チームN、M観ました。。
去年の盛り上がりと比較しては寂し気ですが
寂し気だからこそ逆に浮かび上がって見えてくる魅力もある!
何かこう心惹かれるものがあったので書き留めていきます。
まずはチームNから
渋谷凪咲(なぎさ)エエわぁ~~~
この一言に尽きるでしょう。。
この人はホントに大忙しの売れっ子さん
東京行ってテレビ出て
大阪戻ってナンバトルして
東京行って仕事して
大阪戻ってナンバトルして…ナンバトルいらんやん。。
なんなのナンバトル…しょ~~~もなバトル?
ナンバトルが無ければどれほど移動の負担が減って楽だろう…
悲壮感漂うサブサブイベントであれなんであれ
彼女はやる側の人間であるということ
「なぎさ今めっちゃ売れてんねんでェ?」
「なぎさごっつ忙しいねんでぇ?」
「ナンバトル?そんなんやってられるかぁ~」
ではないんだよね…
彼女はどんなに忙しくたってやる人
先輩たちがそうであったように
忙しい中、忙しいことを理由にしてサボったり、やらない!ことを選択するような先輩はいなかったことを見ている
そりゃあ~、楽屋で「マジダリィ、、、」なんて愚痴の一つや二つもこぼしただろうしかしそれでもどんなに忙しくて大変でもやる!
そーゆー先輩たちの背中を見てきた後輩だからこそ
「ああ…自分もこっち側の人間でありたい」
「こういう先輩でありたい」
と思ったはずで、それを途切れさせないでさらに下の後輩へと伝える
『優しさの鬼・渋谷凪咲』の鬼気迫る怒涛の全力活動ラッシュは、「25の壁」を越えようと越えなかろうと、観る者の心にグっと刺さる熱いモノを伝えるし、「推せる時に推せ!」の最大の推しどころでもあることに改めて気付かされる
これで大切なことは?
寝不足で、フラっフラで、ダンスもボロっボロで、それでもとりあえず参加しているだけでも偉いですね~
では、ない、ということ
去年のナンバトル1の全日程終了後の感想戦で彼女が述べた言葉
「センター(なぎさ)に相応しいと思ってもらえるように努力しようと、チームのメンバーの頑張りを見て奮起させられた」
「忙しいことを理由にして、このくらいでいいや…と投げ出したり雑なままにしたくはなかった」
「なぎさのせいでメンバーの頑張りを壊したくはなかった」
と、口だけできれいごとを並べ立てて「巧いこと言えたわぁ~」なんてヘラヘラチャラチャラしているのではなくて、彼女は身を以って魅せ付けたし、だから彼女のチーム「きゅんmart」は優勝した!決勝の電流ビリヒ゛リも込みで、穴(欠陥、弱点)になるのではなくて他の(劇場公演に関して)努力しているメンバーたちの足手まといにならない、というレベルの一つ上を行く「センターに相応しいと思ってもらえるような…」という気概、心構え
去年からずっと、なにかこう渋谷凪咲の「全力姿勢」のその様が、あまりにガチで、心打たれる一方で、「ちゃんと休んでね…」と、かつての山本彩のように心配にすらさせるほど
AKBグループの劇場公演とは、所詮は程度が低くて無様でダサくて寒い、世間一般にはなかなか通じないまだまだ厳しいレベルにある
その一方で?
上手い下手を凌駕する「あんなスター、こんなスター」「メディアに出まくっているスーパースター!」を一目見ようという気持ちに駆り立てて足を運ばせる一種の魔法があるもので、渋谷凪咲がその劇場公演でしっかりやれていることの誇らしさは単推し系ファン・ヲタの垣根を越えて1つの絆で結ばせるような力があるように思えました
(全メンバーに言えることだが何にもまして)NMBをちゃんと観ている者であれば誰も渋谷凪咲を悪く言う者はいないだろうという確信と喜ばしさ
これを、こちら側がなぎさに無理やり押し付けるのではなくて、なぎさがめちゃくちゃしっかりできているから自然とこちら側に沸き起こる感情になっているという点がすごく大切
こーゆー感情を内と外(メンバー、ファン、ヲタ)に起こさせるほどの魅力とパワーを秘めた「熟成されたメンバー」が、彼女がいずれの卒業後にはいよいよピタリと止まることとなる
よく言われるのが
「NMBがヤバい」
「NMBピンチ!」
「NMBしゅ~~りょ~~」
「NMBオワタwwwww」
これらは大抵間抜けなコメンテイター恒例のセリフなので耳を貸す義理も無い…が
だがしかし?
