8月14日午前まで一ツ瀬川で鮎掛けを満喫し
午後からは、球磨川へ移動
本年の球磨川は今のところパッとした情報もないことでしたが、
かねてから行きたかった瀬に連れて行ってもらいました。
球磨川激流瀬の一つ「三波迫(みなみざこ)の瀬」
尺アユメジャーポイントである。
移動の道中に、弟より「三波迫の瀬」について
説明してもらうものの、「兄貴の竿では太刀打ち出来る瀬ではないし
もし鮎を掛けても竿を折る可能性大」とのこと
さすが昨年パワースペシャルを2回へし折った弟が言うだけあって
説得力大である。
あと一番難しいのは、岩盤底でとても滑りやすく場所を熟知してないと
決して立ち込んではいけないし、流されたら命取られるから
鮎を掛けても一歩も下がることなくぶち抜かないと話にならないと力説され
ますますテンションは上がってくる。
この時は、三波迫の瀬を写真でしか見たことないだけに、
また今の球磨川は減水時期だろうしなんとかなるやろって考えていたんです。
球磨川談議をしながら移動すること1時間
三波迫の瀬右岸上の河原に到着
そして実際、目の前に瀬を見ると弟の言うことが理解できました。
減水状態とはいえ、圧倒的な水量と荒々しい流れ
そして大アユを育む大岩、岩盤底
正直、今までみたことない瀬にビビりました。
「もし流されたらどうすんねん?」って聞いたら
たぶん死ぬやろな、だってここだけで何人も流されて死んでるからとか
到着してからも弟からのレクチャーを受け
取りあえず私の「がま鮎パワースペシャル95引抜急瀬」で対応出来そうな
瀬肩からトロ場までを引き泳がせで探ってみることに
弟はダイワ党ですので、「銀影MT大鮎10M」で
瀬肩~瀬へ
私も瀬を引きたかったのですが、あの流れで掛けても下れないのであれば
取れないので、諦めました。
しかし瀬方~トロ場も大鮎はいることは間違いない。
一ツ瀬川から持ってきた22㎝程度の鮎を一人3匹持ち
いざ球磨川へ
↓三波迫の瀬 写真見ると何とかなりそうな瀬なんですがね~
↓上のトロ場 その上が上の瀬
まずは、瀬肩から攻める弟
岩盤底で滑りやすいみたいです。
因みに鮎足袋はフェルトスパイクとのこと
フェルトのみの私には到底無理みたいです。
10mもある物干し竿みたいな鮎竿でようやりますわ
そして見てる間に最初の一匹が
竿が胴から絞り込まれ一気に抜きに掛かります。
いとも簡単に抜くので小さいのかと思いえば楽々25㎝UP
見ていると羨ましくなって私もトロ場から入川
ところどころ岩盤底で確認しながら歩かないと転びそうで
トロ場とはいえ押しが強く最初は、だいぶ上のトロ場から入川
正直 転んで瀬まで流されたらと考えると少し怖くて
↓瀬肩から入川の弟
↓私が入川しようとしてると弟が叫んで
右岸を走って下っていきました。
どうも止め切れなったみたいでその内見えなくなりましたが
しっかり引き抜いて帰ってきました。
これが俗にいう球磨川の運動会みたいです。
↓トロ場で胸まで浸かって引き泳がせに徹しました。
目印まで沈めているので、竿先だけでアタリを探ります。
こんな時は、テクノチタントップはいいですね~
川底での鮎の動きが手元に伝わるので
こう見えても川底の岩盤底の一番高い所に立って釣ってます。
そしてこのあと私にも待望のアタリが
ガ・ガ・ガッ ビビューーーン
強烈な引きに竿が伸されないように
耐えて、竿を起こさずに上竿にしながら
浅場に移動 そして引き抜き出来そうにないので
初心に帰って吊るし込で無事取込み
この後は、だんだん全体の川底の形状と鮎が付きそうな
場所が解ってきたので、ズンズン立ち込んでいきます。
最終的には瀬肩まで竿1本分ぐらいまで近づいて
瀬肩ギリギリに囮を入れると
ガ・ガ・ガ ド・ド・ドーーーッ と
一気に瀬に向かって走ります
すぐさま竿を上竿にしようとしますが
耐えるのが精いっぱいです
この時、水中糸? 天井糸?が、
ギュイーーーーーーーーンって
糸鳴りです。
デカ鮎掛かったら糸鳴りすることがあると聞いてましたが、
初めての経験で、
頼む切れないでくれと思いながら耐えていると
次第に竿の弾力で鮎が上に登りはじまました。
すぐさま竿を上竿にし浅場に誘導し
この日最大27㎝を手にしました。
この後も瀬方ギリギリで糸鳴りがする鮎掛けを楽しみました。
この日は16時に帰宅しなければならなかったので
3時間程度の球磨川釣行でしたが
思った以上に鮎が掛かってよかったです。
25~27㎝の囮に25~27㎝が掛かるんですから
他では味わえない鮎掛けでした。
これからお盆を過ぎると尺アユの情報が入りだすみたいです。
今年あと一回は球磨川にいきたいなぁ~
↓球磨川での釣果
↓実家に帰って、昨年弟が釣った尺アユの剥製を拝ませていただきました。
↓今回釣った鮎の一部は綺麗に焼いてもらって食べました。
やっぱり一ツ瀬の鮎は何処の川の鮎よりも旨かったです。
↓事前に弟が鮎の開きを作ってくれてて