便秘を解消する呼吸法(便秘よさようなら)
順天堂大学付属順天堂医院便秘外来の
小林弘幸先生によると、
腸にはセカンドブレインと言われる
第二の脳があると言う。
そして便秘の多くは
セカンドブレイン(第二の脳)が関係してくる。
口から食べた物は食道からすとんと胃の真下に落ちる。
その時食べ物の落ちてきたショックが
胃の真下にある横行結腸に伝わり腸を動かすスイッチが入る。
すると腸は直ちにぜん動運動を開始して
便が動き始め約三時間ほどかけて
直腸に降りてくる。
直腸まで便が達した瞬間にセカンドブレインが
便意を感じ頭の脳に神経伝達して排便される。
脳には約150億の神経細胞があり
信号のやりとりをして身体の動きを制御している。
その神経細胞が脳の次に多いのが腸である。
小腸と大腸の壁に1億個の神経細胞がある。
それだけの神経細胞があると
独自に考えて信号のやりとりをして行動が出来る。
だから脳とは関係なく独自に腸を動かすことが出来る。
そこが第二の脳と言われる所以ある。
腸には意識があるから旅行に行くとか
これから試験だとか緊張状態を感じて
トイレに行きたくなったりする。
神経細胞が多い腸は環境やストレスを
受けやすいのである。
便秘の人の神経細胞は通常細胞より
7~10倍大きくなったりと変化している場合がある。
そのようになると直腸の神経細胞が
便に反応しなくなり脳に便があることが伝わらない。
便意を感じないのだから便は溜まり続ける。
神経細胞が変化する原因は食事や睡眠など
不規則な生活習慣にある。
自律神経は自分ではコントロール出来ない神経である。
自律神経には交換神経と副交感神経があり
交互にバランスをとりながら活動している。
自律神経が正常に働いている場合は
交換神経と副交感神経は
バランスが1:1に均衡に保たれている。
ところが交換神経が優位の状態が続くと
神経細胞の変形を招きます。
副交感神経が働かないと神経細胞は駄目になってしまう。
交換神経が優位になると身体が緊張するため
末梢の血管が細くなり腸が動かなくなってしまう。
便が一箇所に長くとどまると悪玉菌が増殖し
腸内に炎症がおきる。
炎症がおきることにより神経細胞が変形する。
副交感神経が優位になると身体が
リラックスするため血管が開き腸が動くようになる。
そのように副交感神経により腸が活性化される。
野菜を食べる等も大切なことではあるが
それだけでは腸は活性化しないのである。
それでは何により腸を活性化すれば
良いのであろうか。
2006年に日本体力医学界に発表された
論文によるとヨガ呼吸により副交感神経を
亢進状態に導くことという記述が有る。
それはこのブログに於いてまさしく
私が言い続けてきた
長くゆったりした長息呼吸法なのであります。