パクパクパクぅ!
特に何というほどのものもないけれど…
機械カード2枚がマグナセイバー(宴楽式)とグライアスと、小分け小分けで入れ込んだせいで「第4次機械ネメシス、強い!」「完成された!」という時期がほんの一時の一点でしかなかった
それは、シャドバ恒例「利用者皆無」でしかし「非常に強い」という類
変に流行らなくて良かった知る人ぞ知る秘蔵のデッキで終わったことはある意味良かったのかもしれない…
ガッツリ使った身として、その名残惜しさがこみ上げても来るのです
「アプソ・チェイサー」がまだいたことに驚きとともに笑ってしまったよね
まだおったんかい!!!
これってさ…
バカカード「トレランス大疾走時代」にすでにいた気がしてるんだけど…
まだいたのか…
「カシム×ローザ率いる『フラグラデッキ』」の中でも確か使われてたよね
まだいたの…キミ
融合変身がね~
もっと早くに「融合」というモノが来ていたら
面白い感じで使い道ができたかもしれない
例えば「万識」の能力は、「融合も含まれる」とするだけで、「コスト6以上、10体」の条件に結びつきやすく、高コストフォロワー多めを、融合、アプソチェイストで手札復帰をカバーして…とか
「アーク」は
一般ユーザーの中ではかなり流行って使われていたカードで
私はとうとう全く使わなかった
今期(ORS)「AFネメシス」の研究で、どうにか使えないだろうかとたぶん初めてそこで使ったくらい
このパック内のネメシスカードたちは
新テーマ一式ボンっ!
ではなくて
過去カードの補強と未来へつながる一手のバージョンでした
出てくる「ベア」はだいぶ昔のカードなので
イマドキの人はその内容がよくわからない、理解できていない対戦相手が多く
処理しないで場に残したり、グライアス大展開時の処理優先順位をミスったりとか
結構あった
このカードが巧く計算して(頭を使って)作られているなぁ~
と感じたのは、グライアス大展開が考慮されているので「1/1」という貧弱なスタッツで先に出てきて良いという部分
- これを序盤の処理で使い
- ディスライクフォロワーとして「相手に処理を強いて」
- 「しっかり破壊されて」
- グライアス「リアニメイト」大展開で真の姿で復活する
ネクロの「そーそー」「リアニメイト」が面白くないのはただカードを捨てるだけで良いという芸が無さすぎる点が顕著だが
今回のコレは、弱化を出して、のちのリアニメイトで攻めに転じる二段構えになっていたところがちゃんと考えて作られているなぁ~と
つまり?
同パック内のカード「代弁者」のそーそーでは、ベアを先送りすることができない仕様になっている
パペッターのファンファーレでベアを出すので
その一手間を挟まないと
ベアのリアニ化は成立しない
強弱のバランス取りがきちんと行き届いている秀逸なカードでした
たしか、当時のマグナセイバーを召喚するゴールドカードの
アレで召喚できるんだけど、召喚したいのはマグナセイバーであってお前じゃねーよ。。。
みたいな?
なんかそーゆー噛み合いの悪さで全く使われなかった子
召喚されて場に出た時、進化して疾走するのは良いけれど?
6/6 → 6/6
つまり、グライアス大展開を考慮して「8/8」にはさすがにできなかった
マグナチェンジ「だけを」見れば、8/8でないと使えないのだが
グライアス大展開まで見据えると8/8はさすがにやりすぎになってしまう
で
マグナセイバーとの棲み分けは、一応、できていた
というのも、マグナセイバーはそもそも能力変更を受けて強化されているわけで宴楽・実装期はそれほどだったのと、マグナは「乗り物」ですので、宴楽など搭乗出来るフォロワーがさらに必要だった
揃えば強いが、ドロー力が控えめな当時の機械・宴楽ネメシスにあって、安定したコンボではなかった
そこに登場するのがこの「朽ちた巨兵」
コレはポンっと能力によって場に出ると疾走が決まるので「巨兵確定×マグナチェンジ」で6点疾走がお手軽カンタンにゆるふわ感覚でできた
それはつまり…
定期的に流行った「セブンズウィッチ」のような、場にフォロワーが全然出てこない(コントロール系)相手に対して、速攻で攻め込む手として、実はとても優秀な戦法だった
…
ということを知る者はいないだろう。。
そうやって朽ちていくしか術の無いカード…?
