ブログを書こうか迷いましたが、書くことにしました。
朝3:30 眠たい目を擦りながら起床 (鮎解禁から休日にまともに寝たことがない・・・)
浴室乾燥していた ドライタイツ、ベスト、合羽をバックに詰め込み
部屋干ししていた、鮎竿を組み上げ いざ出発
G杯大会本部は、神河橋左岸 家から車で1時間 (結構遠いし 朝早いだけに眠たい・・・)
「5時30分まで行けばいっか」 (昨日のシマノJCは、きっちり5時30分からの受付だったし・・・)
揖保川の眺めながら受付会場に着くと すごい人が・・・
しまった遅すぎたか・・・ ドロドロの愛車で

大会本部受付の人ごみの中に車を進め一番奥にに車を進める。
他府県ナンバーの車が目立つ 和歌山、岡山、徳島、高知 ・・・
車を駐車し参加通知書を持って 受付にダッシュ

もう大部分の人の受付が終わってる
本日の第一関門 くじ引き・・・・
今回はナント・・・ 94番

ガーン

昨日よりひどい
しかし落ち込む暇もなく 車に帰って仕度をすませ
いざ開会式へ
さすがG杯の開会式 大部分がオールがまかつ仕様 真っ黒集団が100数名

男の熱気に包まれてます。

雑誌で見たことある有名テスター、および昨日のシマノJCの上位入賞者もいる・・・
1回戦は、2ブロックに分かれての試合で、大会本部から車で20分ほど揖保川支流の
引原川へ
Aブロック 道の駅南波賀一帯
Bブロック 谷橋~ゴンボの瀬~杉田橋
私はBブロックで競技開始 ゼッケン№の順に各自スタートしていく
後方スタートの為、中々スタート出来ない。
スタート地点 近くにある井堰下の瀬はすでに満員・・・

実はゼッケン№を貰った時から 今日の釣り場を決めていました。
増水、ササ濁り、低水温、ゴンボの瀬(有名ポイント)・・・
ようやくスタートして 一目散にゴンボの瀬下流側へダッシュ

足だけは昨年から鍛えてきたし15分なんてたいしたことない・・・4時間でも5時間でも
走る自信はあった。引き船さえなければ・・・ なんてマラソン大会じゃありませんでした
下流域の淀み?溜まり??を発見 誰も居ない
昨日のシマノJCから考えると 瀬にはおそらく鮎は着いていないと判断していたから
それが吉とでるか凶と出るか・・・
場所を確保し、囮鮎を休憩させるのと、自分の緊張感をほぐすために まずは一服
ついでに水温チェック 16度弱 おまけにササ濁り
ドライタイツを履いていても寒い水温 おまけに淀み??溜まり??なので砂地の為、他選手
が通り過すぎるだけで濁る。それもまだ川底がなんとか見える状態であったため
囮を下手くそ泳がせが泳がす。
3mほど前に30~40cm程度の石が砂地の川底から確認出来る
その奥には私好みの瀬がある。しか~し 今日の作戦は手前の
淀み??、溜まり??で、ひたすらそこだけを止めたり泳がせたり
完全防護体制からスタート
するとやっぱり居ました。
目印はゴ・ゴ・ゴッ モヤ・モヤ
群れ鮎さんに遭遇うして絡まってます。
慎重に取り込み循環に成功
またまた今日も 鼻カンを通す手が震えます・・・

掛け鮎を放つと なかなか掛り鮎は泳ぎません・・・ 掛り所は悪くなかったのに・・・

直ぐに養殖鮎に選手交代
するとまた同じ筋であたりが・・・
なんなく取り込み 調子はいいです。ただ手の震えだけが止まりません。
3匹程度掛けてから 4匹目に調子に乗って 下手くそ引抜をすると
手前でポチャ あ~ なんてことを・・・
調子こいて引抜なんてしなければ・・・ 悔やんでもしかたないので
その頃になると太陽も顔を出し始め 気温も上昇してきました。
しか~しその頃から上流から濁り水が・・・ 田んぼ水です。
川の3分の1が濁りで川底が見えません。まだ水温は17度までいきません。
濁りとササ濁りの境をひたすら泳がせます。 するとまたあたりが
ガ・ガッ ビュ~ン ちょっとましなあたりが
引き寄せで取り込みします。慎重に慎重に鮎をバタつかせないように
そんなこんなで囮込で7匹確保 リミット時間10時10分まで
まだ時間は30分以上はある
ここで奥にある瀬に挑戦しようか迷ったが、調子に乗ると根掛りして後悔しそうだったので
ひたすら泳がせに徹しました。
結果 1回戦をなんとか通過
正直 1回戦を突破出来ただけでも嬉しかったです。
そして奇跡の2回戦(決勝)へ