思いを馳せて見つめるべきは
「15周年コンサート!」
「20周年コンサート!!」
こーゆー時に、「やぁやぁやぁ」「どうもどうも」「やってる?」
って、ドヤ感漂う風格で登場するOG(卒業生)たちが、結局ずっっっっっっっっっっっっと1~4期生のレジェンドたちしかいないままなのか?
先の先の○周年コンサートを見据える時、5期生から、ドラ3から、6期生7期生8期生から、「やぁやぁやぁ」「どうもどうも」「やってる?」って、ドヤ感漂う風格で登場するOG(卒業生)となれるメンバーが、だいぶ少ないかもしれないという見方
渋谷凪咲が、ここにきてより一層全力で活動しているからこそ、彼女が抜けた後の静けさを想像すると「ヤバいよヤバいよぉ」と言いたくなる気持ちも分かるでしょう?
「いつまで山本彩に頼るのだ?~第2章~」でもあるまいに。。。
第2章始まる始まる詐欺…こっちの意味での第2章は既に始まっているかもしれない…
やはり、何度も語ってきたように劇場公演だけを頑張っていても何も起こらないからして、劇場の外へ飛び出すメンバーさんが増えてほしいものです
NMB48、割とソロ曲いっぱい持ってる
これは別に秋元Pの気まぐれではなくて、得るべくして得たのだということ
クセが強くて個性豊かな女の子が集まる場所で、そんなメンバーを育てる環境も整っていると信じればこそ。。
ドラフト3期生の南羽諒(みなみ はあさ)
薮下柊の後継者?「難波の太陽」と呼ばれた笑顔が素敵なはーさ
やっぱりここ最近、蚊帳の外から見ている分に「だいじょうぶかな…」と心配になるところもあって、公演での笑顔を見るとちょっと安心できる
彼女は加入した当初から将来の夢、目指すところは
「牧場経営」
「イモトアヤコさんのような珍獣ハンター」
をあげていて、これは目立つために変わったことを言っていたのではなくて「動物と触れ合い関わるお仕事」について言っていたんだよね
そーゆーところを得始めて出来ているように思えるのでいちファンとしては嬉しくもあった
数値バトル大会を無視することは到底出来ないけれど、NMB48教本に幾度となく登場する三田麻央の精神を以って楽し気に自身の夢の実現を目指して活動してくれると嬉しいものです
劇場公演の話をすれば、やっぱりこの人の笑顔は凄い武器なのだと気付かされる
他のメンバーのつくり笑顔の不自然さが曲調や歌詞と似つかわしくない嘘っぽくて偽っぽくてミスマッチに見えて寒々しく思うことが多々あれど、なんかこの人のは自然に映ってガシっと場面場面にハマって見える魔法がある
嘘臭さがない笑顔
ダンスが上手いだ下手だと言い出したら?
かつてのSTU48のメンバーさんで、AKBグループ史上最も群を抜いた天才的技量のパフォーマーがいた、あれが大正義であり解答になってしまい、それと比較してはあともうみんな下手くそのゴ〇虫にしかならない。。
あの人のパフォーマンスを観てしまってはじゃあその他の勢は何なのだ、、、と
それはそれとして
アイドルポイントを考慮するなら、自然に映るはーさの笑顔もまた天才的スマイラーみたいな?
スイマーみたいな?
泳げはーさ、みたいな?
続きましてはチームM。。
ドラフト2期生の堀詩音
急きょ休演となったものの、MC場面でサプライズ出演!
