「シャミー・アイ~死のマリオネット~」-7- | BLACK-SKY

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ひとりごととか、小説だとか。

取るに足らない言葉たちの遊戯会。




クリストファー・ジェフリーは、ぼんやりとシャミーを見つめていた。

顔を輝かせ、意気揚々と身振り手振りを交えてベティ相手に何かを話すシャミー。


何の、話だろうか。

ふと興味が湧く。


そこで、耳を澄ませてみる。


興奮で声が上ずっているため、話を聞きとることは、さほど難しい仕事ではなかった。



「ほんとに?犯人が分かるの?」疑わしげに問いかけるベティ。


――犯人?


「そうなの。まだはっきりとは分からないんだけど、お母さんに占いを習うの」


――占い……


「そっか、シャミーのお母さん占い師だもんね!それで、どう?」

「今は水晶を習ってる。でも、全然見えるようにならないんだ」

「そっか……。頑張れ!あたし、応援するから」

「うん!ありがとう、ベティ」



――これはまずいことになった。


クリスは険しい表情を顔に浮かべ、歯軋りした。







                    ***







少年は焦っていた。とにかく焦っていて、焦っていて、冷静に頭を働かせることが出来なかった。


自分が犯人だと、シャミー・ブルータスに陰湿ないじめを施した犯人だと、知られてしまった――


――しかも、よりによってあいつに……!


一番見られたくなかった、あいつに!