誰よりも早く大会本部へ帰着し気持ちを落ち着かせる。
早めの食事もまともに喉を通らない なんでこんなに緊張するのかわからない。
川を見に神河橋に行くと 2回戦(決勝)を控えた選手が川を見ている。
それを見るだけでさらに緊張が走る。
太陽が出て グングン気温は上昇している。

川底が確認出来る。
2回戦(決勝)の場所は大会本部~長瀬のバス停付近
一週間前のGFG兵庫地区鮎釣り親睦会の時、さっぱりだった所
11時45分から 決勝戦の説明&くじ引き
恐る恐る くじを引くと 38人中 5番 なかなかいいかも
よっし決めた 5番なら 長瀬の井堰下の合流の瀬を取れるかも・・・
そして一か八か この太陽の照り込み具合、気温なら、瀬の中の鮎が掛るかもしれない。
決勝まで来たんだし 自分が好きなスタイルで ダメ元でやってみようと・・・
そして15秒間隔スタートなら1番の選手が出て1分後スタート
走れば確実に追い抜ける。マラソンに比べれば楽勝やん 何が何でも場所を取る
そう心に決めて決勝に挑みました。
最後尾出発の選手より 囮鮎の配布が始まる
戻しそうな気分の中 囮鮎を引き船に入れ出発時間を待つ時間が長く感じた。
そして出発順1~4番の選手の顔ぶれを確認すると
その中にKさんが・・・
Kさんは4番出発 多分私と一緒の場所を選ぶだろうと思っていたら
Kさんが小声で「井堰下を目指す」とのこと
決勝戦が開始され 1番の選手から入川していく 私の順番が来ていざスタート
ひたすらKさんの後を追いかける
Kさんの前には先行者はいない
井堰の上から入川し右岸を目指す 途中、井堰の中を鮎が泳いでいるのが見える
そして井堰を渡りきって 井堰下右岸に入ろうとすると
凄まじい数の鮎が・・・ 踏みつけるくらい鮎がいる。
昨日の雨で増水し、天気が回復した結果 鮎が井堰を突き上げてる状態に・・・
サイズも10cm~囮サイズくらいまで・・・
Kさんと私は、足が止まる。
これだけの鮎やったら 掛るかも・・・
水深10cm程度 川底はコンクリート
こんなところで 囮を泳がして掛るだろうか
井堰下合流の瀬を諦め ここで勝負するか 悩んでる時間は無かった 井堰左岸より
次々と選手が・・・
掛るかわからないけど 一か八かで勝負に出ました。 アカンかったら次の場所を探せばいい
そそくさと準備をしていると 他の選手が奇妙な目で見ている・・・
準備を済ませ 囮を群れ鮎の中になじませる。群れ鮎はすごいスピードで泳ぎまわっている。
すると直ぐにあたりが、ガ・ガ・ガッツ

掛った~
取り込みも難なく出来て 囮交換後、直ぐにあたりが
そこから完全に入れ掛り状態 掛るサイズも10cm~18cmぐらいとバラバラ
小さい鮎は、引抜時ポロリと落としてしまう。

Kさんもコンスタントに掛けまくっている
しかし、これでいいのか・・・ これが鮎掛けと言えるのだろうか・・・
普段なら絶対しない鮎掛け・・・

なんかスッキリしない鮎掛け・・・

この場所をKさんと二人で空け渡したとしても
直ぐに誰かが この場所で鮎掛けをするだろうと思った。
現実に、最初2人きりだった場所に4~5人の他の選手が竿を出している。
ここの場所を空け渡して、あとで後悔するより
とりあえず掛けて掛けて掛けまくらないと勝負には勝てない。
他の選手より どうやって手返しをよく 効率的に数を伸ばすか
普段の鮎掛けでは、絶対あり得ない釣り方
ギャラリーの方も、奇妙な目で見ている・・・
気を抜くと、他選手と竿が接触する・・・

時計も見ることもなく2時間無我夢中で、ひたすら掛けた・・・

競技終了合図があった時 やるだけやったという充実感と
いったい何匹掛けたのか 周りの人はそれ以上に掛けているのか
わからないまま検量に向かった。
検量場所に着くと すでに検量は始まっている
自分の順番がきて 引き船から鮎を出した瞬間に
周りから歓声??が、聞こえたのを記憶している。
検量結果 48匹

今回の結果は、自分の中で、なんか蟠りみたいなものがある。
いろんな意見、反響はあると思うが
全国大会まで約1カ月 運だけでは絶対勝てないのは承知の上
我武者羅に練習して恥をかかないよう頑張りたい。