こーゆーのはファンとしても嬉しい限りのナイスサプライズ!
何でもかんでも隠して隠して謎に包んでしまい込むのではなくて、オープンにどんどん披露して出して見せていったらエエねん…と
簡易な一歩ではあるがすごく大きな意味のある一歩だったように思えて感動してしまった私です。。
それで、あ、なんか惜しいのかも…とふと思ったのは…
MCのワンコーナー
- このトークの間ずっと
- 敬語禁止
- 英語禁止
これはいい。よくあるパターン
ここにもう一つオモローを加えて…
せっかく登場した堀詩音が?
大きなハリセンを持って
お坊さんの「喝っ!!!!!!」みたいに警策で肩あたりをベシィィっと叩くような感じで、敬語使っちゃったり英語使っちゃったりしたメンバーの頭をハリセンでド突くとか
そこそこオモロー担当が集ったチームMであるのなら、もうひと工夫ひとクセ繰り出す創意工夫(エンターテイメント性)が見てみたかった
せっかく登場した堀詩音が?
ただ登場しただけで、ラスト突然、「しおん、一発芸やってよ~」
はああああああああああああああああ?????????
真空波動拳もビックリのハアアアアアアアア”!!感
これはこれで面白い。。。
彼女もまた渋谷凪咲同様に「優しさの鬼」ですので、なかなか面白く、過激にハリセンで人の頭をド突くことができないタイプでもある
要はダウンタウンの浜田みたいにべちゅぁぁぁぁっと、ネチゃぁぁっとハリセン叩き込めるような昔で云う岸野里香とか木下百花とか?今でいうと…チームMにはそーゆー「ザ・ツッコミ!」タイプのメンバーさんがいないのかもしれませんね?チームNで云うと石田優美とかになるのかなぁ…
MCあるあるで?
な~んかフワフワヘラヘラチャラチャラして、グダグタして、だらしなく幕を閉じる系が多々繰り出される理由として、ツッコミを入れて楽し気に昇華できない「見ていてイライラする感じ」「処理されずに放置されてるヤキモキ感」があるから
ダンスパフォーマンスを観に来ているのだからそんな凝ったMCショーはいらんねん!
そんなややこしい小賢しいMCは求めてないねん!!
…と?
今年1月に卒業された7期生の折坂心春(こはたん)のアンコールガール同様に、堀詩音の休演がいつまでかはわからないけど堀詩音がMCで出てくる口実が作れるし活躍の機会(役割)が与えられるし、彼女たちが面白おかしく出来るのならば「それ、待ってました!」ってなんば式エンターテイメントの中にしっかりと組み込める
現状NMB48唯一のスーパースター候補生(センター候補)の塩月希依音(けいと)
彼女の「18の壁」についてはだれしも気になっているところだろう
あの日の薮下柊同様に、「この人がセンターをせずにアイドルを卒業していいわけがない!」と大なり小なり思うところがあるはずだ
この前の「NEXT IDOL GRANDPRIX 2022」でトリを務めたSKE48の噂の新人センターの子と比べて、見劣りしない力強さと頼もしさがあるのは今のNMBだとケイトしかいない…ように思われる
ナンバトル2「愛」によるシングルが決定していてどうやら小嶋花梨がトップを取りそうだ…と
すると次作はそれで行くとして夏~秋頃になるのかな?
今年は3作(3枚目)行くのかどうか?さすがに無理だろう…
すると次の次が、来年になるとして…
まさかまたナンバトル3「愛」を開催するわけでもあるまいに?
渋谷凪咲の卒業記念シングルという可能性は?
