは、本来さきの居住空間ではありません。
住み慣れたみんなのいる場所に帰してあげることにしました。

翌日午前1時さきは静かに息をひきとりました。
病院に連れて行くためにカバーに入れてから丁度丸一日経っていま
こんなことならあのままそっとしておくんだったと、
4月に入って直ぐに猫部屋の扉を開放し行動範囲を広げたら、
小柄ながらとても気が強く、いつも敵意を剥き出しにして、
これから、少しずつ仲良くなれるかな?
と期待していた矢先の急逝でした。
さきとしてはギリギリまで生命を使い切って、
むしろ喜ぶべき事かもしれません。
逝き方上手だったね、さき
私もそう有りたいわ
保護猫No.372番 さき 享年 12才




