【衝撃】リモコンにアルカリ電池を入れてはいけない本当の理由をマンガで解説! 愚か者が陥りがちな“ | ジーコのブログ

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エキサイトニュースより

――メディア出演・公演多数のサイエンスライター、ヘルドクター・クラレ作! 正体不明のマッドサイエンティスト・喪葉夜子と、体育教師の院手らるが“世の中で曖昧にされている理科知識”を解説する理科知識対談!

【漫画はコチラ→http://tocana.jp/2017/11/post_15112.html】

らる リモコンにアルカリ電池入れると壊れるとか、言い過ぎでしょ。

夜子 もちろん100%壊れるという保証もないけど、確率的にアルカリ電池をリモコンに入れると液漏れしてリモコンが壊れることは起こりやすいね。

らる だって黒い電池よりアルカリ電池のほうが強いんでしょ? 同じ値段だったら強いほう買うよ~!

夜子 強い……って何がどう強いんだかw 確かにスタミナもパワーもアルカリ電池のほうが遙かに上。確かに使える放電量はマンガン電池よりアルカリ電池は倍くらいあるから「強い」わね。

単三 アルカリ電池 20度 100mA消費:20時間
単三 マンガン電池 20度 100mA消費:6.8時間
(Panasonic調べ)

らる えー! じゃあマンガン電池はやっぱ損なんじゃん!

夜子 落ち着け愚か者。マンガン電池は放電量が少なければ、1.4倍の差しかない。ぶっちゃけ1年2年とかの長時間だと、マンガンとアルカリの持ちはほぼ同じくらいと考えてもいいだろう。

単三 アルカリ電池 20度 20mA消費:140時間
単三 マンガン電池 20度 10mA消費:100時間
(Panasonic調べ)

らる えー、でもなんか騙されてる気がする。…

夜子 さっきも言ったように、アルカリ電池は使用時間が長いほど液漏れを起こしやすい。しかも漏れて出てくるのは強アルカリの腐食性の高い液体。一方マンガン電池は液漏れしにくいし、出てきても少量の腐食性の低い塩が沸く程度。端子が痛みやすいのはどっちかといえばアルカリ電池のほうが圧倒的に罪深いことが多い。だからアルカリ電池はリモコンや時計みたいなじわーっと長く電気を使う機械に使っちゃいかんのだ。分かったか!

※イメージ画像は、「pixabay」より

 

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