せめて巨根か否かだけでも教えてくれはしないか…?
面白いカードではあった!
研究し甲斐ののある、いいカードだった
強いように思えて…弱い!
…と見せかけて、強い!
この絶妙の強弱さ加減が心地良い
疾走条件の「10体破壊」が程よく遠い
ゆえに遅め
本来は?
どのクラスのどんなデッキもこれくらいであってほしいところ
そうではない「超高速」であれば、やはりそうではない「遅め」は弱い部類になってしまう
それでよかったんだよね…
6ターン目に条件達成済みで、10/10疾走ドォォォン!
出来たら、バカっぽいでしょ?
あからさまにコレが主役となって活躍する類ではなく、後ろの方に1枚控えて「ここぞ!」という場面で切って頼もしい「影の切り札」だった
このカードは例えば
- マグナ×グライアス系の機械軍団の御供として
- ORS期の「AFネメシス」の御供として
- のちの「カオスオーラ」とか
- 実装期にあった「掌握者」
- シャドバス界で有名な実況者あぽろさんの大好きな「カラミティ」
この辺りの「超サブプラン」として、高スタッツ攻めでも決めきれなかったときの、さらなるひと押しとして使える余地のあった子
それとは別に
研究時に稀にあったのが
- メタトロンブースト
- ターン6(実質5)で万識(ただの素出し)
- 3展開が獲り切れずに(何かしら)場に残って
- タンー7(実質6)「キルザエル!」
盤面圧倒制圧型勝利
コレが何度かあった
知る人ぞ知る逸品系の秘されし強カード
利用者がゼロで全くいなかったことが不思議で仕方がないのだけれど…
当時の「オーキス三世率いる人形軸」は、一般ユーザーの間でもしっかり流行って使われていた
しかしそのデッキは、オーキスを出すだけでは「絶対に勝てない」
ターン8~9辺りにOTK!プランがあったかもしれないが、ターン6~7で繰り出す場合、オーキスだけでは絶対に勝てない
そもそもの打点が20にまるで届いていないのだから
バインドやロイドディフェンス(守護裏オーキス)などで、オーキスが場に残って、次ターンのもうひと押しできたら勝てるかもね?
って、そんなデッキ(戦法)だった
ゆえに?
しっかり流行った一般ユーザーたちのそれは「弱くて」次第に利用率が落ちて消えていった
…
なぜ?
神の手があからさまに「オーキスとともに使ってくれぇぇぇ!!」
といわんばかりのデザインであるこの「ダーリン」を
一般ユーザーたちは使ってみようと意識できなかったのか…
不思議で仕方がない
知る人ぞ知る逸品系の秘されし強カード
言うのも恥ずかしいくらい
作り手によるあからさまな「強化」なので
そりゃそうだよね~って感じでしかなかった
やっぱりたいてい、守護裏オーキスまで込みで全処理されちゃうんだよね
やっぱり残らない、なかなか残らない
で
オーキス二陣、第三陣と連打するしかなく
融合という一手間を要する「オーキスだけでは」きめきれないという事態に陥りやすかった
そこで出番となるのが「ダーリン」で
当時、これはこれで利用者皆無だった「エンジニアドワーフ」からの「ドルオペdeckシステム」を採用することでオーキス×ダーリンともに活かされる強撃が、一般ユーザーのデッキで及ばなかった「高い勝率」を成し遂げた
まだいたのか…
ダーリン書いてて思い出した
ドールデッキでも採用されてたね