マイナビニュースより
女優の戸田恵梨香が5日、都内で行われた主演を務めるTBS金曜ドラマ『大恋愛～僕を忘れる君と』(10月12日スタート、毎週金曜22:00～)の特別試写会＆トークショーに、ムロツヨシ、草刈民代、松岡昌宏、脚本を手掛ける大石静氏と共に登壇。胸元とスカートの裾がシースルーになったピンクのノースリーブワンピースで、上品な肌見せファッションを披露した。
このドラマは、若年性アルツハイマーにおかされる女医・北澤尚(戸田)と、彼女を明るくけなげに支え続ける元小説家の男・間宮真司(ムロ)の10年にわたる愛の奇跡を描く王道の純愛ラブストーリー。数々の人気ドラマの脚本を手掛け、“ラブストーリーの名手”と称される大石静が描く完全オリジナルドラマだ。
若年性アルツハイマーにおかされる難役に挑む戸田は、「こんなに難しいと感じたのはなかったかもしれないというくらい悩みながら演じている」と打ち明け、「今、2話と3話を撮っていて、よりアルツハイマーのところが描かれているんですが、どうしても感情がもっていかれちゃう。泣いちゃいけないところで泣いちゃうというのがちょこちょこあって、感情のコントロールが難しくなっています。今までそういう経験なかったの動揺しながらやっていますね」と語った。
また、共演者に惚れている部分をそれぞれ挙げていく場面では、戸田は「ムロさんの目」と恋人役を演じるムロの目と回答。「真司になったとき、表情が全然違う。真司と見つめ合っているときに『この人、心の底から信用できる』って思わせてくれる。素敵な目だなと思って見ています」と語ると、ムロは「俺じゃない、真司がね。真司の目がいいっていう…。演じているのはムロですけど」と照れながら喜んだ。
ムロは「ほとんど恵梨香ちゃんと同じシーンなので、空き時間は恵梨香ちゃんといるんですけど、何を言っても笑ってくれる。楽しくなってくるんですね。昨日一緒のシーンがあってふと気づいて本人にも伝えたんですけど、なんで恵梨香ちゃんといると楽しいかというと、笑い声のトーンがいいですよ。自分がおもしろいことを言った、自分は面白い人だと勘違いできるんです」と戸田の魅力を分析。「ちょっとしたとした成功体験を毎日させてもらっているから、この成功体験が自信となり、人前に立っても堂々としていられる部分が増えていく。こいつはいい女です!」と絶賛した。
すると戸田は「今までに何人かの方に『君の笑いで救われる』って言われたことがあるんです」と明かし、「『これで笑ってくれるんだね。絶対すべったと思ったのに、唯一君だけ笑っているね』みたいな。なんかよかったなって思います」と照れくさそうに笑った。