さてここまでざっくりとロット管理、取引方法、チャートのMA設定を書いてきました。
ここからは僕の環境認識をやっていきます。使うのは前回書いた線型回帰チャネルとインデックス指標、個別チャートを使います。
インデックス指標を使用するのは通貨単体の値動きを確認したいからです。
例えばユーロドルやポンドドル(欧州)やオセアニア(資源国)通貨を見てドル買いか売りかを判断するわけではありません。
以下に分かり易く説明します。
まず普通のドルインデックス4時間足です。ご存じだと思うので説明は省きます。

続いて対ドルインデックスです。
これはシンプルに他通貨が基軸通貨のドルに対しての指標です。上昇トレンドという事はドル売りの傾向という事です。ドルインデックスとは若干違います。
現在の4時間足です。

赤と緑のポイントに印をつけます。丁度押し目買いのポイントです。つまり対ドルなのでドル売りのタイミングとなります。

例として同じタイミングのユーロドル4Hとポンドドル4Hの個別チャートを載せときます。
下は現在のユーロドル4時間足です。

分かりずらいですが赤のポイントで個別チャートでは4時間足を1度下抜けしてます。人によっては損切りする方もいるかもしれません。続いてポンドドルの現在の個別チャートを同じポイントで載せます。

いかがでしたか、よく指標発表で通貨全体でドルが売られたりユーロが買われたりというのをよく目にしますがベースになっているのはこういうインデックス指標かもしれませんね。もしかしたら人によっては個別チャートではなくインデックス指標で利益確定や損切りをしている人もいるかも知れません。
下は参考までに現在の円インデックス、ユーロインデックス、ポンドインデックスです。
円インデックス4H

ユーロインデックス4H

ポンドインデックス4H 戻り売りかな?

とりあえず長くなってしまったのでインデックスを使った環境認識の例として書きました。大体僕はこれらに線型回帰チャネルや個別チャートなどを組み合わせてエントリーに近づけていきます。ただし、あくまで環境認識は準備の段階という事です。
格闘技でいうと攻撃する前の構えの段階という事ですね。
ではまた。