呼吸の重大さ
人間が産まれて初めてする息は
「オギャー」
と言って息を吐いて産まれてきます。
そして最後は 「息を引き取る」
つまり息を吐くことが出来なくなって
亡くなる訳です。
愉快な時は 「ハハハ」 と吐き、
悲しく泣きじゃくるときは
息を吸っています。
赤ちゃんは受精後280日目に
母親の胎内から生まれ出ます。
そして身体が冷たい外気に触れると
それまで小さくたたまれていた
胸とお腹は一気に膨らみはじめ、
肺の中には外の新鮮な空気が
一気に流れ込みます。
この冷気の刺激は延髄(呼吸中枢)
に伝わり
その反射で大きな産声をあげさせます。
これが人間に於ける呼吸のスタートです。
赤ちゃんも最初は鼻呼吸をしていたのに
やがて進化を続けて立ち上がり、
二足歩行をするにつれて
鼻呼吸を忘れてしまいます。
しかし人間には息を吸う筋肉はあっても
吐く筋肉はないのです。
だから息を吐くことを心掛けることが
重要なのです。
気功の基本は吐納に有りと言うのも
此処にあります。
心臓は血液をそのポンプ機能で
体の隅々まで送り込みます。
でも血液を心臓まで戻す機能は
無いのです。
血液を心臓に戻すのは
筋肉の働きに依ります。
そして下肢から戻った血液は
肝臓の辺りで滞留しがちです。
それを腹式呼吸法により
横隔膜を動かし
滞留した血液の流れを
整える方法が有るのです。
そんな健康によい呼吸法の話や
幸せになる生き方等を
少しづつ綴っていきたいと思っています。