○○さんの卒業記念シングルが挟み込まれる責め苦
「ケイトごめんな~次よろしく~」
「ケイトごめんな~また次よろしく~」
「ケイトごめんやで~」
いつまで経っても第2章が始まらないのをNMBの伝統芸にするわけでもあるまいに。。
金子支配人…素敵な人ですね。。
NGT48の劇場支配人もこの人の太陽のような温もりのあるユーモアを持ち合わせている優し気な人であったなら、あの出来事における結果もまた違ったかもしれない…悔しくもある。。。
今回の「舞」については、全て終わった後の総評で述べようと思ったけれど…忘れないうちに書き留めておきたいことがいくつか
1回目終了時、点数は…
チームNが94+73+94=261点
チームMが93+75+95=263点
結局?
2チームによる1対1のド突き合いですから?
いきなり序盤で例えば278点と、253点みたいな差がついてはならなかった
いきなりそれだけ点差が開いては「はいはい、チーム○○の勝ね」で終わってしまう
2点差という、「さあ果たして今後どうなっていくのかぁぁ!?」「楽しみですねぇ!?」
こーゆーゲーム性にしなくちゃ盛り上がらなかった
1対1の戦いだから
もちろん?
鑑定団の値付け的に、チームNの完成度をじっくり見つめてしっかり評価して嘘偽りの無い素顔のままの絶対的評価として「261点」で、MはMで「263点」なのかもしれない…
そうだとしても?
十人十色の女の子たちが描いたのだから、こんなに見事に僅差の2点差というところに、なにかこう白々しさを感じずにもいられない
去年のナンバトル(1)の話をすれば、去年は6チームあったから、ガッツリ大差を付けて評価できた
これによって悔しさからの努力からの試行錯誤からの逆転劇があったり、メンバーの成長があった
去年のアレで?
6チームみんながみんな2点差付近の僅差だったら?
ま、次もこのままガンバローなんとかなるさ~♪
で終わっていたかもしれない…これは極端な例えでよろしくないが、点差が大きく開いたことによる劇的な展開や気持ちを奮い立たせるとか焦らせるとか、逆に大きく点を獲得できたチーム・メンバーは自信にも繋がっただろうし自分たちの努力ややって魅せたアイデアなどがしっかりと評価されたのだと思える喜びだってあっただろう
今年1月1日に「ナンバトル2開催決定!!」「舞はこうこうこういう形式での対戦だ!」って、この時点で無理があったということが分かる
4~6チームで競って戦う分には様にもなるが、1対1ともなればそれはもう雁字搦め
別に観ている方は「この対決の行方はどうなるのだろう?」「気になるな~気になるな~」なんて観ている者は皆無だろう
大切なことは?
アイドル側の方にあって、2点差と聞けば「頑張れば追い越せる!」「まだ舞える!!」と思えることも、これが変に点差が開いて
「はいもう無理~~~」
「はい終わった~~~」
「もう舞えません!舞だけに?」
となることが怖いんだよね、いちイベント、ショーとして中身そのものが破壊されてしまう
つまりこのくだりで何が言いたいかって…
もっと点差を付けろ!
と言いたいのではなくて
1対1の対戦形式になるのであれば
例えば、金子支配人プロデュース「がむしゃら公演」とか「ちゃ~やろ公演」とか「不毛公演」とか、金子支配人がセットリストを組んだナンバトル2「舞」限定のオリジナル公演であれば良かったわけだ
こーゆー角度からのオモローの演出、いちショーの魅せ方
観る側もある種新鮮で、やる側も、例えば滅多に踊らないような「なにそれ?」「何でそれ入れようと思ったん?」「金子センスないわぁ~~~毛もないわぁ。。。」みたいな曲があったりして新鮮且つ、慣れ親しんでいないモノが入り込んでいるからこそ「より上手く出来る側」を評価しやすく、観る側もチーム○○のアレが良かったよね~巧く決まってたよね~逆に良くなかったよね~なんて感じで楽しく楽しめた
この辺のもう一歩アイデアが及ばずに惜しい感じが、去年のナンバトル1からずっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとNMB48にはある…
せっかく、他がやらないような目新しいことを発見して果敢にチャレンジできているのだから
アイドルたちは一生懸命努力して頑張って盛り上げようとしているのだから
作り手の方が出来が悪くて結果悲壮感漂うイベントにしてしまうのはいただけない