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  チェック表(過去問)

 

 

カウチポテト族

ソファー(カウチ)に座り込んだ(寝そべった)まま動かず、主にテレビを見てだらだらと長時間を過ごす人を「ソファーの上に転がっているジャガイモ」にたとえて揶揄または自嘲した、アメリカの俗語的表現

運動不足の上にジャンクフードばかりを食べ、肥満など不健康な生活状態にある、という意味を持つ事が多い

 

物質的に豊かではあるものの精神面で荒廃している状況や、現代における生活習慣病など不健康な状況を表す代表的・象徴的イメージであるとされる。現代文明の象徴であるテレビを、安価なジャンクフードを食べながら、贅沢の象徴であるソファーに寝転んで見るという、怠惰と贅沢の象徴が記号としてミックスされた造語である。

 

この言葉より以前に、テレビ番組の中身の無さを揶揄批判する語として「boob tube」があった(1966年が初出とされる)

ここでいう「tube」は元々真空管全般を表す語で、特にブラウン管、さらにテレビを意味する語である。つまり「おバカ管」である。

これに人を表す接尾辞「-er」をつけた「boob tuber」も使われたが、「tuber」が同音異義語で「ジャガイモ」も意味する事に着目し、テレビの前から動かない人達をジャガイモにたとえる事を思いつき、カウチポテトの誕生となった(1976年)。

 

この言葉の誕生後、リモコン、コードレス電話、家庭用ビデオデッキ等の普及によりカウチポテト族は進化を続け、パソコンの普及によりマウスポテト族という子供まで生み出した。

 

 

 

リブリーザー

潜水するときの「呼吸循環装置」

 

 

 

 

ラウンジ

待合室のひとつで、公共の休憩室やロビー、家庭内の居間や客間など、くつろげるスペース

  • 空港ラウンジ - 空港内で提供される特別な待合室。 
  • ラウンジカー - 列車で飲食物を給仕する車両。
  • ラウンジ・ミュージック - イージー・リスニング系音楽の一種。 
  • ラウンジ板 - インターネット上の掲示板2ちゃんねるのジャンルの一つ。 
  • ラウンジ (接待飲食店) - クラブやスナックバーと同系統の接待飲食店。

 

 

三八式(歩兵銃)

1905年に日本陸軍で採用されたボルトアクション方式小銃

 

日露戦争における主力小銃であった三十年式歩兵銃は、機関部の構造が複雑なうえ、分解結合の際に撃針が折れる故障が時折発生した。

戦地の満州をはじめ中国大陸が開発時の想定以上の厳しい気候風土であったため、大陸特有の細かい砂塵が機関部内に入り込み作動不良を引き起こした。

 

  → 改良されて、三八式が誕生した

 

 

 

プーアル茶

  • 中国・雲南省を原産地とする中国茶(黒茶)の一種
  • 加熱によって酸化発酵を緩めた緑茶を、コウジ菌で発酵させる「熟茶」と、経年により熟成させた「生茶」に大別される
  • 多くの茶が老木から作られている点であり、ミネラル濃度が極めて高い
  • 飲むと血圧が下がり、血液循環が良くなることが知られており、この効果は品質に比例する
  • 熟茶には脂肪分解作用があると考えられている。また、15年以上熟成させた茶葉を薬茶とされ、価格も更に高くなる上薬効効果が認められている
  • 近年、大韓民国での消費量が格段に増えたこともあり、値上がりする傾向にある

唐代には南詔の銀生城付近の山地で採れる茶として中国にも知られていた。中国が雲南を領有した明代には普洱茶として広く知られるようになり、清代には雲南からの進貢品に指定され、朝廷でも愛飲された。愛新覚羅溥儀も愛好したという。

 

しかし、文化大革命(1966 - 1977年)によってその手間のかかる製造方法が毛沢東思想にそぐわないと否定され、一時は中国本土での生産が断絶するほどであった。

 

 

 

 

リョコウバト

北アメリカ大陸東岸に棲息していたハト

アメリカリョコウバトとも俗称される

鳥類史上最も多くの数がいたと言われたが、乱獲によって20世紀初頭に絶滅した。

 

  • 頭上を通過中のリョコウバトの群れが、まるで空を覆い尽くすかのように3日間途切れることなく飛び続けたという記録が残っている
  • 18世紀には北アメリカ全土で約50億羽が棲息したと推定される

リョコウバトの肉は非常に美味であったと言われ、都会でも良い値段で売れたため、銃や棒を使用して多くの人々が捕獲を行った

1890年代に入るとその姿はほとんど見られなくなり、ようやく保護も試みられたが、すでに手遅れであった