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タフタ

表面が平滑で光沢のある平織地の絹織物の一種

名前はペルシア語で「紡ぐ」「ねじって作る」

元々は絹織物であったが、後に他の素材でも作られるようになり、ナイロン製のナイロンタフタなどもある。

一般的に、リボン、女性用服地などに用いられる他、滑りが良いことから衣服の裏地、洋傘地などにも使われる。

 

タフタは美しい光沢感とドレープを生み出せる生地

もともとは、タフタといえばシルクで織られるものを指していました。しかしシルクでは欠点が多くまた高価で手に入りづらいため現在はレーヨン・ナイロン・ポリエステル・アセテートなどの素材が使用されています。

どの素材でもシルクと同等のドレープ性、光沢感を出せる!

 

 

 

 

トーガ

古代ローマで、下着であるトゥニカ(チュニック)の上に着用された一枚布の上着の名称

ヒマティオンが両性が着用できるものであるのに対してトーガは男性服

 

最大の特徴は社会制度に深く結びついていたため身分標識としての発展

共和政末期(紀元前3世紀から1世紀)には服制が定められて正式な公服となりトーガの階層分化が進んだ

 

帝政前期には、トーガは細かな形式の差異が出来、絢爛豪華なものとなった

が、庶民層では長大化したトーガの煩わしさが嫌われ徐々に衰退した

帝政末期には急激に衰退し上流階級の間にわずかに着られるのみになる

 

 

  • 肩から胸にかけての襞はウンボーと呼ばれ、もっとも重要な襞
  • 肩にかかる部分の襞はプレキンタ
  • 足元の部分の襞はラキヒア
  • 背から腰にかけての襞はシヌス

 

 

 

マラトン

ギリシャ・アッティカ地方のアテネ北東にある村

マラトンの戦い(紀元前490年)の舞台として知られており、このときの故事にちなむ陸上競技マラソンの名の由来となった

アッティカ地方最大の人造湖マラトン湖があり、アテネの水がめとなっている

 

 

 

陸上競技マラソン

マラトンの戦いに関する伝説によれば、一人の兵士がマラトンからアテナイまで戦勝の報告を走って持ち帰り、そこで息絶えたという。

兵士の名はフィディッピデス ともエウクレスとも伝えられ、伝説が真実かどうかも含めて定かではない。

陸上競技のマラソンは、長く語り継がれてきたこの伝説にちなみ近代オリンピックの開始とともに作られた競技である。 

1896年にアテネで開かれた第1回オリンピックにおいて、マラトンからアテネ競技場までの競走が行われ、これが近代マラソンの始まりである。

草創期のマラソンでは走行距離の厳密な計測はされず、おおむね40kmが目安とされた。

 

 

マラトンの戦い

紀元前490年にギリシアのアッティカ半島東部のマラトンで、アテナイ・プラタイア連合軍がアケメネス朝ペルシアの遠征軍を迎え撃ち、連合軍が勝利を収めた戦い

 

 

 

 

デトックス

解毒を意味する英語の「detoxification」を短縮した呼び名で、体内から毒素や老廃物を取り除く健康法

デトックス効果が期待できる食材を取ったり、水分を多く摂取してしっかり汗をかいたりするなどの方法がある

 

 

 

行李(こうり)

竹などを編んでつくられた葛籠(つづらかご)

直方体の容器でかぶせ蓋となっている

衣料や文書あるいは雑物を入れるために用いる道具

 

 

 

 

畦道

田と田の間の通り道

田畑と田畑の間にある細い道(歩道であり、車道ではない)

農村内の行き来を目的とした道。山道と同様に、駅や商店街には繋がらない道である

 

 

 

 

 

燕尾服

男性の夜間の礼服

裾が燕の尾のようなのでそう呼ばれる

英語では、“Evening Tailcoat”とも呼ばれる

 

18世紀、革命前夜のフランスでは自然主義の影響でイギリスの乗馬服が流行していた。その一つに長いコートの前裾が直角に切り取られ、後裾だけが長い上着があった。

この上着は「上っ張り」を意味するフロック(frock)と呼ばれた

 

19世紀のイギリスでは、紳士服には黒が流行していた。産業革命によって工場が増え、その煤煙が服にかかるため、それが目立たない黒が好まれた。

そして、19世紀中頃までは様々な色のテールコートが夜会服として認められていたが、黒が男性用の正式な服装とされるようになった

 

 

 

 

 

オマージュ(hommage)

芸術や文学において、尊敬する作家や作品に影響を受け、似た作品を創作すること

またその創作物を指す語

しばしば「リスペクト」(尊敬、敬意)と同義に用いられる

 

フランス語においては、単独では「尊敬、敬意」の意味が一般的である

英語化したhommageは、単独でも「尊敬を込めた作品」の意味で使われる

 

「オマージュ」には必ずしも似た表現がある必要はなく、作品のモチーフを過去作品に求めることを指す。

本来は騎士道から生まれた言葉であるため、モチーフに対する敬意ある親和性がオマージュであるかどうかの判断基準となる。

そのため厳密には、映画などで「単純に似たシーンがあること」を指してオマージュとはいえない。

 

 

モチーフ

動機・理由・主題を意味するフランス語の単語

絵画・彫刻などの芸術作品で、表現の動機・きっかけとなった中心的な思想・思い

物語の構成要素となる事象・出来事など