3月に昨年春生まれの男の子だいすけの譲渡が決まり、これで待機ネコはゼロになりました。
もう新たに猫を保護するつもりはありません。
しかしだからといって保護活動が終わった訳ではありません


「譲渡予定の猫」はゼロでも、これまでの活動の過程の中で、譲渡の網からすり抜けた「我が家が終の棲家」の猫はたくさん残りました。
この子たちを路頭に迷わせることなく、安心して日常を送らせ、看取るまでが保護活動だと思っています。

これからが正念場です。

全て看取れるのか?残して私が先に逝くのでは??
と思うと不安です。
とは言え、悲壮感に浸ってばかりはいられません。。
 
残った☆匹(正確な数字はいずれお知らせします)のネコたちと運命共同体になり、共に余生を楽しみたいと思っています。
やっと家族水入らずになれた~
と言う気持ちで一杯です。愛おしさがこみ上げてきます。

 

 



思えば、この子たちはいつも後回しにされてきました。
譲渡対象の子達は、里親さんの手に渡すまで一時的に私が預かっている、謂わば「客人」と言うべき存在です。

里親さんには猫の在るがまま、丸ごと受け入れてて欲しい
と願う反面、なるべくベストな状態で渡したいとの思いもあります。
その為体調が悪かったり、悪い癖が見つかるととても気になりました。

人に懐かない、命に関わる程ではなくても慢性的な不調ー軟便下痢、慢性副鼻腔炎による洟飛ばし、涙目、口内炎などがある。
掛けション、無駄啼き(本人にとっては意味があるのかもしれませんが) 食べ物の入っている袋とみれば何でも食い破る、悪戯がひどい、しかも馴れていない

等々あると、余程寛大な心の持ち主じゃないと受け入れて貰えないだろうな…
と思ってしまいます。

運良くそんな方と巡り合い、幸せを掴んだ子もいますが、大多数の子は慎重に相手を選んでいるうちに月日も経ち「もういいや、ここにいなさいよ」という気持ちになります。

心配性なので、あれこれ想像して心配するよりは目の前にいて貰った方が安心なのです。
そんな日常のてんやわんや、悲喜こもごもを楽しみながらお伝えできればと思っています。

真夜中の缶詰タイムになると、わらわらと降りてきて「時間だよ!」と催促します。

階段の上り下りは猫たちの良い運動になります。